八幡side
ブエトレ「そういえば比企谷、現時点での3人ってどんな感じなんだ?大まかな報告は聞いてるけど、具体的なところまでは聞いてなかったから少し気になってたんだ。」
『そうだそうだ!詳しく説明お願いっ』
『総監督……いや総督、3人の調子は?』
『ついでにカレンチャンの調子も教えてくれると助かります!』
『総監督の女性の好みも答えてくれるともっと良しっ!』
八幡「そうですね……トランはダートの適性があるのは分かってたから良い走りをするのは期待していたので、現状では文句は無いというのが答えです。6ハロンのみでの走りもカレンと大して着差の無い走りが出来ているので、追い比べでも粘り強い走りが出来ると思います。ブエナは初めてのダートレースという事で少し動きが固くなっているのが目立つという感じですが、幸いな事にドバイでは去年からダートからオールウェザーが施行されていますので、その辺りはあまり考えなくていいと思います。」
ブエナ「オールウェザー?何ですかそれ?」
八幡「簡単に言うと人口で作られたバ場の事だ。お前達も分かっていると思うが、芝とダートは当然手入れはされているが、あれは全部自然で出来ているものだ。芝の問題点から説明するが、例として欧州ではレースを重ねる度に芝の状態が悪くなって、ウマ娘の故障に繋がったり、内コースの見栄えの悪さが出てくるという欠点がある。それに対してダートはならせば元に戻す事は出来るが、あまりにも酷い雨によって出来る水溜まりや砂埃でウマ娘の健康を損なうという恐れがある。その懸念点があって研究して開発されたのがオールウェザーだ。この馬場は見た目こそ砂のように見えるが、自然物と違ってクッション性のある作りが特徴で、雨が降っても水はけが良く砂埃が出る事も少ないという利点がある。だからダート適性の無いウマ娘でも走りやすい作りになっている。これまでのダートが力の必要なバ場とするならば、芝の良いところを付け加えたダートって考えるのが良いかもな。」
ブエナ「へぇ~!それじゃあ今走っているこのダートよりも走りやすいぅって事ですか?」
八幡「ブエナとピサにとってはそうだろうが、トランはあまり変わらないだろうな。ただやっぱりバ場の感覚は絶対に掴んでおいた方が良い。知ってるのと知らないのとでは大きな違いがあるからな。」
ブエトレ「そっか……勉強になった!んでピサは?」
八幡「ピサについては正直驚いています。現時点ではダートでのトレーニングをメインに行ってますが、余分な力を使わずに走っているので動きが軽いんですよね。調子のみで言うのならまだ中の下ってところですが、このペースならドバイまでには間に合いそうではあります。まぁそれはトランとブエナの2人も同じ事が言えますが。」
先輩4「つまり今のところは順調って事だな?」
八幡「そうですね、残り4日間でそれなりの状態に持って行く事は可能です。後はドバイの現地での調整次第って感じですね。」
カレン「皆、お兄ちゃんの説明どうだった?分かりやすかった?専門用語ばかりで分かりづらくなかった?」
『分かりやすかった!』
『流石総督!』
『素人の私でも分かりやすかった!』
『後は総督トレーナーの好みの女性だ!』
カレン「お兄ちゃん、皆分かりやすいって!それとお兄ちゃんに好みの女性の事を聞いてるけど、これは?」
八幡「スルーだスルー、俺の好み知ってどうすんだよ。誰1人として得しない情報を教えて何になるんだよ。」
そして今日のトレーニングも終了して、俺達は帰路に着いた。この前のレースは中止で終わったのだが、今週は予定通りレースを行う事になっている。だが中山レース場の損害が大きくなっているから、ナカヤマレース場の開催を全て東京レース場に移して開催する事になっている。
カレン「トレーニングは終わったけど、まだ配信は終わってないですからね~!トレーニング後の雑談タイムッ♪トランさんはガジェット系がとっても詳しくて、この前も最新のスマホで写真を撮ってもらったんだ~!その時の写真は次のウマスタで投稿するんだけど、どうやって新しい情報って手に入れてるの?」
トラン「気になっちゃう~?まぁあたしの場合は最新情報が入ってくるようにしてるんだよね。まぁでもお小遣いが足りなかったりで買えなかったりもするけどね~。」
ブエナ「やっぱり画質とか機能とかって全然違います?」
トラン「そりゃ最新型だからね~。」
ピサ「私は普段からあまり写真を撮るという事はしませんので、この遠征を機に写真を撮ってみる事にしてみましょう。」
トラン「ピサのスマホって何使ってんの?」
ピサ「普通のスマホだと思うのですが、何か問題がありますか?」
トラン「あぁ~……うん、確かに普通のだけど、このタイプってもう3~4年前だよ?買い替えた方が良いと思うよん?」
ピサ「そうなのですか……ですがあまり不便に感じた事は無いので、このままでも良いかと。
八幡「っていうか何で俺はお前達の送り迎えをしてんの?ついて来てほしいってカメラマン替わりってどういう事だよ。」
カレン「だってスマホを持ちながらの撮影って大変なんだよ?ちょっとでも可愛いカレン達を映せた方が良いでしょ?」
八幡「まぁ、そういう事にしておこう。」
トラン「カレンのトレちゃん、ポッキー食べる?今なら特別に食べさせてあげるよぉ~?」
八幡「やらんでいい。」