比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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生徒会への要望

 

 

八幡side

 

 

ルドルフ「ダービーに向けて、順調だと聞いているが、実際はどうなんだい?」

 

八幡「特に話す事は無いな。こんな所で口が滑って誰かに知られでもしたら意味が無いからな。」

 

ルドルフ「私はそこまで口は軽くないつもりなのだが……」

 

八幡「じゃあ大先輩にでも聞いてみるか。お前のダービー前はどうだったんだ?」

 

ルドルフ「それを私に聞くのかい?言ったとしても参考にならないと思うぞ?」

 

八幡「事情は知ってる。トレーニングはいつも通り出来てはいたが、異常寒波のせいで芝に砂を撒いての開催だったんだろ?」

 

ルドルフ「君にはお見通しか……だが今回はそれを心配する必要は無いだろう。何せ今日の時点でこの天気でこの気温だ、数年前のダービーでは【灼熱のダービー】とまで言われるくらい高い気温の中で開催されていたくらいだからね。」

 

八幡「分からないぞ、もしかしたら当日に上着を着なきゃならないくらい気温が低くなったり、裸になりたいくらい気温が高くなるかもしれないぞ?」

 

ルドルフ「否定しきれないのが痛いね……」

 

 

ダービーが近付いてきた今日この頃。俺は珍しく生徒会室にお邪魔していた。特に用があったってわけじゃないが、ルドルフに招待されたから来てるってところだ。そしたら最近の事とか、今話してるダービーの事とかを話しているところだ。

 

 

八幡「そういえばお前のお供2人は?助さんと角さんが見当たらないんだが?」

 

ルドルフ「私はご老公じゃないぞ比企谷君。彼女達は今、学内の見回りをしているところさ。生徒会の雑務も落ち着いたからね、それにこの時期は何かと活発になる聖とが多い。君も知っているだろう?」

 

八幡「心当たりなんて何も無いんだが?」

 

ルドルフ「そうかな?君の身近に居る生徒は何かと落ち着きの無い生徒が多いように思えるが?」

 

八幡「ゴルシくらいだろそんなの。言っておくが俺に注意しろなんて言うなよ?管轄外だ、言うのであれば沖野さんに言ってくれ。」

 

ルドルフ「君の言葉の方が彼女は聞くと思っていたんだが……仕方ない、沖野トレーナーが彼女の担当トレーナーだからね。」

 

八幡「ジャーニーが迷惑かけたのなら俺に直接言ってくれて構わないが、他の奴は知らんからな?」

 

ルドルフ「ふぅ……仕方ない、それで納得しよう。だがもし君が関与していると知った時は利用させてもらうよ。」

 

八幡「まぁその時が来たらな。それと俺から要望……っていうよりも進言みたいなものだ。」

 

ルドルフ「おや、君からそんな事が聞けるとはね。何かな?」

 

八幡「2つある。1つ目は遠征支援委員会の事だ。多分委員会で何度か顔を合わせているから知ってるとは思うが、あの委員会の知名度が低いのは知ってるよな。表立って活動するような委員会じゃないから仕方のない事だが、もう少し何とかならないか?」

 

ルドルフ「成る程……ドリームジャーニーからも似たような事を言われた事があるよ。だが生徒会で出来るのは限られている、活動資金の事もあるからね。おいそれと許可する事は出来ないというのが現状なのだよ。何か実績があれば話は別なのだが。」

 

八幡「……10人以上の遠征プランを紹介したとかそういうのか?」

 

ルドルフ「そうだな。委員会会議でも彼女からの報告は聞いているが、2桁を行く人数には至っていない。もしそれが実現したのであれば、活動資金を増額する事は出来るだろう。」

 

八幡「そうか、分かった。「ただし、君以外の生徒もしくはトレーナーが対象だ。」分かってるよそんな事。」

 

ルドルフ「結構。それで2つ目は何かな?」

 

八幡「大食いのあの2人のせいで食堂パンクしそうになってるぞ?主任さんが居る時は何とか回ってるが、あのままの状態が続くとどうにかなっちまうぞ?」

 

ルドルフ「………生徒会ではどうにもならないな。」

 

八幡「要望くらいは来てるんじゃないのか?」

 

ルドルフ「(目敏いな……)確かにその通りだ。既に厨房スタッフの方々から食べ放題の日についての要望書を頂いている。」

 

八幡「やっぱりな……」

 

ルドルフ「その話も彼女達にした事はあるのだが、話す前から絶望したかのような表情をしていたんだ。」

 

八幡「寧ろさせてやれ。アイツ等には少し食のありがたみってのを理解してもらった方がいい。1度アイツ等に調理を代わってもらったらどうだ?」

 

ルドルフ「ははは、貴重な意見として受け取っておくよ。君のところにも来るのかい?」

 

八幡「来る時もある。その時は決まってそれなりの料理を作った時だな。」

 

 

とりあえず伝えたい事は伝えたが、オグリとスぺに関しては諦めた方が良さそうだな。遠征支援委員会については今後の活動したいって感じだな、一応ジャーニーには伝えておくか。

 

 

ガチャッ

 

 

エアグルーヴ「会長、戻りまし……貴様も居たのか。」

 

八幡「あぁ、お邪魔している。見回りはどうだった?」

 

ブライアン「………平和の一言だ、つまらん。」

 

エアグルーヴ「何を言う、それが1番だ。毎回騒ぎがあってたまるか。」

 

ルドルフ「2人共ご苦労。作業が何も無ければこれで解散にしようと思うのだが、どうかな?」

 

エアグルーヴ「私は特に何もありません。」

 

ブライアン「………あたしも特に無い。」

 

ルドルフ「そうか、じゃあ今日はこれで解散だな。」

 

 

……さて、俺も帰るか。

 

 

 

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