比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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祭典の結果

 

 

八幡side

 

 

完全に競っての入線だったな……此処からじゃ分からない。ターフビジョンの映像もジャーニーとウオッカのゴール板のところで止まってるが、どっちが先に越えたのかは全く分からない。全くの同時入線に見える。2人の進路に妨害は無かったし、してもいない。なら……裁決委員の決定を待つしか無い。

 

 

八幡「オルフェ、ジャーニーの所に行ってくる。お2人も少しの間、失礼します。」

 

アート「はい。娘をお願いします。」

 

父親「………」コクッ

 

 

ーーーゴール前ーーー

 

 

八幡「ジャーニー。」

 

ジャーニー「っ!八幡さん、お疲れ様です。申しわけございません、完全に差し切るつもりだったのですが……」

 

八幡「気にするな、まずはお疲れさん。それと聞きたいんだが、お前から見てどうだった?勝敗は分かったか?ターフビジョンではあの様子だが。」

 

ジャーニー「いえ、分かりません。横目でも確認してみましたが、少々距離がありましたので。確実に勝ったとは……」

 

八幡「そうか、まぁそうだろうな。とりあえずは結果が出るまでは此処で待機だな。」

 

沖野「よぉ比企谷、えらい事になったな。」

 

八幡「沖野さん。それにウオッカも……お疲れ様です。」

 

ウオッカ「お疲れっス!ジャーニーさんもお疲れ様です!」

 

ジャーニー「お疲れ様です。差し切れなかったレースは今日が初めてです……ウオッカさんの走り、素直に感服致しました。」

 

沖野「にしても、やっぱ速ぇな~ドリームジャーニーはっ!3~4コーナー辺りから仕掛けてこのゴールまでしっかり脚を使えてた。もしもう少し直線が長かったらこっちが負けてたぜ。まぁまだ結果出てないから分かんねぇけど。絶対にメンバー中最速の上がりだろうな。」

 

ジャーニー「ありがとうございます。」

 

 

しかし、中々に長いな……意外と時間がかかってるな。

 

その瞬間、観客側から歓声が沸いた。

 

 

八・沖・ウ・ド「っ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

実況『今やっと確定しました、皆様ターフビジョンをご覧くださいっ!!1着は8番ドリームジャーニー、2着に惜しくもウオッカとなりましたっ!!そして2人の差は僅か3㎝と本当の僅かの差でドリームジャーニーが制しました!!そして2年連続で2冠ウマ娘の誕生です!しかも無敗での2冠達成は2年前の【英雄】以来となりますっ!!』

 

 

ウオッカ「………」

 

沖野「2着……しかも3㎝かよ。」

 

八幡「……すみませんが、勝たせてもらいました。」

 

沖野「何謝ってんだよ、こっちがおめでとうって言わなきゃならねぇってのによ。ったく、トレーナー2年目でダービートレーナーかよ。お前ってホント常識通じねぇな。」

 

八幡「一応褒め言葉として受け取っておきます。んじゃお前も行ってこいジャーニー。ウイニングランだろ。」

 

ジャーニー「えぇ、では行って参ります。」

 

ウオッカ「ジャーニー先輩!!本当におめでとうございますっ!!」

 

ジャーニー「えぇ、こちらこそお礼を言わせてください。本当に良い勝負でした……」

 

 

それからはジャーニーのウイニングランとインタビューが終わって、残すは写真撮影とウイニングライブを残すのみとなった。時間になるまでは再び観覧席に戻る事にした。

 

 

 

 

八幡「お待たせしました。」

 

ジャーニー「今、戻りました。」

 

アート「ジャーニー、よく頑張ったわね。ダービー制覇おめでとう。」

 

ジャーニー「ありがとうございます。」

 

オルフェ「……誠良い走りであった。」

 

父上「……よくやったな。」

 

アート「トレーナーさんもありがとうございます。ジャーニーをここまで強くしていただいて。」

 

八幡「いえ、当たり前の事をしただけですので。」

 

父上「……ジャーニー、お前に似合う金細工を今度送る。母さんがデザイン、俺が細工をする。」

 

ジャーニー「それはそれは……きっと素晴らしい出来映えの品なのでしょう。期待して届くのを待つ事にします。」

 

アート「……ねぇあなた、トレーナーさんにも何か贈り物をするのはどう?ジャーニーをダービーウマ娘にしてくれたんだもの。」

 

父上「……そうだな。だが仕事の邪魔にならない物が良い、それを考えるとピアスかイヤリングか。首飾りも良いな………いや、胸バッジが良いかもしれないな。」

 

アート「こうなったら止まらないから放っておいて大丈夫よ。トレーナーさんもそれでいいですか?」

 

八幡「あの、俺は別に「いえいえ、ジャーニーの勝利にはトレーナーの尽力あっての功績なのですから。」……ではお言葉に甘えて。」

 

アート「ジャーニー宛に送りますので、ジャーニーから受け取ってください。ジャーニーもトレーナーさんにちゃんと渡してあげてね。」

 

ジャーニー「勿論ですよ、お母さん。」

 

 

ループタイだけでなく他にもくれる事になってしまった……俺、何もあげてないのに。

 

 

オルフェ「兄上、姉上の今後はどうするのだ?」

 

八幡「まっ、夏合宿に参加させるとして……その後にトライアルは1回出すつもりだ。その後に菊花賞だ。出ない理由が無いしな。」

 

ジャーニー「では、この夏はしっかりと鍛えなくてはなりませんね。」

 

 

確かにな。去年は3冠獲れなかったし、今年は獲らないとな。別に世間の為じゃないが、2冠まで達成したからには3冠獲らないとな。

 

 

 

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