比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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朝の注目

 

 

八幡side

 

 

………もう、周りからの視線が半端じゃない。真ん中に俺だろ?右にプロフェッサー、左に先生+デジタル。昨日のインタビューで顔は割れてる。朝から見られまくりだ………特にアメリカから来た連中なんてテンションの上がり具合が狂ってる。

 

 

たづな「は、八幡トレーナー……おはようございます。その、セクレタリアトさんにマンノウォーさんも。」

 

八幡「……おはようございます。」

 

マンノウォー「うむ、おはよう!」

 

タリアト「むっ?いつかに見た顔だな、おはよう。今日は八幡と共に学園を見て回る予定だ。2人分の見学証を頂けるだろうか?」

 

たづな「は、はい!只今すぐにお持ちします!」

 

八幡「え、書類要らないんですか?」

 

たづな「八幡トレーナーのお師匠様との事ですので、必要ございません。」

 

 

何というVIP待遇………

 

 

ルドルフ「八幡君、それにセクレタリアト殿にマンノウォー殿。おはようございます。」

 

タリアト「おぉ、シンボリルドルフか。朝からご苦労だな。わざわざ来てもらって済まないな。師よ、この者はシンボリルドルフという。この学園の全生徒の長を務めている。」

 

マンノウォー「ほう、生徒の代表か。では私も名乗ろう、マンノウォーだ。」

 

ルドルフ「お初にお目にかかります、私はシンボリルドルフ。当学園の生徒会長を務めております。【ビッグレッド】の2つ名で世を轟かせたマンノウォー殿にお会い出来て光栄です。」

 

マンノウォー「はっはっはっ!この世に【ビッグレッド】と呼ばれるウマ娘は2人居るのだが、まぁいいだろう。今回は学園の見学に来たのだ。」

 

ルドルフ「そうでしたか。今日は授業がありますので大したおもてなしは出来ませんが、本日はごゆっくりお過ごしください。では。」

 

 

そう言ってルドルフは学園側へと帰って行った。学園から2人が見えて急いで来たのだろう。

 

 

それからも登校中に色々なウマ娘から声を掛けられた。特にグラス、エル、タイキ、アマゾンなんかは特に興奮していた。サインも強請っていたし。起き上がったデジタルは抱えられている事に気付くとまた気絶してしまった………保健室にデジタルを寝かせてから俺はトレーナー室に2人を連れて来た。

 

 

マンノウォー「見たのはまだ中庭と廊下だけだが、とても良い設備をしている。それに生徒の顔も明るく眩しい、とても良い学園だ。」

 

タリアト「そうだろう?私が初めて来た時も同じ事を思った。我々が現役だった頃とは大違いとも言えるだろう。時代が違うのもあるがな。」

 

八幡「先生達の現役の頃の学園ってどんな感じだったんですか?」

 

タリアト「と言っても私と師の時代も違う。今程コースの設備は良くはないし、ネットワークも無い。例を上げればこんな感じだな。」

 

 

今しか知らない俺からしてみれば考えられないな。そうだよな、先生達の時代ではネットが普及していないのが当たり前だったんだもんな。

 

 

マンノウォー「ところで八幡、今日は学園を案内してもらうのだが、トレーニングに弟子を参加させてもよいか?」

 

八幡「え、先生を?」

 

マンノウォー「あぁ、久しぶりに私流のトレーニング法でお前の指導を見る。」

 

タリアト「師よ、私を道具のように使うのはやめてもらいたいのだが?」

 

マンノウォー「いいだろう?それにお前も八幡のトレーニングで動けるのだぞ?それに八幡の指導法も知る事が出来る。どうだ?一石二鳥だろ?」

 

タリアト「……はぁ、反論しても無駄か。引き受けよう。八幡よ、今日はよろしく頼むぞ。」

 

八幡「いきなりですね………」

 

 

ガラガラッ

 

 

葵「おはようございますうおぉぉぉ!!?」

 

八幡「……随分変わった挨拶だな。」

 

葵「だ、だだだだだって居るとは思わないじゃないですか!!け、今朝にもお会いしましたが、桐生院葵と申します!!比企谷君とは同期として仲良くさせてもらっています!!」

 

タリアト「八幡の同僚か……不肖の弟子が世話になっている。これからも仲良くしてやって欲しい。」

 

葵「はい、勿論ですっ!!」

 

 

それから鐘が鳴るまで俺達はトレーナー室で雑談やトレーニングについての事を話していた。桐生院は先生達に色々と教えてもらっている。このまま先生が気に入ってしまえば、桐生院は俺の妹弟子になっちまうんだが、大丈夫か?

 

 

ーーーチャイム後ーーー

 

 

八幡「さて、じゃあ行きましょうか。プロフェッサーは何処か行きたい所はありますか?」

 

マンノウォー「全て任せる。八幡ならば良い案内が出来るだろうからな。」

 

タリアト「ならば私は桐生院へトレーニングの事について指導しよう。日本の教育機関の教えがどれ程のものか気になっていた。」

 

八幡「泣かせないでくださいよ?」

 

葵「な、泣きませんからね!」

 

 

それはどうかな?先生って熱が入るとかなり厳しくなるからなぁ〜。まぁ全ては桐生院次第だろうな。とりあえず俺はプロフェッサーの学園案内をするか。

 

 

ーーー廊下ーーー

 

 

八幡「じゃあまずは生徒達に迷惑が掛からないよう、コースから回っていきましょうか。」

 

マンノウォー「うむ、よろしく頼むぞ!時に八幡、お前には番は居ないのか?」

 

八幡「居ませんよ、急に何ですか?それにこの職業を選んだ時点でそんなの諦めてますよ。」

 

 

マンノウォー(ふむ……この様子では気付いていない、か。エアグルーヴは苦労しそうだ。)

 

 

 




やっぱりこうなるよなぁ………
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