比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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淀で集まる黄金

 

 

八幡side

 

 

5月初旬。世間では所謂ゴールデンウィークに突入している。この長期休暇を使って何処かへ旅行に行ったり、帰省したりと様々な形で有効活用するものだが、俺達トレーナーやウマ娘には全く関係の無い事だ。ウマ娘のレースは毎週土日104~106日まで休み無しに行われている上に、4月からは連日のようにGⅠが開催されているから休んでいる暇なんて無い。1でも上のステージに上がる為には目の前のレースに勝たないと上がれない、この世界でもその構図になっているからな。

 

話を戻すが、このゴールデンウィークの真っ最中にもレースは開催している。それもこの日本で開催されているGⅠにとっても格式の高いあのレースだ。

 

とは言いつつも、俺はまだ現地の競馬場には居ない。絶賛私用中だ、京都の藤森神社でな。

 

 

八幡「………」

 

 

久しぶりに来られたからな、此処にも。去年はプラン組んだものの、結局は行けず終いだったからな。来れて良かった。

 

 

八幡「ごめんな、長い事来れなくて……けどその分、今日は土産話とかするつもりだからレースが終わるまで待っててくれ。」

 

 

ーーー京都レース場・観覧席ーーー

 

 

八幡「う~っす。」

 

ジャーニー「おや、戻られましたか。」

 

八幡「戻ったっていうか今日初めてこのレース場に来たんだけどな。まぁ用事は済ませてきたから大丈夫だ。」

 

ジャーニー「それは何より……」

 

ステゴ「懐かしいなぁ~。私もよく走ってたよ、3回走って2着が最高だったなぁ~。」

 

八幡「流石はシルバー&ブロンズコレクターだな。3回も走った時点ですげぇよ。」

 

ステゴ「まぁ1回も勝てなかったけどな。」

 

八幡「なのに海外では2戦2勝だしな、お前って奴が俺には全く分からん。何でホームでは勝ちきれないのにアウェイでは勝てるんだか……しかもどっちもギリギリだし。」

 

ステゴ「ははははっ!確かにな。けど海外のレースを走り終わった後に2着だったウマ娘のトレーナーに言われたよ、『また君にやられたよ、どうにも僕達にとって君は相性は良くないみたいだ。』って笑いながら言われたっけな。そして私がこのレースを最後にトゥインクルシリーズから居なくなるって話をした時も『日本にとっては寂しくなるだろうけど、僕達にとっては良いニュースだね。』だってよ、笑えるだろ?」

 

八幡「おい分かってるのか?お前にそこまで言わせたトレーナーは世界的に有名な名伯楽なんだぞ?」

 

ジャーニー「そんなに実績のある方なのですね。その方の担当するウマ娘にアネゴは勝ったと……」

 

ステゴ「そういう事になるな。」

 

 

そんな簡単に済ませるなよ……

 

 

ガチャッ

 

 

オルフェ「………」

 

ナカヤマ「よう、邪魔するぜ。」

 

ゴルシ「ゴルシ様のお成りだぜぃ!」

 

メノ「失礼するであります。」

 

ララ「お邪魔させていただきます。」

 

マルシュ『失礼しますっ!』

 

オルフェ「客人だ。」

 

八幡「めちゃ連れてきたな、まぁ観戦目的だろうし好きに過ごしてくれ。あっ、物壊すとかはダメだからな。」

 

 

一気に人が増えたな……まさかこの部屋に10人以上の人が入るとは思わなかったな。

 

 

ゴルシ「おうオメェ等、遊ぼうぜ~。」

 

八幡「何して遊ぶツボ押しゲーム?」

 

ゴルシ「よっしゃハチ、アンタは混ざるな。身の危険を感じたぜ……」

 

ナカヤマ「おいおいゴルシ、トレーナーだけ仲間外れにさせるなよ。」ニヤニヤ

 

ステゴ「そうだぞゴルシ、説明だけでも聞かせてやれよ。もしかしたらやる気になってくれるかもしれないだろ?」ニヤニヤ

 

オルフェ「兄上も参加させよ……これは王命である。」ジッ…

 

ジャーニー「ゴルシさん、この席に入れるのは八幡さんのおかげなのですから八幡さんに従うのが筋かと。」ニコニコ

 

メノ「た、確かに……ジャーニーさんの、言う事が……一理、あるかと。」プルプル…

 

ゴルシ「オメェ等ぜってぇ~にあたしがツボ押しされてんのが見たいだけだろうがっ!!冗談抜きでアレとんでもなく痛ぇんだからなっ!!

 

ララ「……ツボ押し?」キョトン…

 

マルシュ『何の事なんだろう?』キョトン…

 

八幡「ほら、何の事か分からない下級生だって居るんだから、先輩として雄姿?を見せてやれよ。」

 

ゴルシ「おいハチ公、あたしは聞き逃してないからな、今雄姿の部分に?を付けただろっ!あたしのあの姿のどこが雄姿だってんだよ!!」

 

八幡「でもなぁ……俺、ずっとやる側だったから動画なんて撮ってないし。誰か、バスの中とかトレーナー室で撮ってた奴居るか?」

 

ナカヤマ「笑うので必死になってた。」

 

ジャーニー「ナカヤマさんと同じです。」

 

オルフェ「余はそのような事はせぬ。」

 

メノ「すみません。私も堪えるので必死でしたので、そのような余裕は……」

 

ステゴ「私も大爆笑してたからな、撮ってない。」

 

八幡「そうか………さぁゴルシ、出番だ。笑いを取るチャンスだ。」

 

ゴルシ「誰がやるかってんだ!!

 

 

その後も京都レース場の観覧席でこのメンバーで楽しく過ごしていた。しかしアレだな、今度からは動画撮る準備もしないとな。

 

そして、いよいよメインレースの時間となった。

 

 

 

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