比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

194 / 1583
夢のグランプリ

 

 

八幡side

 

 

【今年のGⅠも残すは2つ………暮れの王者は誰か!?世界をも屈服させた【女帝】か!?今年のティアラ2冠ウマ娘か!?シニアのベテランウマ娘達か!?暮れのグランプリを制するのは誰だ!?今年の総決算グランプリ、有マ記念……開幕っ!!!】

 

 

実況『さぁ今年も終わりを迎えようとしています、1年の終わりを迎えるレースといえばやはり、中山レース場の2,500mのグランプリレースの有マ記念しか無いでしょう。今年もファンに選ばれたウマ娘16人が中山レース場に集結しました。昨年はサクラローレルが制したこの舞台、次に制するのは誰でしょう!?先ずはウマ娘紹介から行きましょう!!』

 

 

エアグルーヴは6枠12番、後の方だ。枠的にはかなり良い枠を引き当てたと言うべきだろう。だが今回は初の長距離、トレーニングを長距離向けの内容にしたとはいえ、どれだけ想定通りの走りになるのかもポイントになってくる。

 

 

ダイナ「有マ記念……このレースも懐かしいわね〜。私も出た事はあるけど、掲示板にしか載らなかったのよね………エアグルーヴはどうかしらね?」

 

八幡「さぁ?そこは俺にも分かりません。けど、エアグルーヴなら良い走りをしてくれるでしょう。」

 

ダイナ「ふふふっ、そうね。そうだトレーナーさん、そのレースが終わったら家に来ない?」

 

八幡「ははは………俺は良いですけど、エアグルーヴが首を縦に振るかどうかですね。その辺は少し怪しいのでは?」

 

ダイナ「(あらあらトレーナーさんったら………)そうとも限らないわよぉ〜?エアグルーヴも案外、乗り気かもしれないわよ?」

 

八幡「だったら良いんですけどね……あっ、次にエアグルーヴが出て来ますよ。」

 

 

実況『さぁ、本日中山メインレースのメインヒロインの登場です!6枠12番、エアグルーヴです!!』

 

解説『やはり今日に向けて仕上げてきているのが分かります。初の中山、初の長距離ですが、これまで通りの走りが期待出来そうです。』

 

実況「しかしながら今回の参戦ウマ娘の中でGⅠを制しているのは6人。今年のティアラ2冠ウマ娘のメジロドーベル、昨年のエリザベス女王杯を制した女王ダンスパートナー、去年の朝日杯FSを制したマイネルマックス、上半期のマイル王タイキブリザード、一昨年のNHKマイルCを優勝したマイネルブリッジ、そして未だ無敗のティアラ3冠に加えて秋シニア3冠に王手をかけたエアグルーヴとなっています。これだけ見ると、ティアラ路線の強さが際立って見えますね。』

 

解説『そうですね。今年の王道路線は殆どエアグルーヴが勝ってますからね。唯一天皇賞・春に参戦していないのが救いでしたね。けど近年のティアラ路線のウマ娘は凄いですよ、勢いがありますよね。』

 

 

八幡「……ふむ、調子は良さそうだな。」

 

ダイナ「あら、それだけ?」

 

八幡「え、他に何かありました?」

 

ダイナ「ふふふっ、これは私にしか分からないかしらね〜?」

 

八幡「?」

 

 

ダイナ(だってエアグルーヴがトレーナーを見つけた時のあの目、お母様分かっちゃったもの〜♪良いわよエアグルーヴ、トレーナーさんが相手なら私も全力で応援しちゃうわよ!)

 

 

ーーー控え室ーーー

 

 

八幡「さて、いよいよだな………」

 

エアグルーヴ「あぁ、今は走りたくて仕方ない。脚がウズウズしている……」

 

八幡「みたいだな。」

 

フジ「頑張ってねエアグルーヴ!微力ながら応援しているからね!」

 

エアグルーヴ「あぁ、感謝する。それで八幡、今日の作戦はどうする?」

 

八幡「先行策はいつも通りとして、今回はなるべく前のウマ娘を抜ける位置で走れ。ラチ沿いで走ってもいいが、きっと前のウマ娘はそんなに逃げないから、塞がれると思う。だからなるべくは外か真ん中くらいで抜け出せるように道中は進めてほしい。」

 

エアグルーヴ「うむ、承知した!」

 

八幡「よし、じゃあ行ってこい。そんで勝ってこい!」

 

エアグルーヴ「あぁ、任せろ!」

 

 

そしてエアグルーヴは、控え室を後にした。その後に俺達も控室を後にして観客席へと向かっている。

 

 

フジ「大丈夫だよ、エアグルーヴならきっと勝つさ。私達はそれを信じて応援しようじゃないか。」

 

八幡「あぁ、そうだな。」

 

 

八幡sideout

 

エアグルーヴside

 

 

エアグルーヴ「………」

 

ドーベル「先輩。」

 

エアグルーヴ「……ドーベル、来たか。」

 

ドーベル「はい。やっと先輩の背中まで来る事が出来ました。後は……追い抜かすだけです!」

 

エアグルーヴ「ふっ、私も甘く見られたものだ。ただ追い抜けば良いと思われているとはな……私の背は易々に抜かせる程甘くはないぞ、ドーベル?」

 

ドーベル「はい。」

 

エアグルーヴ「だが……自らが手塩にかけて育てた後輩がここまで育ち、共に同じ舞台に立てる喜びは感慨深いものがあるな。」

 

ドーベル「先輩………」

 

エアグルーヴ「ドーベル、勝負だ!!」

 

ドーベル「はい!!」

 

 

実況『さぁ、最後に現れたのは今回の1番人気と2番人気にして、新旧女王の2人です!!昨年のティアラ3冠覇者のエアグルーヴ!!そして今年のティアラ2冠ウマ娘のメジロドーベルの入場です!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「すっごい、カッコ良い!!あれが……あれが今1番強いウマ娘………エアグルーヴさんなんだ!!カッコ良いし、凄く堂々としてる……私も、あんなウマ娘になりたいっ!!」

 

 

 

 




遂に始まるグランプリ!!

そして最後の子は一体?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。