比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

1664 / 1687
役割分担

 

 

八幡side

 

 

たづな「というわけですので、比企谷トレーナーにはトレーナー希望者に実際のトレーニング風景を見せて差し上げたいのですが、よろしいでしょうか?」

 

八幡「俺でいいんですかね?俺の担当は1人なので、あまり映えないと思うんですけど。」

 

たづな「ですが今、トゥインクルシリーズを大きく賑わせているのは比企谷トレーナーとドリームジャーニーさんですので。」

 

沖野「俺は推すぜ。俺のチームがその係になってみろ、ゴルシから始まって他の連中が何をするか分かったもんじゃねぇ。」

 

南坂「僕のチームも同じです。特にターボさんが……」

 

田辺「ポッケが儂の言う事を聞いてくれるとも思えんしのう。」

 

黒沼「俺のトレーニングを見て目指したいと思える奴が居るとは思えねぇ。」

 

六平「オグリは見せる走りは出来るだろうが、飯が絡むとなぁ……」

 

八幡「こんな事言うのもすっごい失礼だって事は百も承知なんですけど、古参のチームトレーナーが全く使い物にならないのはどうしてなんですか?東条さん。」

 

東条「リギルも確かに精鋭揃いだけど、生徒会や寮の事で忙しかったりで予定が組めるかどうかなのよね。」

 

チーフ「私も協力してあげたいところなんだけど、もうお婆ちゃんだからねぇ~。」

 

 

完全に俺がやるムーブなんだが?他の人はやりたがらないのか?

 

 

八幡「駿川さん、他のチームトレーナーはどうなんですか?ほら、それこそ先輩1とか。」

 

たづな「考慮はしましたが、先輩1トレーナーは成績の方があまり芳しくありません。重賞勝利を挙げているウマ娘が籍を置いているのであれば話は別だったのですが、そうではありませんので。」

 

八幡「じゃあ個人では……って話になると俺が1番成績出してるからこうなってるんでしたよね。」

 

同期2「俺とコイツも今年やっと1勝出来たくらいで比企谷には程遠いからな、どう考えてもお前だろ。」

 

同期1「やってみたら?やる事なんていつも通りだし、特にお話する事なんて無いと思うし。そうですよねたづなさん?」

 

たづな「はい。トレーニングの様子を見せるのが目的なので。」

 

同期1「じゃああまり問題無いじゃない。比企谷君が何かを教えるっていうならまた変わってくるけど、そうじゃないのならいけると思うわよ?」

 

八幡「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「わかりました、お引き受けします。」

 

たづな「っ!ありがとうございます!「ただし、条件があります。」……条件、ですか?」

 

八幡「はい。後輩と一緒にトレーニングをする事です。」

 

後輩「え、えぇ!?ぼ、僕ですかっ!?」

 

八幡「あぁ。言うなればお前だってトゥインクルシリーズを盛り上げてるトレーナーの1人だ。俺のドリームジャーニーとそっちのブエナビスタ、一緒にトレーニングしてるとこを見せれば効果はあると思うぞ。」

 

後輩「……分かりました、俺やりたいです!とりあえず担当にも話してみます。」

 

たづな「よろしくお願いしますね。」

 

先輩1「新人2人に任せて大丈夫なんですかね?」

 

六平「俺は寧ろこっちの方が良いと思ってるぜ。俺等みたいな年寄りよりも新進気鋭のコイツ等が指導しているところを見せてやった方が、トレーナーになりてぇって奴が増えるかもしれねぇからな。俺達がやってみろ、向こうからすれば『この年齢くらい続けないとチートレーナーにはなれない。』とか『こんなジジババばかりなのか。』と思われかねないからな。」

 

チーフ「六平トレーナー、私から目を逸らしてジジババと言わないでくれますか?」

 

六平「んんっ!まぁそういうわけだ、少しでも若い連中に任せてみるのも良いと思うぜ。」

 

先輩2「俺も賛成です。比企谷と後輩は1年前からトレーナー間だけでなくウマ娘間でも交流があります、連携は充分取れると思います。」

 

先輩1「………」

 

たづな「では、最後のトレーニング風景は比企谷トレーナーと後輩トレーナーにお任せ致します。よろしくお願いしますね。」

 

八幡「分かりました。」

 

後輩「が、頑張りますっ!」

 

 

11月に行う事になったトレーナー希望者に向けた職場見学・体験の会議はこれで終了した。中にはこれに不満を持っている奴(同期3)も居たが、メインのトレーナーになってない奴が口を挟めるような事でも無いしな。まぁしても全然いいんだけど、責任は取るべきだしな。

 

 

後輩「先輩、その日のトレーニングって何をするのか決めてるんですか?」

 

八幡「いや、何も。」

 

後輩「何もっ!?」

 

八幡「だってまだ1ヵ月も先の話だ。それに俺もお前も10月に大一番が控えてる、それなのに今からメニュー組んじまったらその前のメニューも組まないと足並み揃えられないだろ。」

 

後輩「そ、それもそうですよね……」

 

八幡「確か11月の3週目だったからマイルCSの週だったな……大雑把で構わないから、こんな感じでやるってメニューを俺に作ってきてくれ。マジで大雑把でいいから。あぁそれに予定もな。」

 

後輩「分かりました!」

 

 

とりあえず大雑把にでもメニュー組んでおくか。どうせ天皇賞終わった後には有マ記念に向けてのトレーニングをする予定だし。ブエナも秋華賞の後に出るとしたら、エリザベス女王杯、ジャパンC、有マ記念に駒を進めるだろうしな。多分マイルとダートは無い……俺の勝手な推測だけど。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。