比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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ポニーちゃん

 

 

フジside

 

 

フジ「いやぁ〜助かったよ八幡トレーナーさん、やっぱり頼りになるね〜私達のトレーナーさんは♪」

 

エアグルーヴ「あぁ、そうだな。今回は助かった。」

 

八幡「急に来たからビックリしたぞ……いやまぁ理由が理由だから断りはしないけどよ。」

 

 

突然だけど、こんばんは♪フジキセキです。さて、今日の授業が終わって、八幡トレーナーさん指導のトレーニングも終わって寮に帰宅して、ポニーちゃん達の晩ご飯を作ったりしたのは良いんだけど、アクシデントが起きてしまったんだ!何と、寮のお風呂場からお湯が出なくなるという緊急事態になってしまったんだよ!これには流石に私もビックリさせられる側にならざるを得なかったよ………

 

その後すぐに会長に報告をして、すぐに修繕をしてくれる手筈になったんだ。でも流石に今日は無理みたいだから、ヒシアマに頼んで美浦寮のお風呂場を借りたり、学園から申請が降りたからプール施設にあるシャワールームを使ったり、各自で入浴方法を済ませてもらってるんだ。そして私達は八幡トレーナーさんの家に行ってお風呂を貸してもらったってわけなんだ。

 

 

八幡「しかし災難だったな、まさか風呂場が使えないとは。女にとっては死活問題だ。」

 

エアグルーヴ「1日入浴するな、とは言えんからな。これに関しては仕方なかろう。」

 

フジ「私も湯を張ったと思ったら、お風呂場に湯気が無かったからもしかしてと思って触ってみたら真水なんだから驚いたよ………まさかこの時期に冷水浴をしろだなんて言えないからね。」

 

八幡「そうなったら明日、栗東寮のウマ娘全員病欠だぞ。絶対やるなよ?夏場でも。」

 

フジ「やるつもりなんて無いさ、私だって冷水浴なんてやりたくないしね。」

 

 

それから私達は少しの間だけ、世間話を交わしていた。よくよく考えれば、こうして3人で集まって会話をするのは余り無かった。ミーティングならそれなりにやってはいるけど、こういうプライベートで話すのはちょっと新鮮だね。

 

 

エアグルーヴ「むっ、もうこんな時間か……時間が経つのは早い。フジ、私達もそろそろ寮に戻るぞ。」

 

フジ「そうしたいところだけど、ちょっと八幡トレーナーさんに話があるんだ。悪いんだけど、君は先に帰ってて貰えるかな?」

 

エアグルーヴ「……っ!お、お前、まさかとは思うが………」

 

フジ「ん〜?何かな?」ニコッ

 

エアグルーヴ「………まさかとは思うが、外泊届を出したのではないだろうな?」

 

八幡「え?」

 

フジ「………はぁ、エアグルーヴ。君はこういう時だけ、勘がやけに鋭いね♪」ピラッ

 

エアグルーヴ「なぁっ!?」

 

 

そう、私はこの騒ぎに乗じて(元々提出してはいたんだけどね。)八幡トレーナーさんの家に泊まる計画を立てていたんだよ!まさかエアグルーヴにバレてしまうとはね。あっ、でもお風呂の件は私も本当に予想外だったからね?

 

 

エアグルーヴ「き、貴様!な、何を考えて……!」

 

フジ「そうは言うけど、エアグルーヴも有マ記念の前日に八幡トレーナーさんの家に泊めてもらったのは知ってるんだからね?ファインに聞かせてもらったよ。」

 

エアグルーヴ「くぅ、ファインめ〜……っ!」

 

八幡「あのさ、泊めないって選択肢はねぇの?」

 

フジ「トレーナーさん、私はこの時期に野宿をする趣味は持ち合わせていないよ?」

 

八幡「………はぁ、分かった。」

 

エアグルーヴ「八幡、分かっているとは思うが手を出すんじゃないぞ?明日の登校時間になったらすぐに此処に来る。根掘り葉掘り報告させてもらうぞ。」

 

八幡「学生相手に手なんか出さねぇよ。そんな事したら俺が蹴られるだけだろうが。」

 

フジ「安心してよ、八幡トレーナーさんにそんな酷い事はしないから。まぁもしもそんな事があったら、何か命令をするかもしれないけどね。」

 

エアグルーヴ「っ!八幡、信じているぞ!!」

 

 

あははは、エアグルーヴは必死だなぁ〜。

 

そんなエアグルーヴも渋々と言った表情で寮へと帰って行った。それにしても、初めてトレーナーさんの家に入ったけど、綺麗に整頓されてるよね。うん、清潔感があって良い感じだよ。

 

 

八幡「んで?お前は此処にただ泊まりに来たのか?」

 

フジ「うん、そうだよ?」

 

八幡「偶に思うんだが、お前達ウマ娘の突発的な行動力は何なんだ?」

 

フジ「うぅ〜ん……好きな物を目にした時の行動と似てるかもね。」

 

八幡「成る程……確かに。」

 

フジ「でも私のは単なる好奇心だから安心してよ、八幡トレーナーさんに何かしようってわけじゃないんだから。」

 

八幡「……今のですげぇ心配になったんだが?」

 

 

やだなぁ八幡トレーナーさん、私がそんな酷い事をするウマ娘に見えるのかなぁ?

 

 

ーーー数時間後ーーー

 

 

フジ「寝室まで案内ありがとうね。」

 

八幡「おう、んじゃお休み。」

 

フジ「うん、お休み♪………さて、じゃあ私も。」

 

 

私が眠い事を察した八幡トレーナーさんは私が今日寝る部屋に案内してくれた。私は身支度とブラッシングを済ませてから布団に入った。新品の匂いもするけど、何だか八幡トレーナーさんの匂いも………いやいや、何を考えているんだか私は!全く、らしくもないなぁ〜………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フジ「………ん、朝?枕かなぁ、真っ暗だね。」

 

八幡「うん、枕じゃねぇから早く離れろ。こちとら朝起きたら抱き着かれて身動き取れねぇんだよ。」

 

 

………私の耳元から八幡トレーナーさんの声が聞こえたから、恐る恐る顔を上げると八幡トレーナーさんの顔があった!!うん?抱き着かれて?

 

 

フジ「っ!!?/////」ガバッ‼︎

 

八幡「ちょっ、おい!何でまた「ご、ごめんよ。少しの間こうさせてもらえないかい?その……は、恥ずかしくて………/////」……ちょっとだぞ。」

 

 

わ、私は何でトレーナーさんと!?も、もしかして昨日起きて水を飲みに行った帰りに間違えて!?

 

 

ーーー10分後ーーー

 

 

八幡「………なぁ、まだか?」

 

フジ「……まだダメかい?///」

 

八幡「時間には余裕あるが、お前は大丈夫か?今朝の7時だが?」

 

フジ「………起きる事にするよ///」

 

八幡「はぁ………やっと起きられる。お前も早く準備しろよ?俺は待っててやるが、時間は待ってくれないからな?」

 

フジ「………」

 

 

八幡トレーナーさんは部屋から出て行った。きっとわたしに気を遣ってくれたんだと思う。

 

 

フジ「〜〜〜っ!!」バタバタッ!!

 

 

 




ーーーおまけーーー


エアグルーヴ「さて、聞こうか。」

八幡「いや、何も無いって。寧ろ何を起こせばよかったんだよ?」

エアグルーヴ「何も起こさないのが正解だ。」

八幡「うん、してない。お前に誓って。」

エアグルーヴ「………フジはどうなのだ?」

フジ「う、うん!何ないよ。普通に寝て起きただけだから。」

エアグルーヴ「……そうか。お前の事だから、八幡の部屋に忍び込むくらいすると思っていたが、流石に人の家ではする事ではないな。」

フジ「ち、違うんだよエアグルーヴ!!あれは私が寝惚けて八幡トレーナーさんの部屋に入って寝ちゃっただけなんだ!!」

エアグルーヴ「な、何だとっ!!?」

フジ「そんなつもりじゃなかったんだ!!起きたらトレーナーさんに顔を埋めてて………はっ!!ち、違うよ!?今のは冗談だよ!!///」

エアグルーヴ「その顔で冗談が通用するかたわけっ!!!」

八幡「………朝から怒鳴り声を聞く羽目になるとは。」

生焼け肉「でも役得じゃないの?美人さんと寝れて。」

八幡「まぁ否定はしねぇけどよ。」

エアグルーヴ「八幡、聞こえたぞ!!何を鼻の下を伸ばしている!!フジと共にそこに直れ、貴様もだ!!」

生焼け肉「え、僕もっ!?」

エアグルーヴ「早くせんかっ!!」

生焼け肉「は、はいぃ〜!!あっ、次回からフジキセキ編、スタートです!!」

エアグルーヴ「モタモタするなっ!!」

生焼け肉「すいませんっ!!!」
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