比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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年始お出かけ

 

 

戸塚side

 

 

年が明けてから2日目の朝。僕は昨日と同じ時間に八幡と一緒にトレーニングをしたんだけど、八幡はやっぱり凄い……小学生用に調整したトレーニングでも凄い負荷だった。対象がウマ娘だからかな、運動している僕でも正直辛かった……

 

 

戸塚「はぁ~サッパリした!八幡、今日も凄く有意義な時間だったよ!早速僕なりにメニューを作ってみるから、出来上がったら確認してもらえるかな?」

 

八幡「あぁ、構わない。」

 

ママ「ところで比企谷さん達は3日まで居るのですよね?明日は一緒にお出かけしませんか?初詣にお買い物と色々と見て回りたいと思いますし。」

 

尚人「そうですね……せっかくの東京だし、色々と見て回りたいな。お前や小町はどうだ?」

 

凛「私も行きたいわ。」

 

小町「小町も小町もっ!洋服とか色々見てみたいっ!カレンちゃんと姉ちゃんと選んで買いたいかもっ!」

 

八幡「……?」

 

凛「久々にママさんともショッピングするのも良いわね。」

 

ママ「そうですねっ!」

 

尚人「八幡はどうだ?」

 

八幡「あぁ~悪い親父、先約が出来た。俺の先生からお誘いがあってな、済まないがそっちに行く。」

 

カレン「お兄ちゃんの先生?」

 

戸塚「会ってみたいなぁ~どんな人なの?」

 

八幡「めっちゃ厳しい人、けど優しい人でもある。」

 

小町「ふぅ~ん……何処で会うの?」

 

八幡「六本木。」

 

凛「六本木ねぇ~……え?」

 

パパ「六本木っ!?そんな所に行くのかいっ!?」

 

八幡「先生からの招待なので。」

 

弟「ねぇ、何でこんなに驚いてるの?」

 

姉「六本木はこの都内で高級ブランド店や高級レストラン、高層ビルが建ち並んでる場所なの。そんな場所で待ち合わせしているのですか?」

 

八幡「あぁ、まぁそういう事だ。先生は突拍子も無くこういう事をするのが好きな人でもあってな。」

 

パパ「ち、因みに何処で待ち合わせを?」

 

八幡「六本木ヒルズの中のレストランって言ってましたね。」

 

小町「ヒルズの中っ!?何でそんな所で待ち合わせっ!?」

 

八幡「俺に聞くな、先生に聞け。」

 

凛「それと……どのお店なのかしら?」

 

パパ「そ、そうだ!六本木ヒルズの中は色々なレストランや飲食店がある。トレーナーさん、お店の名前は言っていたかい?」

 

八幡「はい。確か……【ラ・クッチーナ】って言ってましたね。」

 

パパ「【ラ・クッチーナ】だね?えっと~………………」

 

カレン「……え、何?どうしたのパパ?」

 

パパ「………六本木ヒルズの51階のイタリア専門店。しかも会員制の高級レストラン。」

 

 

………え?

 

 

八幡「うわぁ~先生マジかよ、そんな所の会員にもなってたのかよ。」

 

小町「いやいやいやお兄ちゃん、何でそんなにリアクション低いのさっ!?六本木ヒルズの会員って年間で200万円くらいお金がかかるんだよっ!?」

 

八幡「……まぁ先生ならそのくらいはお小遣いレベルだな。」

 

 

どんなお金持ちなの(だよ)、八幡(トレーナーさん)(お兄ちゃん)(息子)の先生はっ!?

 

 

八幡「そういうわけなので俺は六本木に「ちょっと待ちなさい!」……え?」

 

凛「大学生の時に貴方の面倒を見てくれていたのでしょう?なら親としてご挨拶に伺いたいわ。」

 

八幡「……ちょっと待ってくれ、先生と相談してみる。」

 

 

その後八幡は先生と電話をしていたんだけど、普通の人でも入れる場所もあるみたいだからそこで落ち合う事になった。流石にレストランの中に入るのは無理だったみたいだけど。

 

 

ーーー六本木ヒルズーーー

 

 

小町「こ、此処が六本木ヒルズ……すっご。」

 

凛「広いわね~。」

 

八幡「先生は……あっ居た。」

 

 

……ひょっとしてあの身長の高い栗毛のウマ娘の人かな?

 

 

八幡「先生、お待たせしました。それと、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」

 

タリアト「来たか八幡、明けましておめでとう。それで、後ろに居るのがお前の担当ウマ娘とそのご家族の方達か。」

 

八幡「はい、紹介します。自分の父と母と妹です。そしてこっちに居るのが担当ウマ娘のカレンチャンとそのご家族です。」

 

凛「初めまして、八幡の母です。面倒を見てくださっていたと色々と愚息から聞きました。用意出来る物が何もありませんが、お礼をさせてください。ありがとうございます。」

 

タリアト「何、礼には及ばない。私が世話をしたくてしただけだ。それに私としても良い時間を過ごさせてもらった。礼を言うのはこちらも一緒だ。そして……君が八幡の担当か、去年のスプリンターズSは観ていた。見事な走りだったぞ。」

 

カレン「あ、ありがとうございますっ!」

 

タリアト「八幡から聞いているかもしれないが、私はあまり世間に名を出したくない。名乗るべきなのだろうが、伏せさせてもらう。」

 

パパ「い、いえいえ!こちらから無理を言って会わせていただいたのですから。」

 

尚人「パパさんの言う通りです。ご挨拶出来ただけでも充分ですので!」

 

タリアト「済まないな。八幡を借りるのと名を名乗れない詫びというわけではないが、お年玉を渡そう。この時期は何かと出費が多い、それに良い福袋とも出会えるかもしれないからな。遠慮せず使ってくれ。」

 

凛「す、すみません。ありがたくいただきます……」

 

タリアト「うむ。では八幡、行こうか。」

 

 

そう言って先生さんと八幡はエレベーターのある方に歩いて行ったんだけど、会員専用エレベーターだって……それで八幡のお母さんが受け取った先生さんからのお年玉なんだけど、茶封筒がすっごく分厚いのは気にしない方がいいのかな?

 

 

 

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