比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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帰路、予約、ダジャレ

 

 

八幡side

 

 

「ありがとうございやした〜!」

 

ファイン「食べた食べた〜トレーナーの言う通り、かなりコッテリとしたラーメンだったね!けど私はあの味がクセになっちゃったよ~!」

 

八幡「お前、中々分かる奴だな……ならまた行くか、次は別の店に。」

 

ファイン「はい、楽しみにしてるからね!」

 

エアグルーヴ「お前達は食べた後にすぐ次のラーメン屋の話か………言っておくが週に半分だなんて言うなよ?」

 

八幡「んな事言うかよ、ウマ娘の健康状態をトレーナーが崩してどうするんだよ。俺だって週に2〜3回だ。」

 

エアグルーヴ「貴様は食べ過ぎだ、もっと減らせたわけ。それに、あんな凶悪な味を1杯食えるお前達が理解出来ん………」

 

 

エアグルーヴとタイキは味が気になったのか、ファインのラーメンから麺とスープを蓮華によそって食べたのだが、想像以上だったらしい。まぁタイキは幾らかマシだったようだが。

 

 

八幡「オグリだったら何杯いけんだろうな?けどアイツと一緒に行ったら財布の中身がすっからかんになりそうだから、一緒にはあまり行きたくないけどな。」

 

タイキ「確かにオグリの大食いにはいつも驚かされマス!どこに入っているのでショウカ?」

 

八幡「胃の中にブラックホールでも出来てんじゃね?」

 

ファイン「あはは………」

 

 

そうやって俺達は雑談をしながら帰路へと着いていた。今の時間なら寮の門限には余裕で間に合う。エアグルーヴもそう踏んでいるのか、動きに焦りも無いし言及もして来ないから大丈夫なのだろう。

 

 

ーーー栗東寮ーーー

 

 

ファイン「今日はご馳走様でした、トレーナー!」

 

タイキ「とても美味しかったデース!是非また行きたいデス!!」

 

エアグルーヴ「……まぁ、良い気分転換にはなった。礼を言う。」

 

八幡「気にすんな。それとファイン、お前は今日の内に口臭とか気にしておけよ?明日になって臭い取れてなかったら大変だからな?」

 

ファイン「大丈夫です、口臭ケア専用のを持ってるので!」

 

八幡「なら良い。んじゃ、また明日から学校頑張れよ。」

 

 

下見で来た時で知ってはいたが、あのラーメン屋は当たりだな。また行くか………けど暫くは止めておこう。噂になりかねない。

 

 

ブライアン「っ!お前は………」

 

八幡「ん?おぉブライアンか。」

 

ブライアン「………飯に行ってきたのか?」

 

八幡「ラーメン食いにな。」

 

ブライアン「………ラーメン、か。」

 

八幡「ラーメン好きなのか?」

 

ブライアン「………いや、別に。」

 

八幡「そ、そうか……」

 

 

会話続かねぇ………コイツがあんまり喋るタイプのウマ娘じゃないってのもあるが、ハヤヒデ何で居ないんだよ?こういう時こそ姉のお前の出番だろ!?

 

 

ルドルフ「むっ?比企谷トレーナーにブライアンじゃないか、2人が一緒とは中々珍しい組み合わせだね。」

 

八幡「ルドルフ……」

 

ブライアン「チッ……あたしはもう行く。じゃあな。」スタスタ……

 

ルドルフ「別に面倒を押し付けに来たわけではないのだけどね………そうそうトレーナー君、お昼の焼き鳥丼のおかげで乗り切る事が出来たよ、感謝する。」

 

ブライアン「っ!!」ビタッ!!

 

八幡「あんなもん大した事ねぇよ。昼飯食ってない事の方がよっぽど「おい。」もん………な、何だ?どうした?」

 

ブライアン「今、会長が『焼き鳥丼』と言っていたが、お前が作ったのか?」

 

八幡「え?あぁ、そうだ。昼に騒ぎがあっただろ?アレのせいでルドルフが飯を食べ損ねてたから作っただけの話だ。」

 

ブライアン「………」

 

 

………は?え、何なの?

 

 

ブライアン「………あたしにも作れ。」

 

八幡「………え?」

 

ブライアン「その料理、興味がある。私も食べてみたい。」

 

八幡「………今は材料無いから今度でも良いか?」

 

ブライアン「それで良い。」

 

 

そう言うとブライアンはスタスタと寮の方へと行ってしまった。

 

 

ルドルフ「彼女は肉料理に目が無いようでね。ハンバーグやステーキといった料理を好んで食べるのだよ。」

 

八幡「性格に似合わずワイルドだな……いや、意外と合ってるのか?」

 

ルドルフ「ふふふっ、担当になってもいないのに随分と君は人気のようだ。」

 

八幡「早く決めないとな………」

 

ルドルフ「良い返事を期待しているよ。」

 

八幡「そういう事言うなよ………」

 

ルドルフ「君の答えを期待せずにはいられなくてね。」

 

八幡「はぁ………今日も良い睡眠は出来そうも無いな。」

 

ルドルフ「だからといって過剰に睡眠を取るのはかえって身体に悪いぞ?」

 

八幡「睡魔に負けてすいませんねって言うよ、その時は。」

 

ルドルフ「っ!?と、トレーナー君!今のはダジャレかい!?」

 

八幡「ん?あぁそうだが?」

 

ルドルフ「()()に負けて()()()せん………トレーナー君、他には何かないかい?」

 

八幡「えぇ………じゃあ、()()()()()()()()()()?とか?」

 

ルドルフ「……ふふふっ♪」

 

八幡「……そんな面白いか?」

 

ルドルフ「あぁ、とても良いよ。他にはないのかい?」

 

八幡「………()()持って()()乱、()()無いから()()()()()()に埋もれてお先()()()()()が無くて()()()する、思いついたのを言ってみたが………」

 

ルドルフ「ふふふっ、そんなにもあるのだね………」

 

八幡「まだまだあるけどな。」

 

 

俺は何故かルドルフにダジャレを教える事になってしまったのだが、ルドルフからは何故か褒められてしまった。何でダジャレのセンスを教えただけで褒められるんだ?

 

 

 




ーーーおまけーーー


ルドルフ「おや2人共、今日は仕事が早いじゃないか。」

エアグルーヴ「恐縮です、会長。ですがブライアンはいつもの調子です。」

ブライアン「必要な分はこなしているから問題無い。」

エアグルーヴ「お前はまた………」

ルドルフ「まぁまぁいいじゃないか。」

ブライアン「………」

エアグルーヴ「会長がそう仰るのなら………」

ルドルフ「ふふふっ。」

エアグルーヴ「あの、会長?」

ルドルフ「いや、済まない。昨日比企谷トレーナーからダジャレを色々と教わってね、それで今思いついたんだ。ブライアンがむくれてブゥーライアン。」

エアグルーヴ「プッ………す、すみません。」

ブライアン「………帰る。」

ルドルフ「済まないブライアン、冗談だ。」


この後、八幡はブライアンに追い掛けられて、ルドルフに感謝されて、エアグルーヴにダジャレを教えた。
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