比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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デートのお時間 ①

 

 

八幡side

 

 

八幡「此処が例のフィギュアの店か……」

 

カレン「そうそうこのお店!何か今でも知る人ぞ知るって感じのお店なんだって。」

 

八幡「そんなんで食って行けるのか?このお店を経営してる人、もやし生活してないだろうな?」

 

カレン「そこは分かんないけど、とりあえず中に入ってみようよ。」

 

 

ガチャッ

 

 

お店の中には何処も彼処もウマ娘のフィギュアでたくさんだった。中々の数だな……

 

 

カレン「すっごい数だね~!こんなに作ってるんだ~……っ!」

 

八幡「あぁ、確かに凄い数だな。」

 

カレン「活躍した年で分けられてるみたい。ほら、あそこは会長さんとかオグリさんとかが集まってる。あそこはマックイーンさんとかライスさんがあるよ。」

 

八幡「おっ、ライスのフィギュアがあるのか?よし、どんなのか見てみるか。」

 

カレン「お兄ちゃん、本当にライスさんの事好きですよね~。」

 

八幡「学園で1番良い子だからな。」

 

カレン「い、1番?」

 

八幡「おう、1番。」

 

カレン「じゃ、じゃあカレンは?カレンは1番じゃないの?」

 

八幡「………まぁ、可愛さは1番なんじゃね?」

 

カレン「どうして疑問形なのかなぁ~?」

 

八幡「さて、ライスのフィギュア見に行くか~。」

 

カレン「ちょっと待ってよお兄ちゃん~!」

 

 

しょうがないじゃん、カレンは自分で可愛いって言うけどライスは言わない。そこの差だって。カレンの質問に答えてから別々の行動を取る事にした。きっとカレンはフィギュアを作っている人に自分のフィギュアを作ってほしいってお願いをしに行ったんだろう。

 

そして俺はライスのフィギュアを探しに歩いている。さっきカレンが見つけてたからこの道だろう……おっ、ホントにあった。

 

 

八幡「周りのフィギュアを見て分かってはいたが、本当に凄い完成度だな。このフィギュアのライスってやっぱ天皇賞・春か?1番迫力あったしな。」

 

 

目からビームならぬ目から青い炎が出てるところも完全再現してる……しかも土の抉れみたいな細か過ぎるところまで再現してる。よし、コレは絶対に買いだな。でもそうだな、普段のライスのフィギュアも欲しくなってきたな。流石に無理だけど。

 

しかしかなり前のウマ娘のもあるんだな。色まで再現しているところを見るとウマ娘の事が大好きなんだろうな。それとも走ってるところが好きだとか?

 

 

八幡「………もしかしたら。」

 

 

俺はルドルフ達が現役の時よりも前に走っていたウマ娘のコーナーを見ていた。もしかしたらと思って色々と見て回ってたんだが、俺の探していたフィギュアは無かった。期待はしてなかったが、ちょっと残念なのは否定出来ない。

 

 

カレン「あっ、こんな所に居た!」

 

八幡「っ!カレンか、良いのはあったか?それともお願いは聞いてもらえそうか?」

 

カレン「うんっ!しかもすっごくちょうど良いタイミングだったんだ!カレンのを作っている最中だったんだって!途中段階のだけど見せてくれたんだ~♪」

 

八幡「ほう、良かったな。完成が楽しみだな。っていうか俺達ってまだ許可だしてないよな?先に作ってたみたいだがそれはアリなのかね?」

 

カレン「あっ、確かに……」

 

八幡「まぁサンプルの為なら分かるが……もしかしたらその内何かがあるかもな。」

 

カレン「その日を楽しみにしよっと!それよりもお兄ちゃん、どうしてこんなに前のコーナーを見てるの?」

 

八幡「ん~好きなウマ娘のフィギュアがあるかもしれないって思って此処に来たんだが、どうやら無かったみたいでな。まぁそこまで期待はしてなかったから大丈夫だ。」

 

カレン「そうなの?」

 

八幡「あぁ、だから大丈夫だ。」

 

 

あったらあったで驚きだけどな。今年の7月にオープンしたって話だったし、許可の取れてないウマ娘のフィギュアがあったら本当に驚きだ。今俺が探してたウマ娘はどうやっても絶対に許可が取れないウマ娘だし。

 

 

ーーー外ーーー

 

 

カレン「じゃあ次はお兄ちゃんの行きたいお店に行こう?何処か決めてきた?」

 

八幡「あぁ、まぁありきたりな場所だけどな。一応聞くが食べる場所とかって決めてきてるか?」

 

カレン「決めてはいたけど、お兄ちゃんの決めたお店に行きたいなっ♪」

 

八幡「分かった、じゃあ行くか。」

 

カレン「どんな感じのお店なのかな~?」

 

八幡「まぁ、行ってみれば分かる。最初はちょっと嫌がるかもだけど。」

 

カレン「え?もしかしてゲテモノ?」

 

八幡「そんなわけ無いだろ、ちゃんとしてるし何なら皆好きだわ。好きじゃない奴の方が珍しいって。」

 

 

ーーー焼肉店ーーー

 

 

カレン「焼肉だぁ~♪」キラキラ

 

八幡「あれ、思ってた反応と違うな。匂いとか気になるから嫌だとか言うと思ってたんだが……」

 

カレン「焼肉だもん、テンション上がるよ~!それにお兄ちゃんならそういうところもきっと考えてくれてるんでしょ?」

 

八幡「お見通しか。」

 

 

そう、この焼肉店は焼いたお肉から出る蒸気をすぐに吸い取るようになっていて、余程の事が無い限りは衣服に匂いがつくは無い。会計してお店から出る前にも気になる人には消臭剤とかかけてくれるみたいだしな。

 

 

八幡「んじゃ、入るか。」

 

カレン「何を食べよっかなぁ~♪」

 

 

俺も少し楽しみだ。焼肉なんて何年ぶりだ?

 

 

 

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