比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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年始ギャンブル

 

 

八幡side

 

 

八幡「えっと、何で俺はこんなに詰められてるわけ?」

 

ジャーニー「トレーナーさん、貴方も酷い人だ。どうして教えてくれなかったのですか?」

 

八幡「え、何の事?」

 

ジャーニー「炬燵の件です。先日、アネゴから聞きました。2人でとても快適な時間を過ごせたと。担当ウマ娘である私を1番にお誘いしてほしかったものです。」

 

八幡「いや、だってお前にはオルフェの部屋とか遠征支援委員会の本部とかがあるだろ。わざわざトレーナー室に行く理由なんて無いだろ。」

 

オルフェ「比企谷、王命である。」

 

八幡「出た、大きく出る割には内容全然大した事無い王命……炬燵に入れろと?」

 

オルフェ「案内せよ。」

 

八幡「それは別にいいけどよ……この人数を?」

 

 

俺の目の前にはジャーニーとオルフェだけでなく、ステゴやナカヤマ、ゴルシにメノが居る。いつもの面子が勢揃いしていた。

 

 

メノ「皆さん、トレーナーの邪魔をするのはいけません!ちゃんと許可を取ってから行きましょう!」

 

ゴルシ「そう言いながらもマメちんだって入りたいくせによぉ~。でも気を付けろよ、暖まり過ぎて黒豆から小豆になってもゴルシちゃんは知らねぇぜ?」

 

メノ「そんな事にはなりません!!それと、人を食物に例えるのは控えてくださいっ!!」

 

ナカヤマ「じゃあよ、せっかく炬燵の中に入るんだ。ここはいっちょヒリつくゲームでもしようじゃねぇか。」

 

ステゴ「それは面白い、何するんだ?」

 

ナカヤマ「1対1のの対戦式で、手札は5枚で皇帝と奴隷で勝敗を決めんだ。負けた方は……わさび入りの寿司を食うってのはどうだ?」

 

メノ「ナカヤマさん、そのような危険なルールでゲームをさせられませんっ!!」

 

 

うるせぇ………

 

 

八幡「……俺はもう行くからな。」

 

 

ーーートレーナー室ーーー

 

 

ジャーニー「うん、とても暖かいね。心地良い……オルはどうだい?」

 

オルフェ「悪くない。だが背を預ける物が無い。」

 

八幡「あぁ~確かに座椅子はあった方が良いかもな。ずっとテーブルに突っ伏すか寝るかのどっちかだったから盲点だった。」

 

ジャーニー「それにしても、アネゴ達はまだ来ないのでしょうか?」

 

オルフェ「来ずともよい、余の席が無くなる。」

 

八幡「オルフェってこういうのはOKなのか?何ていうのか、他の誰かと共有するっていうのか?ジャーニーに対しては別に何とも無いとは思うが、今は一応俺も炬燵に入ってるんだが?」

 

オルフェ「愚問……そのような些細な事、余は気にせぬ。」

 

八幡「……そっか。」

 

ジャーニー「トレーナーさん。再度確認しますが、アネゴとは此処で暖を取りながら鍋を突いてた……お間違い無いですか?」

 

八幡「あぁ、間違い無い。」

 

ジャーニー「そうですか。では次は私が茶漬けを用意致しますので、オルと3人で食べましょう。」

 

八幡「じゃあ俺はそれに合うおかず……いや、和え物とか冷奴くらいの料理を用意すればいいか。」

 

ジャーニー「それは助かります。」

 

 

ガラガラッ!!

 

 

ゴルシ「おいおいオメェ等、あたし等を置いてくなよなっ!!」

 

八幡「やっと来た……お怒りのところ申しわけ無いが、入れるのは後1人だけだから。理由は見ての通りだ。」

 

ステゴ「んじゃ、ここは私が「おいおいステゴ、抜け駆けすんなよな。」「ここはさっき言ったゲームで勝敗つけようぜ。」……いいぜ、じゃあやろうか。」

 

メノ「ナカヤマさん、わさび入りのお寿司はダメですからね。」

 

ナカヤマ「安心しろよメノ、今回はやらねぇよ。次回にとっておくさ。」

 

メノ「次回もダメでありますっ!!」

 

 

そして4人は残った炬燵の席を巡ってゲームを始めた。ゲームの名前は【Eカード】というらしい。こんだけルールだけ聞くと皇帝側有利過ぎるだろって思ったが、そういうゲームなんだよな~。

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

メノ「では、失礼させていただきます。」

 

八幡「ん、どうぞ。」

 

ジャーニー「オル、みかんが剥けたよ。」

 

オル「うむ……」

 

ゴルシ「くっそぉ~あそこで皇帝出してたら勝ってたのによ~!」

 

ステゴ「お前は最初から奴隷と皇帝しか出してないからだろ。」

 

ナカヤマ「しかし、中々にシビれたぜ。これでもしわさび入りの寿司があったらと思うと、もっと楽しめたんだけどな……」

 

八幡「因みに1番勝率が低かった奴って誰なんだ?」

 

ゴルシ「そういや誰だ?」

 

ステゴ「お前だよゴルシ。」

 

八幡「ゴルシか……じゃあゴルシ、お茶菓子買いに購買までGO。」

 

ナカヤマ「っ!くっははははは!!トレーナー、そりゃ最高の罰ゲームだぜっ!」

 

八幡「因みに変なの買って来たらやり直しだから。」

 

ゴルシ「おいおいおあたしを足に使おうなんて100年早いぜハチィ~?」

 

メノ「トレーナー、そのような行為はどうなのでしょうか?」

 

ゴルシ「そうだマメちん、言ってやれ!」

 

八幡「でもこれまでの事を考えると、安いもんだろ。」

 

メノ「……執行猶予と致しますっ!!」

 

ゴルシ「ちょ待てよ!!」

 

八幡「全員で一斉に何食べたいか言ってみたらどうだ、ゴルシが買ってきてくれるぞ。」

 

オ・ジ・ス・ナ・フ「@$%&?=!¥*#:"~」

 

ゴルシ「聴き取れねぇよ!1人ずつ喋れよな!」

 

ステゴ「フフフ、ゴルシがやられているところを見るのは爽快だな。トレーナー、またやらないか?」

 

八幡「炬燵の席が1席だけだったらな。」

 

ゴルシ「次はあたしが勝つかんなっ!!」

 

 

 

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