比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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目標レース、決定!

 

 

ジャーニーside

 

 

ジャーニー「9月の第1週目、ですね。」

 

八幡「あぁ、新潟レース場の距離は1,600mだ。それまでに準備を整えていくぞ。どうだ?」

 

ジャーニー「分かりました、ではその方針で行きましょう。それから、新潟までの旅路はどうしますか?よろしければこちらで色々と見積もりますよ。」

 

八幡「頼む。経費が出るとはいえ、出来るだけそういうところは抑えたい。」

 

ジャーニー「分かりました、ではいくつか作っておきますね。そうそう、遠征当日には妹のオルも同席しますので、把握をお願いします。」

 

八幡「それは今回じゃなくて毎回のお願いか?」

 

ジャーニー「余程の事が無い限りはそうなります。」

 

 

トレーナーさんとの契約から2ヶ月の現在は6月……遂にトレーナーさんはデビュー戦の日取りを決め、その準備段階へと入る事になりました。旅先は新潟との事ですが……どんなプランにしようか悩みますね。

 

 

八幡「んで、何でお前は当たり前のように此処に居るんだ?」

 

ゴルシ「いいじゃねぇ別に。何かを盗むわけじゃないんだからよぉ~。」

 

八幡「此処は俺達の部室なんだけど?あまり部外者に出入りしてほしくはないんだけどな。」

 

ジャーニー「まぁまぁトレーナーさん。彼女は行動こそ破天荒ですが、嫌がらせのような事はしませんので。」

 

八幡「あまり信用ならない言葉だな、それは。」

 

ゴルシ「んだとコラァ!!あたしの事が信じられねぇってのか!!?」

 

八幡「そう言ってんだよ。」

 

ゴルシ「こんなに可愛くて美しいゴルシちゃんが信じられないなんて……オメェ、どうやって生きてきたんだ?」

 

八幡「安心しろ、俺の人生9割以上がお前の事を知らずとも安全に生きてこれたから。」

 

ゴルシ「おいおい、それは人生の9.9割を損してるぜ?」

 

八幡「じゃあ0.1割得してるからいいわ。」

 

 

トレーナーさん……前に人付き合いは苦手だと聞いた覚えがありますが、本当にそうなのでしょうか?このゴルシさんとのやり取りを見るからに、とてもそうには思えません。寧ろゴルシさん相手によく順応しておられる。

 

 

八幡「ところでゴルシ、ここに手作りのクッキーがあります。」

 

ゴルシ「んだよ、それが何だってんだよ?あたしには通用しn「マックイーンの近くで食べてみたら?」オメェもそこそこ気が利くようになってきたじゃねぇか!じゃああたしは急用出来たからもう行くぜ、じゃな~!」

 

八幡「……よし、追い返した。」

 

ジャーニー「よろしかったのですか、あのような事を言って?マックイーンさんに後で何を言われるか分かりませんよ?」

 

八幡「いや、もう何度か言われてる。お前達に週2で菓子作ってるだろ?アレを見られて以降は週に1回は作ってくれってせがまれてる。」

 

ジャーニー「マックイーンさんは甘い物が好きですからね。」

 

八幡「お前達もな。」

 

 

ーーー数十分後・校庭ーーー

 

 

ジャーニー「……前から気になっていたのですが、トレーナーさんはいつも猫背なのですか?」

 

八幡「長年の習慣ってヤツだな。伸ばす事は全然可能だが、この状態が今はもう楽だ。」

 

ジャーニー「そうですか。大切なお話の時とかは辛くありませんか?姿勢が変わりますので。」

 

八幡「慣れてるから全然大丈夫だぞ。最近は無くなったがこの学園に来たばかりの時は背筋伸ばしっぱなしだったからな、休まる時なんて自分の部屋に入った時くらいだ。この生活に慣れた今ではもう楽でたまらねぇよ。」

 

ジャーニー「ふふふ……おや?」

 

 

あの方々は……あぁ、確かオルの事を気に入っていない方達でしたね。こちらを遠くから見ているみたいですが……

 

 

ジャーニー「……何もしてこない内は、こちらも仕掛けたりはしませんよ。」ボソッ

 

八幡「何か言ったか?」

 

ジャーニー「いえ、何でもありませんよ。そうそう、猫背矯正のコルセットでもお貸ししましょうか?効果があるかもしれませんよ?」

 

八幡「俺は別に治したいとは思ってねぇぞ。」

 

ジャーニー「そうですか。気が向きましたら、いつでもお声をおかけください。」

 

八幡「その時は多分来ないと思うぞ。」

 

オルフェ「……姉上、此処に居たか。」

 

ジャーニー「オル、どうかしたのかい?こんな所に1人で。」

 

オルフェ「暇が出来た……比企谷、茶を淹れよ。」

 

八幡「それはお前の個室で?」

 

オルフェ「うむ。」

 

八幡「俺は召使いじゃないんだけどなぁ……お前の家臣とやらにも紅茶の淹れ方教えてやんないとな。」

 

オルフェ「余が満足する茶を用意出来るのは、貴様と姉上だけだ。」

 

ジャーニー「ありがとうオル。じゃあ行こうか、ちょうどオルにも話しておきたい事もあるしね。」

 

オルフェ「では、参るぞ。」

 

八幡「適当に淹れちゃダメか?」

 

オルフェ「王が飲む茶に適当な淹れ方など許さぬ。心して淹れよ。」

 

ジャーニー「トレーナーさん、そんな事をしたら私も許しませんよ。」

 

八幡「そういう答えが来る事は分かってたよ、冗談だし普通に淹れるからそんなに睨んでくるな。」

 

 

全く、トレーナーさんの冗談は本当に分かりづらい。ですがもし本当に適当に淹れたら………ふふふふっ。

 

 

 

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