比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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あ〜んとクレーンゲーム

 

 

アルダンside

 

 

兄様とのショッピングを楽しんでいる内にお腹が空いてきた私達は店内にある喫茶店へと足を運び、昼食を楽しんでおります。兄様の今の格好は、普段の服装と違って少し垢抜けたような服装をしています。スマートカジュアル、とでもいうのでしょうか?

 

いつもの雰囲気よりも柔らかさが出ていてとても良い印象です。それに最近では眼鏡も着け始めて、兄様自身も仰っていた目もかなり中和されているように見えます。

 

 

八幡「昼食ってこんな所で良かったのか?もっと良い店あったと思うが?」

 

アルダン「いえ、兄様と一緒に過ごすからこそ意味があるのです。それに、兄様と一緒でしたらお店なんて関係ありません。」

 

八幡「そうか……ならいいが。」

 

アルダン「兄様も無理はなされていませんか?」

 

八幡「無理?何でだ?」

 

アルダン「ショッピングをしている時にお気付きになられたと思いますが、私の気になっている所に進んで入店してくださったので。」

 

八幡「あんなの無理の内に入んねぇよ。寧ろお前ももっと言ってくれていいんだぞ?」

 

アルダン「で、では兄様は私にもっとわがままを言ってもいい、と?」

 

八幡「まぁそういう事だ。」

 

アルダン「……わがまま、ですか。どのような内容がいいのでしょうか?」

 

八幡「それはお前次第だ。」

 

 

わがまま………何が良いんでしょうか?兄様には普段からお世話になっています。そんなお方にご迷惑や負担になるような事はあまりしたくはありません。

 

 

彼女「はい、あ〜ん♪」

 

アルダン「っ!」

 

彼氏「あーん……うん、美味い!」

 

彼女「ふふっ、じゃあ私にもしてよ〜。」

 

彼氏「分かってるって。じゃあほら、あーん。」

 

彼女「あ〜ん……んん〜美味しっ♪」

 

 

………ああいうのでもいいのでしょうか?

 

 

アルダン「あの、兄様……思いついたのですが、兄様がしてくれるかどうか………」

 

八幡「何だ?」

 

アルダン「その……お料理を食べさせては、もらえないでしょうか///」

 

八幡「………お前がそんなお願いをするなんてな。」

 

アルダン「あっ…いえ、兄様がお嫌でしたら勿論、断っていただいてもよろしいので。」

 

八幡「いや、別にいいぞ。だがその前に注文をしないとな、何がいい?」

 

アルダン「では、このケーキを。」

 

八幡「分かった。」

 

 

兄様はベルを鳴らしてから私の選んだ品を注文してくださいました。しかし意外です、兄様なら少し難癖をつけて断ると思っていたのですが………

 

 

店員「お待たせしました〜。」

 

アルダン「まぁ、美味しそう。」

 

店員「では、ごゆっくり〜。」

 

アルダン「……で、では早速、お願いします!」

 

八幡「そんな緊張すんなよ……じゃあアルダン、口を開けろ。」

 

アルダン「あ〜ん………」

 

 

……どうした事でしょう?ケーキの味以外にも、何か温かい物が流れてくるような感じです。とても心地の良い、ずっと浸っていたい、そう思わせるような優しい温もりが全身に巡って………

 

 

アルダン「とても、美味しいです///」

 

八幡「そうか。」

 

アルダン「あの、もう一口頂いても?」

 

八幡「一口どころかまだまだあるけどな。」

 

アルダン「あ……そ、そうでしたわね///」

 

 

一方、カフェ店内の別席では………

 

 

ドーベル「ア、アルダンさん……顔赤い。ていうか、こっちまで恥ずかしくなってくる///」

 

ブライト「お姉様のあのようなお顔は初めてですわね〜。とても新鮮ですわ〜。」

 

パーマー「ホント、あんなアルダンさんは初めてだね〜。ていうかまだ続いてんの?」

 

ライアン「マックってばケーキ1つで感化されちゃってるよ!」

 

マックイーン「んんぅ〜美味しいですわ♪」

 

 

ーーー食事後ーーー

 

 

アルダン「申しわけございません兄様、ご馳走になってしまって。」

 

八幡「気にすんな。こういう時くらい男にカッコ付けさせろ。それに、あのまま居ても居心地ちょっと悪かったしな。客増えてたし。」

 

アルダン「そうでしたわね。さて、お次は何処に参りましょうか?」

 

八幡「ふむ……この中は粗方見ちまったからなぁ。ゲームセンターでも行ってみるか?」

 

アルダン「ゲーム、センター?」

 

八幡「こっちだ。」

 

 

私は兄様に案内されてゲームセンターへと来ました。そこには色々な色や光を発している機械が所々にありました。此処がゲームセンター………

 

 

アルダン「何処か、別の世界に来たみたいですわ。」

 

八幡「ヘリオスやパーマーとかならよく来るかもな。今度聞いてみたらどうだ?」

 

アルダン「はい、そうします……あら?」

 

八幡「どうした?」

 

アルダン「いえ、あの箱の中に私のお人形さんが置かれていましたので。」

 

八幡「あぁ、パカぷちの事か。アレは限定版だな、メジロ家のウマ娘だけのパカぷちが入ってるクレーンゲームだな。」

 

アルダン「まぁ!では皆さんを救って差し上げませんと!兄様、やり方を伝授してはくださいませんか?」

 

八幡「あぁ、いいぞ。まずはココにーーー」

 

 

兄様からやり方を教わりましたので、頑張って皆さんを救い出しましょう。ですが、我々を模した人形ですか、可愛らしいですわ。

 

 

 




ーーーおまけ、その2ーーー


パーマー「ゲーセンじゃん、ヘリオスとネイチャとかとよく来るんだよね〜。」

ドーベル「それよりもあの2人、あの箱の前にいるけど?」

マックイーン「何をしているのでしょう?」

パーマー「アレはクレーンゲームだね。クレーンを動かして中の景品を取るゲーム。マジムズのゲームの1つ!」

ライアン「へぇ〜そんなのもあるんだ。今度アイネスと来てやってみようかな。」

ブライト「アルダンお姉様、頑張ってくださいませ〜。」

生焼け肉「見張りながらでもいいから、何かやってきません?」

パーマー「良いね!んじゃとりまプリ撮らない?」

生焼け肉「いやそれじゃ見張れない!!」

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