比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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もし、八幡が学園の生徒だったら? 22

 

 

八幡side

 

 

俺はこの数週間でライスのトレーニングを見ているのだが、トレーニングの難しさを痛感しているところだ。休みのタイミングとかも計算してやっているつもりなのだが、トレーニング終わりにはケロッとしていたりめちゃくちゃ疲れていたりと色々な表情だったから、修正している。トレーニングが終わってからはずっとこんな感じだ。

 

 

八幡「………」カキカキ

 

 

とりあえず明日からのメニューをこれまでのトレーニングの結果と比較して練り直さないとな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エアグルーヴ「なぁフジ、アイツがこの合宿に来てからずっとあの調子ではないか?」

 

フジ「うん……食堂でもずっとあんな感じだからね。ちょっと心配だよ。」

 

エアグルーヴ「あぁ、少し気になるな……」

 

 

……此処だとあまり集中出来ないな。2階に行くか。

 

 

八幡「………」ガタッ

 

フジ「……行っちゃったね。」

 

エアグルーヴ「声をかけそびれたな。仕方ない、別の機会にしよう。」

 

 

ーーー2階ーーー

 

 

八幡「……そうだな。今日のライスは少し物足りなさそうだったから、明日は少し追込む。でも最初の時のようなめちゃめちゃな追込みはしないように組まないとな。」

 

「早速今日のトレーニングの反省か?」

 

八幡「まぁな。悪い、独り言うるさかったか?」

 

「いや、全然。お前の方こそ大丈夫か?俺達うるさくないか?」

 

八幡「下に比べたら無音みたいなもんだ。」

 

 

とりあえず明日のメニューだな。その次は明日のライスの様子を見てからにしよう。

 

 

ウマ娘1「ねぇねぇ!これから怪談するんだって!」

 

ウマ娘2「マジ?良いじゃん夏っぽくて!」

 

ウマ娘3「しかも真ん中に蝋燭を立ててカフェさんが話してくれるんだって。」

 

ウマ娘2「セッティングが本気~!行こ行こっ!」

 

 

「怪談ねぇ~……確かにマンハッタンカフェが話すのなら雰囲気も全部ガチっぽくなるだろうな。」

 

「だって学園でも偶に見かけるぜ?誰も居ない所に話しかけてるとこ。」

 

「やめろよ、布団に入っても寒気が止まらなかったらどうすんだよっ!?」

 

「そのまま寝てる間にチビッたりしてなww」

 

「おだまりっ!」

 

 

……とりあえずこのくらいか。まぁ最初のメニューに比べたらマシだな。明日のトレーニング後の様子を見てみるか。

 

そして、あっという間に就寝時間となった。

 

 

ーーー自室・就寝時間ーーー

 

 

八幡「………」

 

 

やっぱ少し暑いな……けどコレでもまだマシなんだよな。俺は人数の関係で1人部屋だが、本当なら大人数で寝るのが当たり前なんだよな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンコンコンッ

 

 

………え、誰?

 

 

ガチャッ

 

 

八幡「………え?」

 

ライス「あ……お、お兄様………」

 

八幡「何してるんだライス?もうとっくに就寝時間は過ぎてるぞ?こんな所で何してるんだ?」

 

ライス「あの……寝る前にカフェさんの怪談話を聞いちゃって………」

 

八幡「………お前、ただでさえお化けが怖いのに何でそんなの聞いちゃったの?」

 

 

ホントにどうして?お前みたいな性格の奴なら真っ先に断らなきゃいけないイベントじゃん。なのにどうしてそんなイベントに参加しちゃったの?そして俺に何か用?

 

 

八幡「それで、何で此処に?」

 

ライス「えっと……一緒に寝たら、ダメ?」

 

八幡「………ライス、同室の奴等と一緒に寝てるよな?なのにどうして俺と寝たいって結論になるわけ?」

 

ライス「……ライス達が寝ているお部屋で怪談しててね。蝋燭の匂いとか、月の明かりとかが気になっちゃって……お布団の中に隠れたりしたんだけど、風の音とかが凄く気になっちゃって……」フルフル…

 

八幡「(もう震えあがってるじゃん……)分かったよ、中に入れ。ただ分かってると思うが、この事は誰にも言うんじゃないぞ?もし誰かに知られてみろ、俺は1発で停学処分ものだ。」

 

ライス「う、うん!絶対に約束する!」

 

 

そしてライスを俺の布団に入れた。それ以外には何もしないしする気も無い。それにライスは怖がりながらこの部屋に来たんだ、暫くはあまり眠れないだろう。

 

 

ーーー5分後ーーー

 

 

ライス「すぅ……んんぅ~お兄様………」キュ…

 

 

ねぇ何で?君さっき震えてたよね?涙目だったの俺ちゃんと見てたよ?怖がってたよね?なのに何でそんなに安心しきって寝てんの?しかもちゃっかり俺の服握っちゃってるし……ホントにどうして?どういう事なの?

 

 

八幡「………」チラッ

 

ライス「すぅ……すぅ……」

 

 

普通に寝ていらっしゃいますね。しかもさっきまで棒が2本だったのに、今ではこの気持ち良さそうに寝ている後輩のおかげで1本になっている。これじゃあ俺がまともに眠る事が出来ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライス「んんぅ~……あれぇ?」

 

八幡「起きてくれたか、ライス?」

 

ライス「お兄様……ふぇ!?」

 

八幡「とりあえず、俺を寝かせてくれ。」

 

 

正直に言おう、寝てない……今の時間は朝の7時、だから今は食欲よりも睡眠が摂りたい。トレーニングを午後に回してでも今は寝たい。

 

 

ライス「ご、ごめんなさいお兄様っ!」

 

八幡「とりあえず、トレーニングは午後に回していいか?午前は寝たい……」

 

ライス「う、うんっ!ライスも出来る事をするからねっ!」

 

 

その後、俺は朝食を摂る事もせずに寝る事を選んだ。その時にライスがしてくれたのは膝枕と鼻歌だった。その行動もあってか、俺は僅か3時間にも関わらず質の良い睡眠を摂る事が出来た。

 

 

 

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