八幡side
申請を出してから1週間が経って、5月に突入した。これで俺も漸くチームトレーナーとして活動する事になった。トレーナーの間では俺がチームトレーナーとして活動する事に対しての賛否はあったものの、賛成の方が圧倒的に多かった。まぁ反対の連中は少なからず、俺の事をよく思っていない先輩や同期の奴だけだ。まぁ別にどうでも良いけどな。
今日から活動開始でチームメンバーにもこの事は伝えてある。今日の放課後に部室に来てくれる事になっているし、今のところは問題ない。
八幡「……よし、学園に行くか。」
気持ちなんか前のめり気味になっているが、今日からまた新しい人生が始まるから問題無いだろう。
八幡「それがどうしてこうなった………」
エアグルーヴ「どうした八幡?」
八幡「いやどうしたじゃねぇよ……お前達何で校門前で待ってんだよ。放課後に部室って伝えたよな?」
シービー「えぇ〜だって八幡に会いたかったし、抱き着きたかったし、ナデナデされたかったし〜。」
アルダン「うふふ、シービーさんはとてもよく分かっていますね。兄様の撫で方はとても気持ち良いですから。なので兄様、頭を撫でてくれませんか?」
フジ「あはは………」
八幡「朝から何言ってんだよお前達は。ていうかモーリス、お前も居たのか……」
モーリス「今日からチームでお世話になるわけですし、それに部室で挨拶するよりも朝にご挨拶する方が良いと思いまして。」
ザ・善意の塊………責める事は出来ないな。
ライス「も、もしかして迷惑、だった?」
八幡「……いや、そんな事は無いから安心しろ。それよりもそろそろ学園に………?なんだアレ?」
フジ「なんか目の前からポニーちゃん達が走ってきてるね。どうしたのかな?」
アロー「というより、なんかこっちに向かって来てません?」
………マジだ、本当にこっちに向かって走ってきてる!?いや何でだ!?どうしてこっちに来るんだ!?
『トレェ〜ナァ〜ッ!!!!!』
八幡「おいおいおい待て待て待て!!ストップ、ステイ!!止まれ!!何っ!?一体どうした!?」
「トレーナー!?チームトレーナーってどういう事ですか!?聞いてません!!」
「そうですよ!いつからなってたんですか!!」
フジ「あぁ〜分かっちゃったよ、きっと八幡トレーナーさんがチームトレーナーとして活動するって事が学園中で広まってるんじゃないかな?そうでないとこんな大騒ぎになってないよ。」
八幡「はぁ?何でそれが生徒に………あ………」
やりそうな奴居たわ。心当たりがあり過ぎる人が1人だけ知ってるわ。
八幡「あんのアホ理事長〜!!!!!」
朝から早々、大声を上げた俺は理事長室に向かって今回の事を聞きに向かった。いや知られるくらいならまだ問題は無いと思っていたが、ここまで騒がれるという事は何かやったに違いない。
コンコンコンッ
………返事が無い。仕方ない、入るか。
八幡「失礼しま………なんか見覚えのある状況だ。」
たづな「貴女という人はまたですかぁ〜!!!どうしてこう貴女は加減を知らないのですか!!?学園に周知させるにしても巨大ポスターはダメだと一昨年に分かっていたでしょう〜!!!」ムギュー‼︎
秋川「し、
たづな「だ〜か〜ら〜………謝る相手が違うでしょう〜!!!!!」ムギュー‼︎
………ホント、怒る気無くなる。これを見ると。
たづな「八幡トレーナー。度々、本っ当に申し訳ございませんでした!!!」90°ペコリッ‼︎
秋川「
八幡「……さっきのやりとりで聞こえましたけど、今度は巨大ポスターなんですね。一昨年より酷くなってません?」
たづな「は、はい………返す言葉もありません。」
八幡「いや、駿川さんは謝らなくて大丈夫ですよ。ていうか理事長、よく出来ましたね?」
秋川「う、
八幡「理事長、俺が何しに来たか理解した上でその発言をしてるんですか?」
秋川「………
八幡「はぁ……告知するにしても普通の方法でしてくださいよ。貼り紙1枚掲示板に貼るとかそれだけにしてください。もう手遅れですけど。」
まぁ、もう5月に入ってるからチームとして活動する事になってるしな。今更か………
八幡「とりあえず今より人数を増やすわけにはいきませんので、チーム希望の生徒には断りを入れておきますけど、火消しの手伝いくらいはしてくださいよ?」
たづな「それは勿論です!是非お手伝いをさせてくださいっ!!」
八幡「理事長もお願いしますね?」
秋川「う、
………チームとして活動する大切な日だってのに、幸先悪ぃなぁ〜。もう諦めよ。
チームトレーナーとしてのスタートは波瀾万丈!
次回!チーム名発表です!