比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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今年の戦果

 

 

八幡side

 

 

うぅ~んどうしよう、ちょっと想定外だ……予想以上に貰ったチョコの量が多い。1週間で食べ切れるかどうか分からなくなってきた。昼休みには同期1と最初に俺に渡してくれたウマ娘から貰ったチョコを食後のデザートとして食べたんだが、その食事の最中にもバレンタインのお菓子を貰ったから数はマイナスどころかプラスだ。今夜もきっとチョコを食べる事になるのだろうが、今日だけでも最低1割は食べないとダメだよな。えっと、今の時点で貰った数が………マジか、20個超えてる。それを7日で計算すると、1日3~4個食べないと間に合わねぇ。

 

 

八幡「けどまだ1日は終わってないから、分からないんだよなぁ~……」

 

 

コンコンコンッ

 

 

八幡「?どうぞ。」

 

ライス「し、失礼しま~す。」

 

ラヴ「こんにちはトレーナーさんっ♪」

 

八幡「……どうしたんだ?」

 

ライス「えっとね、ライス達お兄様にバレンタインのチョコを渡したくて此処に来たんだ。受け取ってもらえるかな?」

 

八幡「此処まで来てくれた相手にチョコを突っぱねるような趣味の悪い大人に見えるか?喜んで受け取る。」

 

ラヴ「トレーナーさんならそう言ってくれると思ってたわ♡はいコレ、ハッピーバレンタインッ♪」

 

ライス「ハッピーバレンタインッ。」

 

 

………ちょっと待ってライス。まさかとは思うがその手提げ袋がそうなのか?ラヴのは大体【き〇この里】くらいの大きさなのだが、ライスのはケーキ1ホールが入るくらいの大きさなんだけど………

 

 

八幡「あぁ、ありがとう………ところでライス、この袋の中に入ってる箱がそうなのか?」

 

ライス「うん、そうだよ?」

 

八幡「ちょっと中身が気になるから開けてみてもいいか?」

 

ライス「ちょっと恥ずかしいけど、いいよ。」

 

 

………おぉ~すげぇ。なんという存在感。

 

 

ラヴ「わぁ~凄いですね~。コレ、ライスさんが1人で作ったんですか?」

 

ライス「う、うん。ちょっと大変だったけどね。」

 

 

ライスが俺に作ってくれたのはケーキなのだが、俺の予想通り1ホールケーキだった。しかもそれだけじゃない、青いバラがたくさん乗せられたチョコケーキだった。凄い、1日に3~4個計算がガラガラと崩れ落ちてった。これは1日に3~4個と1切れになったよ。嬉しい、嬉しいよライス。だけどな、今じゃない……

 

 

八幡「……普通に凄ぇな、コレ。」

 

ライス「お兄様に美味しく食べてほしいから、一生懸命作ったんだ。」

 

八幡「ありがとうな、大事に食べる。(そんな暇は無いと思うが。)」

 

ラヴ「私のもちゃんと味わって食べてねっ♡」

 

八幡「あぁ、そうさせてもらう。」

 

 

そして俺は貰ったチョコを持参しながら部室へと向かった。部室の鍵は開けてあるから、きっとカレンは既に中に居るだろう。

 

 

八幡「カレン~中に居るか~?」

 

カレン『居るよ~どうぞどうぞ~!』

 

八幡「ん、じゃあ入るぞ。」

 

カレン「はい、お兄ちゃん!ハッピーバレンタインッ♪」

 

八幡「お、おぉ……ありがとう、急に来られるとビックリするだろ。」

 

カレン「えへへ~……っ!その袋ってもしかして全部チョコ?」

 

八幡「お察しの通り、全部チョコ。これでもメニュー作ってる合間や昼食後のデザートに食べてたから減らした方だ。」

 

カレン「随分と貰ったんだね~。流石お兄ちゃん、モテてるねぇ~。」

 

八幡「勘違いすんな、俺にありがとうって意味でのチョコだって分かってんだろ?」

 

カレン「まぁねっ♪カレンもそうだけどっ!」

 

 

そうじゃない奴ってそもそも居るのか?いや居ないよな、そうだったらもっとマジなチョコ作ってくるよな。え、ライス?いや、あれは違うんだって。何が違うのかはよく分からんが違うんだって。アレがアレだからとにかく違うって。

 

 

ルビー「失礼致します。比企谷トレーナー、カレンチャンさん、お疲れ様です。」

 

カレン「あっルビーさん、お疲れ様です。」

 

八幡「おう、お疲れさん……何か疲れてるか?」

 

ルビー「っ……すみません、顔に出ていましたでしょうか?」

 

カレン「いやいや、全然分かりませんでしたけど!?何で分かったのお兄ちゃんっ!?」

 

八幡「いや、何となくだ。まぁ何となく予想はつくけどな。ヘリオス辺りがしつこかったんじゃないのか?『お嬢、ウチお嬢にチョコ作ってきたから食べて~っ!!』みたいな感じで?」

 

ルビー「………」

 

八幡「肯定と受け取らせてもらう。」

 

ルビー「以前から突発的なご予定等を提案するのは控えてほしいとお伝えしているのですが、受け入れてくださらなくて。」

 

八幡「まぁアイツが細かいところを調整出来るとは思えないしな。」

 

ルビー「それよりもトレーナーさん、こちらをどうぞ。本日はバレンタインデーなので、トレーナーさんにお渡ししようと思っておりました。」

 

八幡「……これはまた随分と高級そうな包みだな。」

 

ルビー「懇意にしているお店からお取り寄せしましたので、見た目は勿論味の保証も致します。」

 

八幡「ありがとう、大事に食べさせてもらう。それじゃあトレーニングの話をするぞ。」

 

 

その後、最終的に貰ったチョコは30個を超えてしまい、1日に4~5個と1切れ食べないとマズい事になってしまったのと、俺の貰った数を聞いた同期2が口を開きながら白目を剥いて自室へと戻って行った。

 

 

 

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