比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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追い切りとトレーナーの為に

 

 

フジside

 

 

さて、今日もトレーニング頑張ろう!

 

 

エアグルーヴ「フジ、今日も早いな。」

 

フジ「エアグルーヴも随分と張り切っているじゃないか、やっぱり大阪杯が近付いているからかい?」

 

エアグルーヴ「そうだな、残り数日だからな。当然だが連覇を狙っている。」

 

フジ「あはは、連覇しちゃったらどうなっちゃうんだろうね?またファンが増えちゃいそうかもね。」

 

エアグルーヴ「だが大阪杯を勝ったインタビューでは、私は八幡のファンレターの事を言おうと思っている。我々もあの内容を見ているというのを知れば、書く者も減るだろう。もし無くならないようであれば、非常にやりたくない手段ではあるが、ファンレターの一切の受け取りの禁止だな。」

 

フジ「あぁ〜………それなら普通に書いてくれている人達にもダメージが来るからね。正体が分からない人達にダメージは無いけど、純粋に応援してくれている人達にとっては迷惑でしか無いよね。もし実現しちゃったら、今度は悪評を書いた人達に悪影響が出そうだね………私達はノーダメージだけど。」

 

 

けどファンレターを貰えなくなるのは嫌だよね……それをモチベーションに頑張ってきたウマ娘だっているわけだし、でも今回の事だって八幡トレーナーさんだけが被害者ってわけじゃない。数を上げたらキリが無い程のトレーナーやポニーちゃん達が被害に遭ってるかもしれない。

 

 

フジ「大きな悩みだね、本当に。」

 

エアグルーヴ「あぁ、タリアト殿とマンノウォー殿のおかげで少しは改善されたが完全ではない。それにお2人は今アメリカに帰っておられるからな。」

 

フジ「うん、私達で八幡トレーナーさんを支えないとね。その為にも皐月賞は負けられないよ!」

 

エアグルーヴ「あぁ、私も絶対に勝つ!」

 

 

ガチャッ

 

 

八幡「済まん、遅くなった。」

 

フジ「やぁ八幡トレーナーさん………おや、君は確かウイングアローだったね?」

 

アロー「こんにちは寮長、エアグルーヴさんも。」

 

八幡「今日はウイングアローの走りを見ながらのトレーニングをしようと思っている。2人には事前に知らせてあるトレーニングをするからいつも通りで構わない。つってもエアグルーヴは本番前だから軽め、フジも今日はそんなにキツくないから程々にな。」

 

エアグルーヴ「あぁ、分かった。」

 

フジ「うん、了解。」

 

八幡「さて、まずは全員でアップをやってからメニュー別にする。メニュー別の時、アローにはダートで走りを見ようと思う。シービーからの推薦だからな、期待してる。」

 

アロー「……あの、最初から持ち上げない方が良いと思いますが?」

 

八幡「そうか?お前の身体付きや筋肉のつき方からして、かなりのものだと思うが?」

 

アロー「……ご期待に添えられるように努力はします。ですが、期待はあまりしないでください。」

 

 

アローらしい答えだね。

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

八幡「よし、じゃあ各自のメニューに移るぞ。今日はウイングアローを中心に見ていくから、2人にはあまり集中して見られない。大丈夫か?」

 

エアグルーヴ「大丈夫だ、お前はお前のやるべき事をやればいい。こちらは大丈夫だ。目につく事があれば言ってくれて構わない。」

 

フジ「エアグルーヴの言う通りだよ、私達は八幡トレーナーさんを信じてるから。アローの事を見てあげてよ。その方がやりやすいでしょ?」

 

八幡「済まん、ありがとな。じゃあ行くか。」

 

アロー「はい。」

 

 

さて、八幡トレーナーさんはアローの走りに集中するみたいだから、私も気を付けながらトレーニングをしないとね。直前で怪我なんてシャレにならないし。

 

 

エアグルーヴ「しかし、こんなにも早く見つけられたのだな。少し意外だ。それも今まで交流の無いウマ娘を選ぶとはな。」

 

フジ「そうだね。でもどうやって知り合ったんだろうね?私の知る限り、八幡トレーナーさんとアローの接点は無かったと思うけどなぁ………そもそもダートを走るポニーちゃん達で交流があるのはスマートファルコンとアグネスデジタルだけだと思ってたから。」

 

エアグルーヴ「そもそも八幡は自身から誰かに接触するタイプではない。誰かの入れ知恵と考えるのが妥当だろうな。」

 

フジ「あはは……まぁそうだろうね。」

 

エアグルーヴ「……何だその反応は?」

 

フジ「いや、入れ知恵って言ってたのが少し、ね。何だか悪巧みしてるみたいな言い方だったから。まるで八幡トレーナーさんと誰かが悪者みたいな言い方だったよ?」

 

エアグルーヴ「なっ!?ち、違うぞ!!そんなつもりは微塵も無い!!言い方に語弊があっただけだ!!」

 

フジ「分かってるよ、だからそんなに怒らないでよ。エアグルーヴは本当に八幡トレーナーさんの事になると必死だなぁ〜。」

 

エアグルーヴ「ひ、必死なのは八幡の為だからだ!!そ、それに必死なのはお前も一緒だろう!?」

 

フジ「あっははは!それもそうだね!それじゃ、私達もトレーニングに移ろうか!」

 

 

ふぅ、それにしてもエアグルーヴは大胆な事を言うなぁ………八幡トレーナーさんの為って堂々と言うなんて♪まっ、間違いじゃないからね。それに、エアグルーヴの言った事は、私が思っている事と同じだしね。

 

 

フジ「さて、私も八幡トレーナーさんの為に頑張ろうかなっ!」

 

 

 




アローさんのトレーニングが始まりましたね。

そしてエアグルーヴとフジの大胆発言!八幡に聞かれてなくて良かったかも?
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