比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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大事なお話

 

 

八幡side

 

 

ダイナ「着いて早速だけど、今日此処に来てもらった理由をお話ししてもいいかしら?」

 

エアグルーヴ「はい、お母様。」

 

八幡「………」

 

ダイナ「……トレーナーさん?」

 

八幡「え?あ、あぁはい、お願いします。」

 

 

え〜……皆さんこんにちは、訳も分からずにエアグルーヴの実家にお世話になっています比企谷八幡です。いやもう訳が分からない、何?どうした?何で俺は冬季休暇に入って早々にエアグルーヴの実家に居るの?

 

 

ーーー遡る事、有マ記念の翌日ーーー

 

 

エアグルーヴ「八幡、今年の冬休みはお前はどうするのだ?実家に帰るのか?」

 

八幡「いや、帰るつもりねぇよ。帰ったところで俺の部屋が物置にされてるだろうしな。まぁ今住んでる寮で過ごす予定だ。何でそんな事聞くんだ?」

 

エアグルーヴ「今年の冬休み、私の実家に来てほしい。お母様がお前と話をしたいと言っていたのだ。」

 

八幡「え、実家に?」

 

エアグルーヴ「勝手だと百も承知だが、こうしてチケットまで用意されている。全くいつの間に用意したのか………」

 

八幡「え、待って?俺何されるのかも分からないのにお前ん家に行くの?」

 

エアグルーヴ「………済まん。」

 

 

ーーー回想終了ーーー

 

 

………という事があったのだ。俺は着いて早々ダイナカールさんとエアグルーヴと対面するかのように座っている。何これ、三者面談?

 

 

ダイナ「トレーナーさん、まずは貴方に相談もせずに強引な事をしてしまってごめんなさい。でもね、これは私にとってとても大事な事なの。だからこんな手段を取らせてもらったわ。」

 

八幡「いや、それはいいんです。ですがその要件っていうのは1つだけなのですか?」

 

ダイナ「そうよ。」

 

 

1つ………軽い内容だったらどうしてくれんだ?

 

 

八幡「分かりました、伺います。」

 

ダイナ「……まずエアグルーヴ、アンタに聞くわ。トレーナーさんの事、好きなのよね?」

 

エアグルーヴ「なっ!?は、母上!?い、いきなり何ですかその質問はっ!?///」

 

ダイナ「だってウイニングライブであんな事を皆の前でするんだもの、そうだって思うじゃない。」

 

エアグルーヴ「う、うぅむ………///」

 

ダイナ「それで、エアグルーヴ?アンタはトレーナーの事が好きなの?」

 

エアグルーヴ「………す、好き…です///」

 

ダイナ「因みにどれくらい?」

 

エアグルーヴ「……〜っ!!誰にも渡したくない程に好きです!!今まで私が見てきた男の中で1番好きです!!/////」

 

 

………やべぇ、恥ずかしい///こんな公開処刑があるのかよ。でも3人だけだからまだ良いよな、そうだよな?

 

 

ダイナ「そう、あんたの気持ちは分かったわ。トレーナーさん、貴方にも同じ質問をするわ。貴方はエアグルーヴの事をどう思っているのかしら?」

 

八幡「………俺は……」

 

エアグルーヴ「………/////」チラチラ

 

 

おいおいおいおい、エアグルーヴに返事待ちを頼んだのに数日後にはお母様からまさかのカミングアウトってそんな事ある!?

 

 

八幡「……少なくとも嫌いではありません。好きか嫌いかで言われれば、好き……です。ですが、1人の女性としてと聞かれると、答えづらいです。」

 

 

……いや、これが答えなのだろう。俺は今までエアグルーヴを1人の女として見た事は無い。意識し始めたのだってエアグルーヴと有マ記念が終わった後の帰り道くらいだ。

 

 

ダイナ「……まぁ無理も無いわね。でもトレーナーさんが誠実な人で逆に良かったわ。トレーナーとウマ娘との恋路も珍しい話ではないけど、好きって答えてたら今後の質問の内容次第では、エアグルーヴに諦めてもらうつもりだったもの。」

 

八幡「そ、そうでしたか………」

 

ダイナ「トレーナーさん、異性として見るエアグルーヴはどんな姿かしら?」

 

八幡「……一言で表す事は出来ない程の魅力は詰まっている、と思います。自分もまだその辺はよく分かってはいませんから、ハッキリと言う事は出来ません。しかし、自分には勿体ない女性だとは思っています。」

 

エアグルーヴ「八幡………」

 

ダイナ「つまり自分ではエアグルーヴに釣り合わない、そう言いたいのかしら?」

 

八幡「今までの俺だったらそう言うでしょうね。けどそれはただの客観的なイメージや想像であり、俺やエアグルーヴの思っている事ではありません。例え今は釣り合わなくとも、将来は並び立てるような男になってみせます。」

 

ダイナ「………二言は無いわね?」

 

八幡「俺が女だったら二言目って許されますか?」

 

ダイナ「………ふふふっ♪トレーナーさん、貴方は本当に面白いわ。それに、言質は取ったからもう取り下げないからよろしくね♪」

 

八幡「はい?」

 

エアグルーヴ「どういう事ですか、お母様?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイナ「え?だってトレーナーさん自分で言ったじゃない、アンタに釣り合うような男になってみせるって。私はもう充分にアンタと釣り合ってるお似合いのカップルだと思うんだけどね〜。」

 

エアグルーヴ「っ!!?」

 

八幡「なっ!?」

 

ダイナ「さぁて今日はおめでたい日ね!!はい、固い話はこれで終了〜!2人はもうカップル兼婚約者で決定ね♪反論してもいいけど、さっきの言葉録音してあるから無駄に終わるけどね〜!」

 

 

こ、この人何してくれてんの!!?

 

 

ダイナ「それじゃあ後はお若いお2人で仲良くね〜♪私はお夕飯の準備をしなくちゃだから!今日はお赤飯にしようかしらね〜?でも折角だからクリスマスっぽくしたいわよね〜、あぁ〜んもうっ!どうしようかしらっ♪」

 

 

………勝手に話始まって勝手に終わったんですけど。この状況どうすんですかちょっと?

 

 

八幡「……なんか、いきなり話ぶっ飛んだけどよ。お前はいいのか?俺と婚約、なんてよ………///」

 

エアグルーヴ「寧ろ望んでいた事だ。それが早まったと思えばいい。それよりも、八幡もいいのか?私はお前が思っている程の女ではないぞ?」

 

八幡「………本音で言うけどよ、それ引っくるめてお前を知りたい。それじゃダメか?」

 

エアグルーヴ「もっと何かなかったのか、お前は?」

 

八幡「生憎、告白に良い思い出はなくてな。アプローチなんて分かんねぇよ。俺がマジな顔してお前に告白する絵なんて想像出来るか?」

 

エアグルーヴ「……あまり出来ない。が、目の前に八幡の顔があるのは何とも言えん嬉しさがあるな。」

 

八幡「………触れてほしいポイントそこじゃないんだが……ていうかホント性格変わったよな、お前。」

 

エアグルーヴ「私もお前に聞くぞ。その……お前は私の婚約者になったのは不服か?」

 

 

何を聞くかと思えば………そんなのもう答え決まってんだろ。

 

 

八幡「嫌だったらダイナカールさんの前でキッパリ断ってお前に平手打ちされてる、嫌じゃねぇから安心しろ。だからそんな顔するな。」

 

エアグルーヴ「………良かった、安心した。」ホホエミ

 

 

………俺の婚約者ってやっぱ可愛いな。

 

 

 




ダイナさん公認の婚約者に!?一気に飛躍したぁ〜!!
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