比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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中学の同窓会 ③

 

 

八幡side

 

 

「ドリームジャーニーって、あのドリームジャーニーッ!!?」

 

八幡「どのドリームジャーニーかは知らないが、俺が担当してるのはこの前の菊花賞で3冠獲ったドリームジャーニー。」

 

「嘘っ!?本当なのっ!?え、いやだって……えぇ!?普通は2年の研修が必要で……でも比企谷君は最初から担当持つ事になってて……その担当のウマ娘がドリームジャーニー?」

 

八幡「あぁ、そういう事。」

 

中島「い、いやいや。もうせソイツが見栄を張りたいが為についた嘘だろ。」

 

八幡「(言うと思った。用意しておいてよかった……)コレ、この前の菊花賞の時に一緒に撮った口取り式の写真。」

 

 

俺は自身のスマホを周りに見えるように見せた。その写真は中央にジャーニー、右に俺で左にオルフェと並んで、1人ずつ人差し指を出して撮った写真だ。人差し指の意味は言わなくても分かると思うが、3冠という意味だ。

 

 

折本「ほ、本物じゃん………比企谷ってGⅠトレーナーじゃなくて3冠トレーナーだったんだ~。」

 

八幡「元々良い素質を持ってる奴だったしな。だからジュニアでもGⅠ獲れたし、今シーズンでもクラシック全部獲れたからな。」

 

「マジかぁ~……俺、皐月賞は観に行ってたんだけど、お前がトレーナーだったのは知らなかったわ~。」

 

「だよね~。だって誰も思わないじゃん、同級生がウマ娘のトレーナーでしかも3冠トレーナーって。とんでもない成功者じゃん。」

 

八幡「俺は別に成功したなんて思わないけどな。ウマ娘あってのトレーナーだが、実力が無いと淘汰されるのはこの世界でも一緒だ。」

 

 

さっきまでの少し重たい雰囲気が一気に吹き飛んで和やかな雰囲気になったのだが、それをぶち壊してしまった奴が居る。

 

 

永井「綺麗事言ってるけどよ、要はガチャで大当たりしただけだろ?じゃないとこんな奴が良い成績出すなんてあり得ないって。」

 

中島「そうそうっ!次の担当は絶対に1回も勝てないような雑魚になるって~!」

 

「おい、お前等いい加減にしろって!」

 

折本「言い過ぎでしょ、謝んなって!」

 

 

バァン!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オルフェ「………不快。」

 

 

扉が勢い良く開いたと思ったら、そこにはオルフェが立っていた。しかもジャーニーとマックイーンまで……っていうかめっちゃくちゃめかし込んでるなっ!?お前等さっきまでパーティーしてただろっ!?

 

 

八幡「お前等、何で此処に居るんだ?」

 

マックイーン「トレーナーさんには言っておりませんでしたが、このホテルはメジロが経営しているホテルの1つですの。さっきまで此処のオーナーさんとお話していましたの。」

 

 

絶対に嘘だ。だとしたら何でこの2人が居るんだよ……その時点で説得力もクソも無いだろ。

 

 

オルフェ「兄上、此処の様子は見ていた……兄上の周りの民はまだ良かろう、だがそこの2人は何度も兄上を愚弄した……実に不快である。」

 

マックイーン「あぁ……秘密にしてといいましたのに………」ボソッ

 

ジャーニー「すみませんマックイーンさん、我慢出来なかったのでしょう……」ボソッ

 

八幡「見ていたって……まぁメジロの力を使えばそのくらいは出来ちまうのか。んで、君達何しに来たの?まぁジャーニーとマックイーンはオルフェについて来ただけだろうが。」

 

オルフェ「行くぞ兄上、此処にもう用は無い。」グイッ

 

八幡「……分かったよ。んじゃ俺はこれで失礼する、あっ代金「こちらでお支払いしておきますのでご心配無く。」……じゃ、そういう事で。」

 

 

俺はオルフェに手を引かれて会場を後にしたのだが、何故かクラスメイトまでついて来た。

 

 

マックイーン「ではトレーナーさん、家までお送り致します。よろしくお願いしますわ。」

 

「かしこまりました。トレーナー様、ドリームジャーニー様、オルフェーヴル様、どうぞお乗りください。」

 

オルフェ「うむ……貴様、以前にも会ったな。」

 

永井「っ!!」

 

オルフェ「そしてお前も。貴様等の品性、所作、全てが不快である……余の前に姿を現すな。そして思い上がるな……今の貴様等が兄上に勝っている事など、1つとして無い。貴様等が兄上に勝っているなどと思い上がらぬ事だ。」ギロッ…

 

永・中「っ!?」

 

 

こうして、俺は早々に同窓会の会場から引き上げる事になった。まぁ最初からすぐに帰るつもりだったし、全然構わないんだけどな。

 

 

八幡sideout

 

ーーーーーー

 

 

折本「………行っちゃった。」

 

「っていうかさ、見た?比企谷君あのメジロのウマ娘に迎えに来てもらってたよ?一体どういう関係?」

 

折本「分かんない……でもさ、只者じゃないよね、もう。」

 

「あぁ……」

 

永井「ま、まぁアイツも帰った事だし再開しようぜ。ほら、まだまだ時間はあるんだしよ。」

 

中島「ヒキタニの事ばかりで他の奴の話も出来てなかったし、皆の事も聞かせてくれよ~!」

 

「いや、もういいかな~……ねぇ?」

 

「うん。だってさっきのウマ娘の子も言ってたけど、2人共ずっと比企谷君の事バカにしてたじゃん。流石にそんな人とは話したくない。」

 

折本「あたしも無理かな~。それに明らかに言い過ぎだったしね、あたしは場所変えよっかなって思ってる。どっかの居酒屋とかで話せない?」

 

「それなら俺、良い店知ってるぜ。ちょっと聞いてみるわ。」

 

 

こうして、中学の同窓会は早くも解散となった。その後は居酒屋で2次会が開催されたらしいのだが、先に帰った八幡とハブられた2人を除いた全員で楽しんだそう。

 

 

 

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