比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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お出かけ終わりとお土産

 

 

八幡side

 

 

数十分してアルダンは目を覚まし、俺達は帰路に着いている。俺も久しぶりに何も無い外出をしたからか、あまり味わった事の無い疲労感がある。だが嫌な疲れではない。俺の腕には人形達が入った大きな袋を下げている。アルダンは本が入った紙袋だ。最初はアルダンが持つって聞かなかったが、流石に学生の女の子に荷物を持たせて自分だけ手ぶらっていうのは周りから見てもすんげぇ悪い奴に見えるから人形は俺が持つ事になった。

 

因みにアルダンが起きた時だが、寝顔を見られたからという理由で顔を赤くしていた。なんか少し可愛かった……うん、守ってやりたくなった。

 

 

アルダン「………///」

 

八幡「……なんか、悪い。」

 

アルダン「い、いいえ。元々は私が眠ってしまったのが原因でしたので……それに、やはり兄様の撫で方はとても上手です。」

 

八幡「そりゃどうも。」

 

アルダン「おかげで気持ち良く眠れました。しかし、今夜眠れるかどうか分からなくなりました。」

 

八幡「何で上げて落とされたんだ?言っておくが、責任取って一緒に寝るとか言うなよ?どう考えても普通にアウトだからな。」

 

アルダン「………」

 

八幡「おい、何だその手がありました!っみたいな顔は?ダメだからな?学生なんだから節度ある生活を心掛けなさい。」

 

アルダン「仕方ありません、兄様が今仰った事は諦める事にしましょう。」

 

八幡「何が仕方ねぇんだよ。」

 

 

このお嬢様は自分が何を言ってるのか分かってるのか?ただの平民の男と一緒に寝るって言ったんだぞ?こんなの執事の人達が耳にしてみろ、俺のトレーナー人生終了まっしぐらだぞ?

 

 

八幡「それとこれもついでに言っておくが、俺の寮の部屋に忍び込みに来るのも無しだからな?」

 

アルダン「分かっています。今の話から続けるわけではありませんが、兄様は拠点を移すつもりはないのですか?トレーナーになってから3年が経ちますが、まだ学園寮にお住まいですよね?」

 

八幡「まぁ住めれば満足だしな。」

 

アルダン「別の場所に住む気は無いのですか?」

 

八幡「あまり無いな。考えなかったわけではないが、引っ越す理由も特に無いしな。」

 

アルダン「そうですか……」

 

八幡「何で残念そうなんだよ………」

 

 

それから俺達は学園まで歩き、校門前まで着いた。本来なら此処で解散と行きたいところだが、アルダンにこの荷物を持たせるというのは気が引ける。だが………

 

 

執事「アルダンお嬢様、お帰りなさいませ。トレーナー様もアルダンお嬢様の事、ありがとうございました。お持ちのお荷物は私が責任を持ってお預かり致しますので、ご安心ください。」

 

八幡「あっ、そうですか?じゃあお願いします。アルダンから他のお嬢様達へのお土産なので。」

 

執事「かしこまりました。」

 

アルダン「では兄様、本日はありがとうございました。とても楽しかったです。」

 

八幡「あぁ、俺も楽しかった。それと、コレもありがとうな。きっと喜ぶ。」

 

アルダン「ふふふっ、私が取ったというのはご内密にしておいてくださいね?」

 

八幡「分かった。それとアルダン、気付いてたか?」

 

アルダン「ふふふっ、勿論です。」

 

八幡「んじゃ、任せたからな。」

 

アルダン「はい、分かりました。では、参りましょうか。お願いします。」

 

執事「かしこまりました。」

 

 

アルダンは車に乗って屋敷へと帰って行った。さて、俺も部室に行ってみるか。予想になるが、もしトレーニングしてるとすれば今の時間ならもう終わりだからな。

 

 

ーーー部室前ーーー

 

 

コンコンコンッ

 

 

八幡「入ってもいいか〜?」

 

エアグルーヴ『む、トレーナーか?』

 

八幡「あぁ、大丈夫か?」

 

エアグルーヴ『あ、あぁ……大丈夫だ。』

 

八幡「じゃあ入るぞ〜。もしかしてトレーニング後だったか?」

 

エアグルーヴ「あぁ、少し調整をな。」

 

八幡「そうか。今日ウマモールに行って取ってきたんだが、コレ要るか?」

 

 

俺はエアグルーヴに本人のパカぷちを見せた。本当はアルダンに取ってもらったんだが、アルダンは俺が取った事にしろと言われたのだ。

 

 

エアグルーヴ「わ、私にか?」

 

八幡「あぁ、良ければだけどな。要らなかったら俺の部屋に飾るけどよ。」

 

エアグルーヴ「……いや、折角取ってきてくれたのだ。ありがたく頂こう。」

 

八幡「そうしてくれ、その方がコイツも喜ぶ。」

 

 

俺は手に持ってるパカぷちのエアグルーヴをエアグルーヴ本人に渡した。すると心無しか表情が緩んだように見えた。

 

 

エアグルーヴ「大事に飾る事にしよう。」

 

 

八幡sideout

 

アルダンside

 

 

執事「お嬢様、到着しました。」

 

アルダン「ありがとうございます。」

 

 

さて、皆さん喜んでくれるでしょうか?

 

 

ーーー居間ーーー

 

 

アルダン「只今戻りました〜。」

 

ブライト「あら〜アルダンお姉様、お帰りなさいませ〜。お早いお帰りで〜。」

 

ドーベル「お帰りなさい、アルダンさんがお出掛けなんて珍しいですね。」

 

 

あら、皆さんお揃いみたいですわね。ちょうど良いです。

 

 

アルダン「皆さんにお土産を持ってきました。皆さんを模したお人形さんを取ってきましたので、よろしければどうぞ。」

 

パーマー「おぉ〜私達にそっくり〜!」

 

ライアン「へぇ〜こんなのが売ってるんだ……うん?取ってきた?」

 

アルダン「はい、クレーンゲームというゲームセンターにあるゲーム機で取りました。」

 

マックイーン「そうなんですのね。」

 

アルダン「マック、喫茶店で食べたケーキはとても美味でしたわね〜。」

 

マックイーン「はい、とても美味しかったですわ!」

 

アルダン「パーマー、今度皆でプリクラ、とやらを撮りに行きましょうか。」

 

パーマー「おぉ〜良いね!今日は撮りそびれちゃったから、皆で行こっか!」

 

アルダン「ライアン、今度筋肉トレーニングの事で相談しても?」

 

ライアン「はい!今日は書店で色々調べましたので!」

 

アルダン「ドーベル、後で【べじキャロリン】の絵を見せてもらっても?」

 

ドーベル「参考になる物があったので、ちょっとは上手く描けましたけど………」

 

アルダン「ブライト、今度良い睡眠法を教えて差し上げましょうか?」

 

ブライト「あら〜よろしいのですか?」

 

アルダン「………」

 

ド・パ・ブ・マ・ラ『………あっ。』

 

 

まさかこんなにも簡単に引っかかるなんて思いませんでしたが、まぁ良いでしょう。

 

 

アルダン「では、私が納得の出来る弁明を聞きましょうか。よろしくお願いしますね?」ニコッ

 

ド・パ・ブ・マ・ラ『………はい。』

 

 

 




アルダンさんを除くメジロ家の皆さん、1番上のお姉さんから優しいお説教を受けてる最中ですかね?
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