比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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約束のデート

 

 

カレンside

 

 

カレン「♪~♪~ほら~早く早く~!」

 

八幡「ったく、元気な奴だな。」

 

アヤベ「………」

 

八幡「済まないな、カレンの奴が少し強引に誘ったんだろ?」

 

アヤベ「いいえ、少し行ってみたい所もあったから。」

 

八幡「そう言ってくれると助かる。」

 

カレン「お兄ちゃ~ん、アヤベさんもこっちですよ~!」

 

八幡「分かった……ってそこウマスタ専用の休憩所じゃねぇか。」

 

アヤベ「そんな所に行くわけ無いでしょう。」

 

カレン「えぇ~写真は撮らないからいいじゃないですか~。」

 

 

聖蹄祭から1週間後の土曜日。カレン達は今、お出かけ中なんだっ♪お兄ちゃんと約束したデートなんだけど、今日はその日!アヤベさんもお誘いして3人でお出かけする事にしたんだ~。

 

 

カレン「ウマスタには上げませんから、ね?」

 

アヤベ「……はぁ、少しだけよ。」

 

カレン「ここのお店のジェラートを頼んで一休みしましょう?」

 

アヤベ「何があるのかしら?」

 

カレン「例えば……あっ、1番人気は生チョコ&クッキークリームみたいですよ!」

 

アヤベ「……ブルーレモンにするわ。」

 

カレン「じゃあカレンはいちごにしよっと♪お兄ちゃんは?」

 

八幡「………おっ、じゃあ俺はこのマッ缶にする。」

 

 

まっかん?って何だろう?見た目は茶色だけど……チョコなのかな?

 

 

アヤベ「貴方、もしかしてアレを飲んでるのかしら?」

 

八幡「こっちに来てからは飲んでないな。まぁこの前帰省した時は飲んだが、少し甘過ぎると感じたな。これも歳のせいかね?」

 

アヤベ「貴方、まだ20代でしょう?そんな年寄りみたいな事を言わない方がいいわよ?」

 

カレン「あの~アヤベさんはまっかんっていうのを知ってるんですか?」

 

アヤベ「えぇ……1種のコーヒーなのだけれど、飲む事はオススメしないわ。」

 

カレン「とっても苦いとかですか~?」

 

アヤベ「逆よ。とはいっても、コーヒーに練乳を混ぜた飲み物だけど。」

 

カレン「……何だか、とっても甘そうなコーヒーですね。」

 

八幡「まぁ、少し味覚が変わったから甘過ぎるって思ったけどな。」

 

 

「お待たせしました~。」

 

 

あっ、待ってました~♪

 

 

カレン「一口だけ分け合いませんか?」

 

八幡「お前、さっきのアヤベの説明聞いておいてよくそれが言えるな?甘過ぎてもう食えないってなっても食べてやんないからな?」

 

アヤベ「私も。それと食べるなら2人だけでやってちょうだい。私は遠慮しておくわ。」

 

カレン「えぇ~その方が美味しいと思ったのに~。」

 

八幡「まぁお口直しにブルーレモンは良いかもしれないが、いちごとマッ缶じゃそうはならないかもな。」

 

 

結局、まっかんってどんな味がするんだろう?お兄ちゃんも食べてからは『まぁ、このくらいなら。』って言ってたけど、本物はもっと甘いって事?

 

 

ーーー数分後・大型ショッピングモールーーー

 

 

アヤベ「………」ツップシ

 

八幡「なぁ、アレって何してんの?」

 

カレン「品定め、かな?」

 

八幡「アレが品定め?ただ普通に堪能しているようにしか見えないんだけど?」

 

アヤベ「……ダメね、トレーナーさんの部室にあるクッションに比べたら劣るわ。」

 

八幡「カレンは何か欲しいのは無いのか?」

 

カレン「カレンも部室のクッションで充分かな。でもあのクッション本当に触り心地も寝心地も良いからそのまま寝ちゃいそうになるよね~。」

 

八幡「北海道では良い買い物をしたもんだ。今でもあのお茶取り寄せてるし。」

 

カレン「そうなんだ~!ねぇねぇ、カレンにも1本ちょうだい?」

 

八幡「別にいいぞ。っていうかアヤベは……次のクッションに行ってるな。」

 

アヤベ「………」ツップシ

 

カレン「……アレで分かるのかな?」

 

八幡「………さぁ?寮ではどうなんだ?」

 

カレン「お兄ちゃんから貰ったクッションに顔を埋めてるよ?」

 

八幡「今と全然変わらねぇじゃねぇか……」

 

アヤベ「……これもダメね、☆2が良いところかしら?」

 

 

八幡(おい、勝手に商品レビューし始めたぞ?その個人評価、自分の心の中だけに収めておけよ?間違っても店員さんとかに言うなよ?)

 

 

ーーー数分後・カフェーーー

 

 

アヤベ「私はこのふわトロオムライスにするわ。」

 

八幡「……なぁ、ちょっとだけさっきの余韻が残ってるんじゃないのか?」

 

アヤベ「何の事かしら?」

 

八幡「……うん、何でもない。じゃあ俺は……このドリアにするか。」

 

カレン「じゃあカレンはこのホットサンド~♪ねぇお兄ちゃん、このスイートポテトもいい?」

 

八幡「お前、さっきジェラート食べたよな?食えるのか?」

 

カレン「うん、大丈夫っ!」

 

八幡「ならいいけどよ……じゃあ注文するか。」

 

カレン「えへへ、楽しいですね。3人でお出かけっ♪それに3人で居る事はそんなに珍しい事では無かったですけど、お出かけは初めてですもんね。」

 

アヤベ「……確かにそうね。学園でもよく会うし、トレーニングが終わった後には部室にお邪魔させてもらっているわね。」

 

八幡「まぁアヤベに関しては理由は分かってるけどな。あのクッション、本当にやるぞ?」

 

アヤベ「何度も言うけれど、買った時の値段を聞いたからくださいなんて言えないわ。」

 

カレン「でもアヤベさん、部室から出る時すっごく名残惜しそうにしますよね?お兄ちゃんから譲ってもらったらどうです?」

 

アヤベ「だからそんな事は出来ないわ。」

 

 

アヤベさん、本当に律儀なんですから~。お兄ちゃんならそんな事気にしないのに~。

 

 

 

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