比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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久しぶりのコラボ

 

 

八幡side

 

 

ドバイ遠征組のトレーニングを初めて5日。他のコース場の点検が終了した事で、本格的にコース場の使用許可が下りるようになった。それはもう他のトレーナー達からの使用申請が多かった。駿川さんは大変だろうが頑張ってもらう他無いだろう。ルビーとの併走も遠征組とのトレーニングが終わったら再開する予定だ。今はルビーもお家事情とかで忙しいみたいだしな。

 

そしてそんな俺は今、学園のカフェテリアに居る……のだが、スマホの画面の前に立っている。

 

 

ラヴ「ラヴミー♡ラヴユー♡ラヴズオンリーユーで~す♡そして~……」

 

カレン「カレンチャンで~す♪最後にぃ~……」

 

八幡「何故か2人の間に挟まれているトレーナーの比企谷です。」

 

カ・ラ「コラボ配信~♪」

 

 

………っというわけらしい。俺はこれからコラボ配信に出演するらしい……何で?

 

 

八幡「じゃあ俺はこの辺で「何言ってるのお兄ちゃん?」え?「トレーナーさんもちゃんとお喋りするのよ?」えぇ~……何で?俺要る?ほらコメント見ろよ。」

 

 

『ズルいぞトレーナー!!そこを替われっ!!』

 

『カレンという子が居ながら何をしているんだ総督っ!!?』

 

『浮気だろっ!?浮気なんだなっ!?浮気なんだろうっ!!』

 

『俺達のラヴにまで毒牙をかけるなっ!!』

 

『今からそっちに行くからその席を空けておけっ!!』

 

 

八幡「ほら、何でかは分からんが俺が凄い叩かれまくってる。張り手から木の板、木の板から木刀、木刀から棍棒にグレードアップしてんだけど?」

 

ラヴ「大丈夫よトレーナーさん、ちゃんとお話すればきっと分かってもらえるわよ。」

 

八幡「そうかねぇ?まぁあまり期待はしないでおこう、んで今日は何でコラボ配信?」

 

カレン「久しぶりにお話しようよってなったんだ、レースの事もそうだけど日頃の事もお話したいってなったんだ。」

 

ラヴ「カレンさんのレースのお話とかも色々聞きたかったので。」

 

八幡「それなら本当に俺要らないでしょ。何で俺をセンターにしたわけ?俺、レースで勝ってないんだけど?」

 

カレン「だってお兄ちゃんはトレーナーさんだもんね~♪」

 

ラヴ「ね~♡」

 

 

いやいや、全然理由になっとらんけど?

 

 

ラヴ「じゃあ早速お話していきましょう~♡でも何からお話しましょうか?」

 

カレン「そうだね~……あっラヴちゃんはさ、自分でお料理するでしょ?やっぱり自分でカロリーとか計算してるの?」

 

ラヴ「そうですね、色々としてますよ。特にトレーニングをお休みした日とかは気を付けてますね。お菓子とかも作りますよ。」

 

カレン「お兄ちゃんと一緒だ~、お兄ちゃんもお菓子作れるよね。」

 

八幡「簡単なのだけどな。」

 

カレン「またまたそんな事言って~。皆見て、このお菓子。コレ、全部お兄ちゃんの手作りクッキーなんだよ。」

 

 

『は?嘘でしょ?コレ手作りなん?』

 

『普通にレベル高いんだけど。』

 

『市販のかと思った……手作りってどういう事?』

 

『トレーナーさんだけは料理の出来ない同志だと思ってたのに……私を裏切ったな?』

 

 

八幡「何だろう、この超アウェイな空間は?俺、本当に退散していい?」

 

ラヴ「大丈夫よトレーナーさん、ラヴ達は味方だから!」

 

八幡「そういう事言ったらまたコメント欄荒れるからやめてね?もう手遅れだけど。」

 

カレン「じゃあこれ以上荒れないようにする為にもお次の話題~!ラヴちゃんは担当したいトレーナーさんの条件って何かある?」

 

ラヴ「そうですね~。コレっていう絶対条件があって、私のこの活動を許可してくれて、理解のある人ですね。私にとってはとっても大事な事なので。」

 

カレン「あぁ~そうだよね。カレンもウマスタ辞めてトゥインクルシリーズに専念しろってトレーナーさんに言われたら、そのトレーナーさんとは担当したくないかも。遊びでやってるわけじゃないからね~。」

 

ラヴ「そうなんですよ、こっちは真剣ですから!」

 

 

まぁそうだろうな、カレンも1日だって欠かさずにウマスタの投稿してるし。

 

 

カレン「そういえば今更なんだけど、お兄ちゃんはこういう活動とかってどう思ってるの?」

 

八幡「俺か?俺は別に何とも、個人の自由だしな。まぁ制限は設けさせてもらうけどな。例えばトレーナー室ではアップしないとか、個人情報が多い場所で写真を撮らないとか、そういう部分では徹底しているかもな。実際これまでそういうトラブル起きてないし。」

 

カレン「うん、お兄ちゃんはそういうの厳しいかも。でもそのおかげでカレンも身の回りは気にするようになったよ。」

 

八幡「まぁラヴはまだ担当トレーナーが居ないからその辺りを気にする事が少ないだろうが、撮影する時は気を付けた方がいいかもな。」

 

ラヴ「分かったわ、気を付けてみる!ふふ、私もお兄ちゃんって呼んじゃおうかな?」

 

八幡「止めんか。」

 

カレン「でもライスさんには呼ばせてるよね?」

 

 

『トレーナーさん、もしかしてそういうご趣味が?』

 

『………良い趣味をお持ちで。』

 

『アレだ、凄いトレーナーってやっぱクセがあったりするんだな。』

 

『トレーナーや総督じゃなくてお兄さんって呼んだ方がよき?』

 

 

ほら、また反応してきたよ……普通にトレーナーでいいから。総督とかやめてくれ、特にお兄ちゃんなんて顔も知らない奴から呼ばれたくねぇ。

 

 

 

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