比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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疲れた……

 

 

八幡side

 

 

八幡「とりあえず自己紹介から始めましょうか。中央トレーニングセンター学園でトレーナーをやっています、比企谷です。今年の4月から3年目を迎えたばかりの新米トレーナーです。担当ウマ娘は隣に居るカレンチャンです。」

 

カレン「総監督さん、もうちょっと何か無いの~?趣味とか得意な事とか。」

 

八幡「そう言われてもな……仕事が趣味としか言えないな。料理とかもするが、この職に就く為に身に付けたスキルだしな。得意な事は……ウマ娘の観察?」

 

 

『総監督の趣味は良い感じだけど、得意な事のクセが強いww』

 

『もっと他に得意な事無かったの?』

 

『メニュー考えるとかで良かったんじゃない?』

 

 

カレン「総監督さん、皆に笑われてるじゃん……」

 

八幡「成る程、そういう感じなのか……自己紹介なんてこれまで最小限に済ませてきたからな。」

 

カレン「これまで学校でどんな自己紹介してきたの?」

 

八幡「俺の学生時代の話とかどうでもいいでしょ。俺の自己紹介とはあまり関係無いし。」

 

カレン「カレンは知りたいなぁ~!」

 

 

『私も総監督さんの学生時代知りたいなぁ~!』

 

『僕も知りたいですっ!』

 

『是非教えてくださいっ!!』

 

『教えてくれないと全裸で100m走りますっ!!』

 

 

八幡「よし、最後の人の度胸に評して教えましょう。そうだな……高校時代の時から話すか、じゃあここからは話し方もいつも通りにする。俺は学生時代はボッチでな、人付き合いとか寧ろ超苦手だったしトレーナーになるとは、当時の俺だったら絶対に考えもしなかっただろうな。」

 

カレン「そうなんだ~。じゃあお兄ちゃんって一匹狼だったんだ~!」

 

八幡「無理して良い表現しなくていいから。ただの根暗で陰キャのボッチだから。続きを話すぞ、高校を卒業してからは県内の私立大学に進学した。それから数ヵ月後にとあるウマ娘に出会ってトレーナーの事を学んで、いつの間にかトレーナーを志していたって感じだな。」

 

カレン「そのウマ娘って新年の時の人?」

 

八幡「そうだ。その人から色々とな。それからトレーナーの試験を受けて合格したって感じだ。」

 

 

『いやいや、何の気なしに言ってるけどさ。その大学ってトレーナー専門の専攻科目ってあるの?』

 

 

カレン「あっ、良い質問が飛んできたっ!」

 

八幡「大学にはそういう専攻科目は無い。だから先生の教え1つで此処に居る。」

 

 

『ヤバッ!!とんでもない人だこの人っ!!』

 

『どういう事か詳しくお願い。』

 

『普通は専門の機関に入って知識とかを学ぶのが常識。でも総監督は私立大学に進学って言ってからその大学でウマ娘からトレーナーの事を教わったって言った。正直これは本当に凄い事。例えるならノー勉で東大の理科三類に受かるようなもの。』

 

『化け物だ。』

 

『男版シンボリルドルフじゃね?』

 

 

男版シンボリルドルフとか気持ち悪い事言うなよ、それだったらもっと社交的だろうよ。

 

 

カレン「じゃあお兄ちゃんって本当に凄い人なんだね~!」

 

八幡「俺は全然凄くない、俺をここまで育てた先生が凄いんだよ。まぁ高校生からトレーナーまではそんな感じだな。」

 

カレン「ねぇお兄ちゃん、いつの間にか同接数が凄い事になってるよ?」

 

 

俺は同接数の表示を見てみると、その数はさっき見た数よりも500も多い600になっていた。じゃあ今600人の人が見てるって事だよな?凄い見てるじゃん。

 

 

八幡「初めての配信でこれって凄いのか?画面の向こうの皆さん、教えてくれるか?」

 

 

『初めての配信でこれは普通に凄い。』

 

『カレンチャンやラヴズオンリーユーの配信の影響とかもあるとは思うけど、最初でこの数字は確かに凄い。』

 

『初めてでこの数字は見た事無い。』

 

 

カレン「ほら、皆もこの反応!やっぱり凄いよお兄ちゃん!」

 

八幡「カレン、呼び方がお兄ちゃんに戻ってるぞ~。まぁ担当トレーナーだしいいか。」

 

 

その後は色々と話を広げていったのだが、俺はあまり会話をするのが得意な方じゃないからカレンが居てくれて助かっている。

 

 

八幡「そろそろ終わりにするか。」

 

カレン「そうだね、あんまり長引かせても見ている人達が退屈しちゃうしね。」

 

八幡「そういう事だ。じゃあ次の配信は……決めてない、不定期配信にするか。」

 

 

『そんな殺生なっ!!?』

 

『私達を退屈〇させるつもりですかっ!?』

 

『1週間に1回でもいいから配信してくださいっ!!』

 

『総監督さんが1週間に1回配信するって約束をしてくれるまで、全裸でマラソンをしますっ!!』

 

 

八幡「チラチラと見えるんだが、全裸で待機するとか全裸で100m走るとかマラソンするとか言ってる奴が居るんだが、ソイツどんだけ必死なんだよ。こんなつまらんトレーナーの話を聞くよりもカレンとかと話してた方が絶対に気分良いだろ。」

 

カレン「まぁまぁ総監督さん、それは人の自由だからさ。ほら、最後の締めの挨拶!」

 

八幡「そんなの決まってないが……まぁいいや。じゃあ、とりあえず………また。」

 

 

『軽っ!!』

 

『またって何!?またって!?』

 

『トレーナーさん、1週間のお約束を聞いてませんっ!!』

 

 

はぁ………疲れた。コレ、もうやんなくていいよな。

 

 

 

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