比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

1565 / 1583
豹変

 

 

八幡side

 

 

1「き、昨日はすみませんでしたっ!!」

 

2~5「すみませんでしたっ!!」

 

八幡「………」

 

 

……なんか、昨日俺達に突っ掛かってきた5人の学生達が俺に謝ってきた。どして?

 

 

八幡「……まぁ、謝罪は受け取った。それで……どうした急に?」

 

1「昨日オルフェーヴルを呼ばれた時、正直に終わったって思ったんだ。でもいざレースをしようって時にトレーナーがあんな風に言ったからさ、何かスッキリしちゃって……」

 

3「それであたし達、トレーナーに言われた事をこの2人にも話したんです。そしたら意気投合しちゃって……なのでさっきドリームジャーニーさんにも謝ってきました!」

 

八幡「そ、そうなのか……まぁ、それなら俺は大丈夫だ。」

 

 

人が変わったかのような態度だな……しかもジャーニーにまで謝ってきたとは思わなかったな。今の言い方からするとオルフェには謝っていないんだろう、そこは譲れなかっただろう。それに謝る理由も無いし。

 

 

1「それじゃあ失礼します。」

 

八幡「……男子ではないが、3日あわざれば何とやらって感じだな。」

 

ライス「お兄様、どうかしたの?」

 

八幡「いいや、何でもない。こっちの話だからな。」

 

ライス「そ、そうなの?」

 

八幡「あぁ。ところでどうかしたのか?」

 

ライス「ううん、何も無いの。何だかお兄様が珍しい人達と一緒に居たから気になってたの。」

 

 

いつもはジャーニー達と一緒に居るからな、そう思うのも無理は無いか。

 

 

ジャーニー「あぁ、こちらにいらっしゃいましたか。」

 

八幡「ジャーニー……」

 

ライス「はう……じゃ、じゃあライスはもう行くね!」ピュ∼!

 

八幡「……お前、ライスに何かしたのか?」

 

ジャーニー「いいえ、そのような事は何も無いのですが……怖がられているのでしょうか?」

 

八幡「ん~……反応的に?」

 

ジャーニー「それはそれで少し複雑な気持ちなのですが……」

 

八幡「そういえば、お前のところにあの5人が来たって聞いたぞ。」

 

ジャーニー「えぇ、これまでの態度の謝罪を。とても丁寧に謝罪されましたよ。人が変わったかのような態度には驚かされましたが。」

 

 

だろうな、俺もさっき驚いたばかりだ。

 

 

ジャーニー「それにしても、貴方にはまた驚かされました。オルにもあのような事を言えるとは……」

 

八幡「俺は誰が相手でも平等に接するつもりだから、誰に対してもあのくらいは言う。まぁオルフェには少しキツくしたけどな。」

 

ジャーニー「………そうだったのですか。」

 

八幡「まぁアイツも分かってくれたからもう気にしてない。」

 

ジャーニー「それを聞けて安心しました。トレーナーさん、私からもお礼を言わせてください。」

 

八幡「何の事だ?俺にはサッパリ分からないな。」

 

ジャーニー「貴方のおかげで妹が一皮剥けましたので。」

 

 

そう思ってるのはお前だけかもしれないぞ?

 

 

ーーートレーナー室ーーー

 

 

ジャーニーと別れた後、俺はトレーナー室でメニューを作っている。いつもの日常だから別に何とも無い。のだが……

 

 

シービー「♪~♪~」

 

八幡「なぁ、何で居るんだ?」

 

シービー「んぇ?」

 

八幡「だから何でこの部屋に居るんだって聞いてるんだ。」

 

シービー「居心地良いから~♪」

 

八幡「……率直に言おう、出てってくれ。」

 

シービー「ヤダッ!」

 

八幡「そういうのいいから。」

 

シービー「あたし本当は知ってるんだから!担当以外の子もこの部屋に入れてるんだからあたしだって入ってもいいでしょ!」

 

八幡「アイツ等は入れてるんじゃない、入ってくるんだ。そこんところ把握よろしく。」

 

シービー「そんなのあたしには関係無いもん!」

 

八幡「いや、今のところお前がやってる事ってアイツ等と全然変わらないから。俺のトレーナー部屋に押し入ってるだけだから。」

 

シービー「それって何?あたしが邪魔って言いたいの!?」

 

八幡「そう言ってるんだが?やっと理解してくれて俺は嬉しいよ、じゃあ出てって。」

 

シービー「ヤダッ!!」

 

 

コイツ……本当に自由だな。入るのも出るのも自由とはな。

 

 

八幡「はぁ……俺が行くわ。」

 

シービー「じゃああたしも行く~♪」

 

八幡「お前は来なくて結構。好きな時に出てってくれ。」

 

シービー「イヤだぁ~!!あたしも行くぅ~!!」ダキッ!!

 

八幡「うおわっ!?何だ急にっ!?離れろこのバカタレッ!!」

 

シービー「あっ、今バカって言った!!バカって言った方がバカなんだぞ~!!」ギュウウウ∼!!

 

八幡「小学生みたいな返しすんじゃねぇ!!っていうかマジで離れろっ!!」

 

シービー「イ~ヤ~だぁ~!!!」ギュウウウ∼!!

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

ジャーニー「………トレーナーさん、ウマ娘と仲がよろしいのはとても良い事だとは思うのですが、その行動はどうなのでしょうか?」

 

八幡「俺に聞くな。この自由奔放なバカタレウマ娘に聞いてくれ。」

 

シービー「あっまたバカタレって言った!!八幡そんなに女の子に向かってバカって言ったらダメなんだぞ~!!」ギュウウウ∼!!

 

八幡「お前には何度言っても足りないくらいだ。100回言っても足りねぇよ。」

 

 

ホントうるさい奴だ……構ってくる事に関しては別に何も言わないが、こうもくっついてくるのは迷惑だ。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。