比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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夏合宿前のバスにて

 

 

フジキセキside

 

 

7月に入って、夏合宿が始まったよ!私は8月末のデビュー戦に向けてビシバシ鍛えられるつもりなんだ。八幡トレーナーさんには遠慮無くダメなところは言ってほしいって言ってあるしね、良いところはたくさん伸ばして悪いところは克服する為に頑張らなきゃね!今回も私はバスの責任者という事になってるけど、行きのバスでは八幡トレーナーさんも一緒なんだ〜。

 

 

八幡「それで、何だ話って?」

 

オグリ「トレーナー、これはとても重要な事だから今から聞いておきたい事なんだ。だからトレーナーもこの質問には真剣に答えてほしい。」

 

スペ「お願いします、トレーナーさん!私達にとってなんまら大切な事なんだべ!!」

 

ブライアン「真剣に答えろ。」

 

マックイーン「答えによっては我々の士気にも関わりますので、お願いしますわ!」

 

八幡「………メンツでもう分かるんだが?それでも一応何の質問かは聞いておく。で、何?」

 

オグリ「トレーナー………今回の合宿では、ご褒美料理は出るのだろうか!?」

 

 

あははは………やっぱりね。彼女達は八幡トレーナーさんの手料理を食べてるからね、私も食べた事はあるけど本当に絶品だからね。気になる気持ちも分からなくもないかな。去年はまだ担当じゃなかったから食べてなかったけど、今年はどうなんだろうね〜?

 

 

八幡「やっぱりその事か。まぁ答えは決まってる。料理を作る予定は………」

 

 

オ・ス・ブ「………」ゴクリッ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「ある。」

 

 

オ・ス・ブ「っ!!」

 

八幡「担当には、な。」

 

スペ「そんなっ!!?またエアグルーヴさんだけなんですか!?あっ、フジ先輩もそうでした!!じゃあ2人だけなんですかっ!?」

 

八幡「まぁそうなるな。」

 

ブライアン「おい、納得の行く説明をしろ。」

 

八幡「え、今のでダメなのか?ちゃんとした理由だと思うんだが?」

 

ブライアン「ダメだ。」

 

八幡「嘘だろ………」

 

マックイーン「ち、因みにデザートは何を作るおつもりですの?去年と同じのを?」

 

八幡「………ていうか何で教えなきゃいかんの?隣に振る舞う張本人居るのに。」

 

フジ「あはは……言ってもいいけど、サプライズにはならなくなっちゃうよね。」

 

八幡「そうだな。というわけで作ったとしてもエアグルーヴとフジと俺が責任を持って食べるから安心しろ。」

 

マックイーン「安心出来ませんわ!!!お願いですからわたしにもデザートを作ってくださいましっ!!」

 

八幡「何で手間を増やさにゃならんのだ?ていうか知ってんだぞ?アルダンと出掛けた日にお前達が後をつけてたの、ケーキ美味かったか?」

 

マックイーン「はい、それはとても!」

 

八幡「じゃ要らないだろ。」

 

マックイーン「何でそうなりますの!?」

 

オグリ「ではトレーナー、私を夏合宿限定で担当にさせて欲しい。そうすれば私も「却下だ。」むぅ……何故だ?良い提案だと思ったのだが?」

 

八幡「お前さ、後ろ見てみ?」

 

オグリ「?」

 

 

私もチラリと視線を後ろに送ったけど、そこには獲物を見る目をしたポニーちゃん達が居た。きっと料理もそうだけど、1番は八幡トレーナーさんとのトレーニングだろうね。新入生のポニーちゃん達も八幡トレーナーさんにはかなり意識を向けてるしね。

 

 

八幡「もし今のを受けてみろ、後ろに居るウマ娘達からもオファーが来るだろうが。今にもしてきそうな目で見てるし。兎に角、俺は担当以外には作る気は無い。白米一合にたくあんなら用意してやるぞ?」

 

スペ「あんまりです!!」

 

オグリ「トレーナー、酷いぞ………」

 

ブライアン「お前は何て事を………」

 

マックイーン「お2人に頼んで貰ってやりますわ!!」

 

八幡「最後の1人は諦め悪いな、おい……」

 

『その手があった!!』

 

八幡「………お前等も同類かよ。おい気を付けろよフジ、お前から貰う気満々だぞ?」

 

フジ「おや、それは怖いね。じゃあ私は奪われないようにお弁当にしてもらおうかなぁ〜。」

 

『えぇ〜!?(な、何?)(……何だと?)』

 

八幡「お前も何気に気にしてたんだな。」

 

フジ「私も1度しか食べてないけど、とても美味しかったからね。あの味を取られるのは本意じゃないからね。幾ら可愛いポニーちゃん達でも譲れないね。」

 

八幡「そうですか……まっ、その気迫はレースにまで取っておけ。後、この夏合宿の前半は追込みだと思ってくれていい。1年鍛えてさらにパワーアップしたのを見せつけてやる為にもな。」ニヤリ

 

フジ「ふふふっ、デビュー戦が楽しみだよ。」ニコッ

 

 

それにしても八幡トレーナーさん、悪い顔をしているなぁ〜。こういう顔は初めて見るかもね。

 

 

フジ「そういう事なら八幡トレーナーさん、ご褒美のメニューも期待していいって事かな?エアグルーヴも8月に札幌記念に出走するんだし、去年よりも良いものが食べられるって期待してもいいのかい?」

 

八幡「おう、そう思っとけ。にしてもお前も悪い奴だな?食べられないって分かってんのに追い討ちかけるか普通?フジキセキさん、ソチも悪よのぅ?」

 

フジ「いえいえ、八幡トレーナー様程ではありません。」

 

 

ふふふっ、この返しで合ってるよね?

 

 

 




八幡が悪徳代官、フジが越後屋に………
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