比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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年末の表彰式

 

 

八幡side

 

 

年末近くになってきた今日この頃。有マ記念にホープフルSも終わって、今年のレーススケジュールは全て完了した。俺達はURA本部に赴いていて、招待されたウマ娘とトレーナー、そしてURAの役員達が集まっていた。

 

 

八幡「ジャーニー、オルフェは?」

 

ジャーニー「部屋で過ごすように伝えてあります。本当なら連れてきたいところだったのですが、流石に招待されていない人は入れないみたいですので。」

 

八幡「まぁそこは受け入れてもらうしか無いだろうな。今はこの雰囲気を楽しんでおけ。」

 

ジャーニー「そういう八幡さんはあまり楽しめていないご様子ですが?顔に出ていますよ、早く帰りたいと。」

 

八幡「そこまで顔に出ていたか?」

 

ジャーニー「他の人には分からないとは思いますが、私には分かりますよ。もう2年の付き合いになりますからね。」

 

八幡「まぁお前にだけならいいや。他の誰かにでも気付かれていたらマズいからな、特に此処の役員とかな。」

 

ジャーニー「まぁまぁ、今日は退屈する事は無さそうなのですから。今の内に雰囲気を楽しんでおきましょう。」

 

八幡「まっ、そうだろうな。」

 

 

そして時間になると、いよいよ表彰式になった。

 

 

司会『続いてクラシッククラスの発表となります。まず初めにキング賞からの発表です。今年の3冠路線では史上3人目の大偉業を成し遂げたウマ娘が満場一致で賞を獲得しました!史上7人目の3冠ウマ娘、加えて3人目の無敗の3冠ウマ娘……ドリームジャーニーさんですっ!!今年の戦績は言うまでもありませんが、5戦5勝!【皇帝】【英雄】の2人に並ぶ大偉業を叩き出しました!今後のシニアクラスでもレース場を大いに賑わせてくれる事でしょう!』

 

 

八幡「まぁだろうな、お前以外クラシックキングは考えられない。」

 

ジャーニー「どうも。ですが私はもう1人だけ、表彰されるべき人を知っていますよ。」

 

八幡「ダイワスカーレットの事か?それともダートで活躍したヴァーミリアンか?それともシニアで活躍したメイショウサムソンか?」

 

ジャーニー「いいえ、因みに言うとウマ娘ではありません。」

 

八幡「はぁ?それって誰の事なんだ?」

 

ジャーニー「いずれ司会の方が説明してくれますよ。」

 

 

ジャーニーがそう言い進めるも、ウマ娘じゃないと言うから他の表彰されたウマ娘もあまり気にならなかった。まぁ今年の年度代表ウマ娘もジャーニーが選出されたから、その点は予想していた。そして次はトレーナーの表彰となった。

 

 

司会『では次にトレーナー部門の表彰に移ります。今年最も活躍したウマ娘をターフに送る事が出来たのは………史上最速にして最年少!キャリア2年で3冠トレーナーの称号を獲得し、ドリームジャーニーさんを世代の頂点に輝かせた比企谷八幡トレーナーです!!比企谷トレーナーは登壇をお願いします。』

 

 

八幡「………マジかよ。」

 

ジャーニー「だから言ったでしょう?表彰されるべき人が居ると。」

 

八幡「予想もしていなかったんだが?」

 

ジャーニー「どうぞ八幡さん。眼鏡はご用意しておりますので。」

 

八幡「はぁ………じゃあ行ってくる。」

 

ーーー表彰式後ーーー

 

 

八幡「はぁ……」

 

ジャーニー「お疲れのようですね。」

 

八幡「あぁ、あんなに囲まれながら写真撮られたのは初めてだ。レース場の時よりも距離近かったし。」

 

ジャーニー「後でもう1度お願いしないといけませんね。」

 

八幡「写真撮るのをか?」

 

ジャーニー「えぇ、八幡さんの2人での写真撮影がまだですからね。」

 

八幡「……俺、写真嫌いなんだけど?」

 

ジャーニー「おや、それは初耳でした。ですが今日のようなおめでたい日には少しくらいいいでしょう?」

 

八幡「……そうだな。」

 

ジャーニー「ありがとうございます。ではカメラマンさんにお願いしに行きましょう。」

 

 

それからお開きの時間になって、俺とジャーニーは帰路に着いた。まぁ2人じゃないんだけどな。

 

 

スカーレット「ジャーニーさんの年度代表ウマ娘の時のお姿、とても凄かったです!流石は3冠ウマ娘って感じでカッコ良かったです。」

 

ジャーニー「ありがとうございます、スカーレットさん。貴女も美しい佇まいでしたよ。」

 

スカーレット「ありがとうございます、ジャーニーさん!」

 

沖野「しかし今年は大活躍だったじゃねぇか。ウチのダスカはダブルティアラ、そっちは無敗の3冠。これは明日が楽しみだな。一面がお前んところのウマ娘になるだろうしな。」

 

八幡「でしょうね。来年も今年と同じかそれ以上の走りをさせますよ。」

 

ジャーニー「八幡さんのトレーニングは信頼してますからね、期待していますよ。」

 

ダスカ「アンタも比企谷トレーナーさんから色々と教えてもらった方が良いんじゃないの?」

 

沖野「何で俺が教わる側なんだよ。まぁ後輩相手であっても学ぶ事は多いけどよ。」

 

ダスカ「それじゃあ比企谷トレーナーさんにしっかり教わりなさいよね。」

 

八幡「俺も逆に教わる事があると思いますので、よろしくお願いします。」

 

ジャーニー「では、私もダスカさんから色々と教わるとしましょう。」

 

ダスカ「い、いえそんなっ!こちらこそ色々と教えていただきたいです!」

 

 

まぁ、他の奴から学ぶのは悪い事じゃないしな。ジャーニーだってもしかしたら追込以外の戦術で走る事があるかもしれないからな。

 

 

 

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