比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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依頼前日

 

 

八幡side

 

 

シービー「八幡、少しはひと段落したんだよね?」

 

八幡「何だ急に?まぁ国内でする事は終わったな。残すは香港だけど。」

 

シービー「そうだよね。なら八幡にはある程度の時間が出来たと思うんだよね。」

 

八幡「言っておくがお前の為に使う時間なんて無いからな?どちらかと言えば香港の方が大事なんだから。」

 

シービー「えぇぇぇ~やだやだぁ~っ!!あたしもっと八幡と一緒に居たい~!!少しはあたしにも時間を使え~っ!!」

 

八幡「喧しい奴だな相変わらず……俺の担当はカレンなんだから、その担当に時間を使うのは当然だろ。」

 

シービー「でもさ~八幡ずっとトレーニングの事で忙しそうだったじゃん。ちっともあたしと遊んでくれないんだも~ん。」

 

八幡「そりゃ忙しかったからな。」

 

 

そうじゃなくてもトレーナーの仕事とか色々あるからそれどころじゃないし。

 

 

コンコンコンッ

 

 

八幡「ん?どうぞ。」

 

アヤベ「お邪魔するわ。今、少しだけ時間を貰えるかしら?」

 

八幡「どうした?」

 

アヤベ「カレンさんから聞いたのだけど、明日は撮影みたいね。」

 

八幡「あぁ、それがどうかしたのか?」

 

アヤベ「それがあの子、1人同伴として連れてきても構わないって貴方から聞いて、その同伴を私にお願いしてきたのよ。」

 

八幡「……そういう事か。俺はどちらでも構わないが、お前に時間があったら付き合ってやってくれ。」

 

アヤベ「……カレンさんの言う通りになったわね。」

 

 

アイツも俺がこう言うって予想していたのか。まぁ3年の付き合いだしな、少しくらいは俺の言う事くらいは分かるか。

 

 

アヤベ「それじゃあ、明日は私も同行させてもらうわ。よろしく。」

 

八幡「了解。先方には伝えておく。」

 

シービー「ねぇ八幡、何の撮影に行くの?」

 

八幡「カレンの撮影だ。コンセプトは結婚式って聞いてる。この時期に何でって思うが、そもそも6月にもこの手の依頼があったからな。その時はトレーニングを休みにしていたからそういう依頼もストップさせていたからな。」

 

シービー「結婚式……」

 

八幡「まぁお前は新婦ってよりは新郎の友人スピーチ枠だろ。」

 

シービー「うぅ~ん……確かにそうかも。あたしがウェディングドレスとか窮屈で嫌になるかもだし。」

 

アヤベ「トレーナーさん、最初に言っておくけど私はウェディングドレスなんて着ないわよ。」

 

八幡「一応掛け合ってみる。妥協枠でタキシードは?」

 

アヤベ「……まぁ、それなら。」

 

 

タキシードはOKっと……よし、後で電話だな。

 

 

シービー「2人は撮影するって分かったけどさ、八幡は?」

 

八幡「俺はただの付き添い。だから写真を撮られるなんて事は無い。」

 

シービー「えぇ~八幡も撮りなよ~。せっかくの写真なんだからさ。」

 

八幡「俺はそもそも写真嫌いだから。依頼する時にも断り入れてるし。」

 

シービー「勿体無いなぁ~。あたしなら八幡と一緒のツーショット、絶対にやるのに。」

 

 

その後、2人が居なくなった時に依頼先の担当者に電話してもう1人連れて行く事を伝えた。すると向こう側はタキシードでも構わないと言っていたみたいなのだが、物を見て判断してもらいたいと言っていたから、とりあえずその事を伝えた。アヤベもその物を見て判断すると言った。

 

 

八幡「電話も終わってトレーニングメニューも作ったから暇になったな。スプリンターズSの後の依頼も片付けて、後は撮影だけだしな。何するか……」

 

 

同期2「おっ比企谷。もしかして暇してるのか?」

 

八幡「ついさっき仕事がひと段落してな、今は少し校舎をウロウロしているだけだ。そういうお前は?」

 

同期2「これから担当の子と打ち合わせ。次こそは勝ちたいからな。」

 

八幡「あぁ~この前は惜しかったからな、次は勝たせろよ。」

 

同期2「おう、しっかり見てろよな!次は京都だからよかったらお前も来いよ。」

 

 

京都かぁ……そういえば1回か2回行っただけだよな。この前は阪神だったしな……

 

 

八幡「そうだな。時間を作ってみる。」

 

同期2「香港に遠征しに行くトレーナーは忙しいねぇ~。けど気を付けろよ、ロードカナロア陣営も香港遠征を決断したみたいだからよ。」

 

八幡「………マジ?」

 

同期2「え、知らなかったのか?まぁ昨日の話だしな、お前も忙しそうにしてたから知らないのも無理無いか。でも本当だぜ、日本からはカレンチャンとロードカナロアの2人が参戦予定だ。」

 

八幡「……後で俺も調べるわ。」

 

同期2「おう、そうしろそうしろ。じゃあな。」

 

 

マジかぁ~……ロードカナロアとまた戦う事になるのか……中々にキツいなぁ。とりあえず少し休憩してからまたトレーナー室に戻って詳細を調べるか。

 

 

八幡「深く考えても仕方ない、とりあえず今は目の前の事を考えるか。まずは明日の撮影の事だな。」

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

八幡「……ホントだ、ロードカナロア陣営の次走、香港スプリントに決定かぁ。」

 

 

地元のウマ娘だけを警戒していたが、それだけじゃなくなっちまったな。またロードカナロア対策のトレーニングとか色々しないとダメかもな。

 

 

 

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