比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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●また一緒に

 

 

八幡side

 

 

カレン「それじゃあ、乾杯~♪」

 

八幡「あぁ、乾杯。」

 

カレン「やっと来れたね、このお店に。」

 

八幡「あぁ、そうだな。」

 

カレン「2年もかかっちゃったね~。でもその分、このレストランがとっても綺麗に感じるよっ♪」

 

 

このレストランは一昨年にカレンに渡そうと思っていた【ヴィゼ・ノワール】っていうお店だ。今日はその2年後のクリスマスで、カレンを誘ってOKの返事を貰ったからこうして2人で来たってわけだ。俺も画像や店のHPを見た程度だったんだが、本当に綺麗な店だ。

 

 

カレン「ねぇお兄ちゃん、料理が来たら写真撮ってもいいよね?」

 

八幡「許可はもう取ってあるんだ、好きにしたらいい。」

 

カレン「うん、分かった♪それにしても皆、納得してくれてよかったね。」

 

八幡「チケットはまだあったから、それを渡したら掌返しだもんな。まぁ今回はそれに助けられたが。」

 

カレン「でも、今年はもうお預けかもね。だってこのお店、予約するのも大変なんでしょ?」

 

八幡「あぁ。俺が予約した時も空きがもう無かったらしいからな。ギリギリだったって予約取れた時に話してくれた。」

 

カレン「じゃあラッキーだったかもっ♪」

 

店員「失礼します。こちら前菜となります。」

 

カレン「わぁ~綺麗~!高い料理の前菜ってこういう風に来るんだ~!」

 

八幡「前菜だからな。」

 

カレン「写真撮っちゃお~っと♪」

 

 

カレンは食事でもウマスタの投稿でもずっと楽しそうにしていた。まだ投稿はしていないみたいだが、写真を撮った後にどんな投稿をするかの文章を考えているのだろう。

 

 

カレン「ん~なんか違うかも。」

 

八幡「どうした?上手く撮れてなかったのか?」

 

カレン「ううん、そういう事じゃないんだけど……なんか今日はコレじゃダメな気がするんだ。」

 

八幡「……全然よく撮れてると思うけどな。俺にはそんな事絶対に出来ない。」

 

カレン「お兄ちゃんは出来ないじゃなくてやりたくないだけでしょ?」

 

八幡「よくご存知で。写真に写る事自体が嫌いだからな、俺。」

 

カレン「……あっ、そうだ!」

 

八幡「ん?」

 

 

カレンは席から立つと、俺の隣までやってきたと思ったらそのまま料理と一緒に写真を撮った。

 

 

カレン「………うん、やっぱりこっちが良いっ♪」

 

八幡「君ね、さっきの俺の話聞いてた?写真嫌いって言った覚え無いかい?」

 

カレン「えぇ~でもこっちの方が良いんだも~んっ!それにいつもはダメだけど、今日はクリスマスだからこういう席移動は認められるんでしょ?」

 

八幡「まぁ確かにその通りなんだが……まぁいいか。」

 

カレン「わぁ~い、ありがとうお兄ちゃんっ♪」

 

店員「失礼いたします。こちらスープになります。」

 

 

その後もカレンは俺の向かいの席に戻る事は無く、ずっと俺の隣で写真を撮りまくっていた。料理単体の写真、料理を映しながら自撮り、何故か俺も入れながら自撮り、ずっとこの調子だ。まぁでも料理もめちゃくちゃ美味いからその話題も尽きないし、学園での事も話してるからウマスタの事ばかりじゃない。

 

 

カレン「あっそういえばお兄ちゃん、今年の年末はどうするの?ほら、去年は担当も増えたから各自で過ごすようにって事にしたけど、今年は?実はパパから相談があったの。」

 

八幡「どんな?」

 

カレン「去年はカレンが実家に帰省しただけだったんだけど、なんか物足りなかったみたいなんだよね。もうお兄ちゃん達と過ごすのが当たり前みたいになってたみたいなの。」

 

八幡「年末年始を3回一緒に過ごしただけで恒例化するとはな……どうするか~。親父達はどう思ってんだろうな?そういえばお前の母親は何て言ってんだ?俺のおふくろと月1でお茶してんだからその手の会話もありそうなもんだけどな。」

 

カレン「ママもしたいみたいなんだけど、パパみたいに表立っては言ってはいないかな。」

 

八幡「……じゃあ親父達にも聞いてみるか。今年は集まってみるかって。」

 

カレン「それが良いよ!カレンもお父様とお母様と会いたいし!それにお兄ちゃんの事だからあの子達の紹介もしてないんでしょう?」

 

八幡「もうそこまで分かるようになったか……」

 

カレン「もう5年のお付き合いだからねっ!」

 

八幡「5年か……もうそんなに経つんだな、時が経つのは早いもんだ。」

 

カレン「おじさんみたいな事言わないでよお兄ちゃん~。」

 

八幡「もう三十路近いからな、俺も。」

 

店員「失礼いたします、こちらメイン料理となります。そしてと一緒にお召し上がりください。メイン料理に合うワインとジュースでございます。」

 

カレン「待ってました~!わぁ~!」

 

八幡「凄いな……」

 

店員「ごゆっくりどうぞ。」

 

八幡「食べる前に写真を撮りまくる、だろ?」

 

カレン「そうっ♪」

 

 

ーーー数時間後・外ーーー

 

 

カレン「あぁ~美味しかったぁ~!また行きたいねお兄ちゃん。」

 

八幡「俺は暫くはいいかもしれない……きっとこの前先生とも良い店に行ったからかもしれないが。」

 

カレン「行きたくても行けないお店なんだから、行ける内に行かないと損しちゃうよ?」

 

八幡「かもな……じゃあとりあえず2年後をまた目指すか。」

 

カレン「うん、また2年後に来ようっ♪」

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 






はい、というわけで【カレンチャン編 ~真のカワイイを求めて~】完結でございます!合計130話です!

自分でも今後の投稿をどうしようかと思っているところですが、とりあえず閑話を出すつもりではあります。ウマ娘を続けるか新作を出すかは先の自分に任せる事にします。(問題の先延ばしww)

カレンチャン編を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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