比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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関係ないですけど、思った事を一言………

カフェのお友だちが漫画の【それは霊のしわざです】の幽霊に見えて仕方ない………

だけです。なんかイタズラ好きな所が似てるなぁって。


事件から翌日

 

 

八幡side

 

 

昨夜はあまり眠れなかった……それも当たり前だ、昨日はダービー優勝の栄光を手にした日だっていうのに、帰りの最中に元トレーナーからの殺意の込められた暴言やら攻撃による被害を受けたからだ。幸いにも怪我人は居なかったから良かったが、チームのメンタルが心配だ。あんなのを目の当たりにしたら流石に精神面に不安が残るだろうしな。俺は一応大人だからな、問題はない。一応今日は学園がある、トレーニングは休みにしているが、メンバーとは会うつもりだ。

 

 

八幡「はぁ……溜息ついちまうよな。」

 

 

ーーー居間ーーー

 

 

八幡「………」ジュージュー

 

 

フジはまだ起きないようだ……いや、起きてるのかもしれないが、気持ちの整理も必要だしな。今はそっとしておいてやろう。まっ、今は朝飯を作ろう。ベーコン焼いた後は〜スープも作って〜パンも焼く〜。

 

 

ーーー数分後ーーー

 

 

フジ「おはよう八幡トレーナーさん。」

 

八幡「おう、おはよう。ちょうど朝飯できたんだが、食べるか?」

 

フジ「ありがとう、頂くよ。」

 

八幡「褒美に作る飯に比べたら、大分グレートダウンするけどな。」

 

フジ「朝からビフテキなんて食べたくはないさ。」

 

 

………いつも通りを装ってるのか、それとも普段通りなのか、恐らくは前者だろうな。流石に一晩で元通りなんて事にはならないだろう。

 

 

フジ「うん、流石八幡トレーナーさん!とても美味しいよ♪私じゃこんな風にはならないよ。」

 

八幡「そりゃどうも……それと、俺の前では気を張らなくても良いんだぞ?」

 

フジ「え?な、なんの「あんな事があったのに一晩で元通りになるわけが無い。ましてやお前はまだ高等部の学生だ、多感な時期でもある。何も思わない筈が無い。」………」

 

八幡「隠し事は誰にでもある。無理に聞こうとは思わない、だが昨日の事に関わる事なら話は別だ。」

 

フジ「………不安だったんだ、もし八幡トレーナーさんが刺されちゃったらって思って。」

 

八幡「……そうだったのか。まぁそうだな、あんな状況だったら最悪な事態を想像しちまうもんだ。その気持ちは分かる。悪かったな、心配かけて。」

 

フジ「……八幡さんのせいじゃないよ。」

 

 

苦笑を浮かべながら俺の方を見る。フジでこの状態なら寮に居るメンバーが心配になってくる。今日は早めに行った方が良いかもしれないな。けどその前に栗東寮に行くか、フジも学園の準備があるだろうし。

 

 

ーーー栗東寮ーーー

 

 

八幡「んじゃあフジ、学園の準備してこい。」

 

フジ「うん、それじゃ少し待って「八幡、フジ!」っ!エ、エアグルーヴ!」

 

エアグルーヴ「八幡、フジ、大丈夫かっ!?」

 

八幡「あぁ、大丈夫だ。お前達はあの後どうだ?」

 

エアグルーヴ「アローは同じ寮だから先程様子を見に行った。アローは大丈夫そうだったが、美浦寮の4人が心配だ。シービー先輩は1人暮らしだが、昨晩は栗東寮の宿直室で過ごしてもらった。」

 

八幡「そうか………だが今日は登校が遅いんだな。」

 

エアグルーヴ「そうか、お前には知らされてなかったな。今日の学園授業は臨時休校となった。昨晩の事もあったからな、メンタル面の回復という事でな。駿川氏が理事長に取り計らってくれてな。」

 

八幡「そうだったのか………けどトレーニングはやる娘も居るんだろ?」

 

エアグルーヴ「あぁ、トレーニングに関しては許可されているから問題は無い。」

 

八幡「そうか。じゃあフジ、お前も休んでおけ。人の家じゃゆっくり気も休まらないだろ。俺はこの後美浦寮に行ってくる、授業が終わったら集めようかとも思ったが、授業が無いのなら今日は完全休暇にする。エアグルーヴ、シービーは宿直室に居るのか?」

 

エアグルーヴ「あぁ、そうだが?」

 

八幡「………後でまた来るか。いや、帰る時にでも電話するか。番号知ってるし。」

 

 

ーーー美浦寮ーーー

 

 

ライス「お兄様……良かったよぉ〜!」ギュ∼!

 

アルダン「兄様………ご無事で何よりです。」ギュ∼!

 

八幡「おいおい、俺は事情聴取を受けていただけだ。怪我なんてするわけ無いだろ……だがまぁ……心配を掛けたな、済まない。」

 

モーリス「トレーナーさん、本当にご無事でよかったです!」

 

バクシンオー「はい、本当によくぞご無事で!!」

 

八幡「お前達も悪かったな。」

 

 

流石に不安が大きかっただろう。あの事件の後だ、気の弱いライスや中等部になったばかりのモーリスには負担が大きかっただろう。にしても2人の抱擁が少しだけ痛い………

 

 

八幡「今日は授業が無しになったらしいからな、本当だったら少し集まってミーティングでもしようと思ってたが、無しになったから明日集まる事にする。今日はゆっくり休むようにな。」

 

ライス「じゃあ今日はもうお兄様に会えないの?」

 

八幡「あぁ~………済まんがそういう事だ。正直に言うと俺もまだ気持ちの整理が出来てない。それに、お前達も今朝の新聞やらニュースは見たか?世間は俺の事で持ちきりだ。俺やお前達に直接的な被害は無いが、こうも騒がれちゃあな………少し行動しづらい。」

 

アルダン「ですが兄様、兄様からの世間の評判は思っているものと真逆のものなのでは?」

 

八幡「だからだ。今目立つような行動をしたら、逆にマスコミ連中が勢い付く。そういう事態は極力避けたい。こんな目立ち方は学園も本意では無いだろうからな。今は大人しくしておくべきだ。この後はシービーを家に送り届けた後に食糧買いに行く予定だ。出来るだけ外出はしたくないからな。」

 

モーリス「トレーナーさん……」

 

バクシンオー「ふむ……トレーナーさんの言う通りかもしれませんね。私の両親からも今回の事であまり目立つような発言や行動は慎むようにと言われていますから。」

 

アルダン「………っ!でしたら兄様、1つご提案があるのですが。」

 

 

 




学園は臨時休校に………そしてアルダンの提案とは?
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