比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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ファン感謝祭で接待

 

 

八幡side

 

 

今日の学園は大いに賑わっていた。それは毎日だろって思うかもしれないが、今日のはそれとは全く違う理由で賑わっている。その理由とは………ファン感謝祭が催されているからだ。ウマ娘達は模擬店を作ったりして来てくださった人と楽しく話したりしている。中には根強いファンも居たりして、再開を楽しんでいる様子さえ見受けられた。ジャーニーのファン層は老若男女問わず受けが良いと思っている。俺やオルフェにはともかく、ファンの前では物腰柔らかいからなアイツ。

 

 

そして今俺はというと………

 

 

アート「此処でジャーニーとオルがいつも生活しているのですね。」

 

父上「……この装飾、オルがさせたのだろう。お前に似て良い芸術センスだ。」

 

アート「あら、そうかしら?あなたのセンスも受け継がれていると思うわ。」

 

 

姉妹の両親を現在進行形で絶賛接待中です。あの2人から今日来るって聞いていたから俺が案内をしているところだ。今はオルフェの部屋に案内している。俺は来る事なんて殆ど無いから久しぶりに来たが、普通の教室をこんな風にしたらダメだろ絶対。よくこれを放置しているな、学園の教員も。それともジャーニーの圧力とか?

 

 

八幡「お前等、知ってるかどうか分からんがこの2人はジャーニーとオルフェの両親だ。この部屋に入る事は許可されてるから何の問題も無い。お茶を淹れてやってくれ。」

 

「お、王のご尊父様とご母堂様であらせられますかっ!!?」

 

「すぐにご用意させていただきますっ!!」

 

八幡「あぁそれと、後でオルフェも此処に来るからその分もよろしく頼む。」

 

『ははっ!!』

 

アート「ふふふ、そんなに気を使わなくていいのよ?私なんてただのおばさんなんだから。」

 

「どんでもございませんっ!!王にはいつも我々の至らぬところばかりをお見せしてばかりでして……とてもお世話になっております!」

 

アート「そう、オルってあんな感じ……あら?まぁその髪飾り、それって私がデザインしてあなたが作った金細工じゃない。オルったら急に作ってほしいって頼んできたと思ったら、この為だったのね。」

 

「お、お待ちください!王がお2人に頼んだ?」

 

アート「そうなのよ。あの子ったら何も言わずに作れって言うんだもの。驚いちゃったけどこういう事だったのね~。」

 

父上「………何事かと思ったが、そういう事だったか。」

 

「お……王がそのような事を、我々の為に………」ポロポロ…

 

「このような贈り物を下賜していただけたのに、私達は何をお返しすれば……」ポロポロ…

 

八幡「そんなの結果で示せばいいに決まってるだろ。それが最大の恩返しになる事ぐらい、お前達なら分かっているだろ?(まぁ、その時はもっと凄い何かが待ってるかもしれないけどな。けどこの事は胸の中にしまっておこう。)」

 

 

その後はまたも泣き出してしまったせいでお茶は俺が淹れた。因みにお茶菓子も俺が適当なのを出した。

 

 

アート「少し安心しました。あの子ああいう感じでしょう?だから学園にお友達が出来るかどうか少し不安だったんです。」

 

八幡「オルフェに友人がいるかどうかは自分も分かりませんが、問題無く過ごせていますよ。見ての通り、慕ってくれる学生も居ますからね。」

 

父上「………俺に似て口下手だからな。」

 

八幡「ははは……けど自分が出会った時よりも柔らかくなりましたよ。」

 

 

ガチャッ

 

 

オルフェ「………」

 

「お疲れ様です、王よ。」

 

オルフェ「うむ……居心地はどうだ?」

 

アート「とっても良いわ。欲を言えばトレーナーさんの部屋も行ってみたいけど、そこはお仕事をする部屋だものね。部外者は入れないでしょうからね。」

 

八幡「すみません。散らかっているとかそういう理由とかでは無く、今後のレースの事とかメニューの事であったりとかお見せ出来ない物とか色々ありますので。」

 

父上「………オル、ジャーニーはどうした?」

 

オルフェ「姉上なら今頃、ファンと交流している頃であろう……【激闘・バラエティサバイバルレース】っと言っていたな。」

 

八幡「タイトル聞いても内容全く理解出来ないのは久しぶりだな……」

 

アート「2人共、学園生活を楽しめているみたいで何よりだわ。ねぇあなた?」

 

父上「………あぁ。」

 

アート「ふふふ。」

 

オルフェ「兄上は見て回らぬのか?」

 

八幡「このファン感謝祭をか?見て回ったところでする事なんて無いからな……ならこうやって過ごした方がまだ楽だ、背筋は伸びるけどな。」

 

「トレーナー様。」

 

八幡「俺に様付けはしなくていいって言ってるだろ……どうした?」

 

「ドリームジャーニー様がコース場まで来てほしいとの事です。」

 

八幡「え、何で?」

 

「いえ、そこまでは……」

 

八幡「……分かった。すみませんが失r「あら~偶然。トレーナーさんに似合いそうなスーツがっ♪」え……」

 

父上「………奇遇だな、俺もそれに合う金細工がある。」

 

オルフェ「偶然とは必然よのう、兄上の眼鏡のスペアは此処に置いてある……」

 

 

……何?もしかして着替えて行けって言うのか?今日は一般の人も来てるんだぞ!?その中でコイツを着て付けて歩けってかっ!?

 

 

 

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