比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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行くったら行く!!

 

 

八幡side

 

 

今日は土曜日という事もあって学園は休みだったのだが、それでも大賑わいだった。きっとドバイワールドカップの優勝が学園だけでなく生徒達にも伝わったのだろう。この勝利にきっと日本中が喜んでいる事だろう。ドバイワールドカップの1着賞金は日本円に換算して約10億円になる。だが今回は2着にトランセンド、4着にブエナビスタと日本が上位を独占した結果となった。2着で約3億6,000万円、4着で9,000万円となっている為、日本の総獲得賞金は約細かい数字を合わせると、約15億円も獲得した事になる。日本ではあり得ない数字だ。

 

それらの賞金を全て復興の資金に使うとも表明したから、少しは役に立ってくれるだろう。今は少しでも早い復興をしてもらいたいところだ。

 

 

シービー「八幡八幡、昨日のドバイワールドカップ見た?」

 

八幡「生中継で見た、迫力のあるレースだった。お前は今見たってところか?」

 

シービー「そうそうっ♪いやぁ良いレースだったよね~!3人の想いがひしひしと伝わる良いレースだったよ。八幡もそう思うでしょ?」

 

八幡「あぁ、確かにな。」

 

シービー「けど明日もそういうレースにするつもりなんでしょ?」

 

八幡「確かに良いレースをするつもりではある。カレン次第ではあるけどな。」

 

 

けど、カレンならその心配も無いだろう。きっと分かってる筈だ、俺もカレンには今回の高松宮記念がどういうレースなのかは伝えているからな。

 

きっとカレンだけじゃない、他に出走するウマ娘達も同じ想いだと思いたい。

 

 

ルドルフ「やぁ、おはよう八幡君。シービーも一緒だったか。」

 

シービー「そりゃ八幡の居る所にあたしありだからねっ!」

 

八幡「つまらない冗談はこのくらいにして「冗談じゃないしっ!」何か用か?」

 

ルドルフ「いいや、今日は朝から本当に嬉しい報せを聞いたものでね、我ながら少しばかり浮足立っているんだ。」

 

八幡「ドバイの件だな。深夜の生中継で見たから俺も声を抑えたが、あのレースは本当に良かった。」

 

ルドルフ「八幡君も日本を発つ前に彼女達を鍛えたと聞いている。君の喜びはまた一段と違うのではないか?」

 

八幡「そうだな、少なくとも手解きをした甲斐があったとは思っている。」

 

シービー「いやいや八幡、手解き程度じゃないでしょ。1週間しっかりとトレーニングしていたじゃん。しかもいつも以上に気を張ってなかった?」

 

 

コイツ、何でこういうところの勘が鋭いんだ?俺には全く気を使わないのに……

 

 

八幡「っていうか皆して何で学園に集まってるんだ?今日はレースのある日だろ、そっちには向かわないのか?」

 

ルドルフ「それに関しては私も疑問に思っているんだ。今日は重賞レースもあるというのに多くのウマ娘が学園に来ている、その理由は私も知りたいところなのだが……きっと無意識なのだろう。」

 

シービー「あたしも全然考えてなかったしね~。いつの間にかこの学園に足が動いてたって感じ。」

 

八幡「ジッとしていられなかったんだろうな。どっかの誰かに毒されたんだろう。」

 

シービー「ねぇねぇ、それって誰?」

 

八幡「……まぁそれはいい。さて、俺も明日の準備とかしておかないとな。」

 

シービー「あたしも手伝うよ~!」

 

八幡「せんでいい。それに今日立つ予定なんだからな。」

 

シービー「えっ!?今日行くのっ!?」

 

ルドルフ「随分と急だな。」

 

八幡「あぁ、車で4時間くらいかかるからな。その日に移動したんじゃ負担がかかる。当日はベストの状態で臨みたいしな。」

 

シービー「八幡、あたしも「無理。」一緒って言い切ってないっ!!」

 

八幡「どうせ中京まであたしも乗せてってって言いたかったんだろ?例え乗せたとしてお前、宿泊どうするつもり?」

 

シービー「八幡と一緒のお部屋っ!!」

 

 

………コイツ、マジか。1秒たりとも時間を空けずに即答しやがった。それよりも何でこれでいけると思った?

 

 

八幡「うん、まぁそれはしないから。じゃあルドルフ、俺は行く。」

 

シービー「あたしも「来んでいい。」行くっ!!」

 

 

ーーートレーナー室ーーー

 

 

八幡「カレンが来るまでは此処で待って、来てから移動だな……」

 

シービー「だね~。」

 

八幡「ついて来なくていいって言ったのに何で来るかなぁ~。」

 

シービー「だって八幡が居るから。それに今日は授業の無い土曜日だし~。」

 

八幡「はいはい、それはもう分かったから。まぁカレンが来たら此処を出る。」

 

シービー「楽しみだね~中京♪」

 

八幡「だからお前はつれて行かないって。」

 

シービー「ヤダァ~!!あたしも行きたいっ!!どうせアレでしょ、八幡はカレンと一緒にひつまぶしとか映えスポットに行って楽しむつもりなんでしょ!!」

 

八幡「そんな事をするつもりで愛知まで行くんじゃない。」

 

 

まぁ、ひつまぶしは考えてたけど。

 

 

シービー「何も言わないって事はそういう事なんだねっ!?」

 

八幡「耳元でギャーギャー騒ぐな、映えスポットはカレンが行きたがるだろうが俺は別に興味無い。」

 

シービー「じゃあ食事は行くんだね!?行くんだよねっ!?」

 

八幡「だから耳元で騒ぐなっ!っていうか近い、離れろっ!」

 

シービー「あたしも行くからねっ!!

 

八幡「だからつれて行かないって!!

 

シービー「いいや、行くったら行くっ!!

 

 

 

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