比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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表彰式

 

 

エアグルーヴside

 

 

ルドルフ「こんなものか……エアグルーヴ、ブライアン、そっちはどうかな?」

 

エアグルーヴ「はい、こちらもちょうど終わりました。」

 

ブライアン「こっちもだ。」

 

ルドルフ「よし、これで準備は完了だ。それにしても、こんな形でこの体育館を貸し切るとは思わなかったよ。だが大変喜ばしい事でもあるよ。」

 

 

今日は政府の方とURA上層部の幹部職員の方がこの学園に来訪する。理由は勿論、八幡君の表彰の為………しかも報道陣まで来る事になっている。

 

 

役員1「会長、こちらも終わりました!」

 

役員2「こっちもです!」

 

ルドルフ「うむ、ご苦労。では時間まで我々も授業に行こうではないか。表彰式は午後からだからね。」

 

エアグルーヴ「はい、会長。」

 

ブライアン「あぁ。」

 

 

ーーー昼休みーーー

 

 

「ねぇねぇ、確か今日って比企谷トレーナーの表彰式でしょ?」

 

「そうそう!確か政府の人とURA幹部の人が来るんだって。すっごいよね。」

 

「楽しみだよね〜!」

 

 

生徒の間でも今日の事は話題になっている。実際その前からも事件の事で話題になっていたから当然といえば当然だな。

 

 

ルドルフ「人気者じゃないか、八幡君。」

 

八幡「やめろ、俺は今日休みたかったんだ。それなのにメジロの連中に引っ張ってこられたんだからよ。」

 

エアグルーヴ「休むつもりだったのか?」

 

八幡「トレーニングの時間には来るつもりだったよ、でもアルダンにな。」

 

エアグルーヴ「全く……我々生徒も参加するのだから欠席してもらっては困る。まぁ、もし居なければ学園側から連絡がいくと思うがな。」

 

ブライアン「まぁそんな事をすれば、わざわざ来た連中を待たせる事になるがな。もししていたら大物か大バカだな。」

 

エアグルーヴ「確実に後者だろう、それは。」

 

八幡「はぁ……エアグルーヴ、俺の代わりに式に出てくれないか?」

 

エアグルーヴ「当人が来ているのに何故私が受け取らねばならん?お前の栄誉なのだ、素直に受け取れ。」

 

八幡「………はい。」

 

 

ーーー表彰式ーーー

 

 

既に報道陣は学園の敷居に入り、体育館に居る。撮影の準備も万端といったところだ。

 

 

秋川「発見っ!シンボリルドルフ生徒会長、準備は整っているかな?」

 

ルドルフ「はい、理事長。全て整っております。」

 

秋川「上々っ!では時間になるまで生徒達に待機を命ずるっ!」

 

ルドルフ「承知しました、理事長。生徒諸君、表彰式までまだ時間はあるが待機するように。」

 

 

ルドルフsideout

 

ーーーーーー

 

 

ーーー数分後ーーー

 

 

たづな「皆様、お待たせいたしました。日本政府から農林水産省副大臣、藤田真様。並びにURA幹部職員、樫本理子様。ご入場です。拍手でお迎えください。」

 

藤田「………」

 

樫本「………」

 

八幡「ていうか農林水産省副大臣?聞いてないんですけど?その組織内で2番目に偉い人じゃん……」

 

エアグルーヴ「我々も誰が来るのかは知らされていなかったが、まさかの大物だな。」

 

八幡「………ねぇ、代わりに出てよ。」

 

エアグルーヴ「もう無理だ、諦めろ。」

 

 

そして2人はたづなに壇上まで案内されて台の前に立った。

 

 

ルドルフ「それでは、まずは挨拶をいただきます。まずは農林水産省副大臣、藤田真様。」

 

藤田「皆さん、日々の学業・トレーニングお疲れ様です。私もレース場に赴く事は時々ありますが、こうしてレース以外の場所で会えた事を嬉しく思います。これからも益々の成長を願っています。」

 

ルドルフ「ありがとうございます。続きましてURA幹部職員、樫本理子様。」

 

樫本「URAの樫本です。この度は比企谷トレーナーの表彰で参りましたが、レースは拝見させてもらっています。先程藤田副大臣からもお話されましたが、これからの成長と発展を願っております。」

 

ルドルフ「ご多忙の中、当学園にお越しくださった事にとても感謝しております。それでは表彰に移ります。チーム・ポラリストレーナー、比企谷八幡…前へ。」

 

八幡「………(シャッターとフラッシュ超うぜぇ。)」

 

 

八幡が壇上に向かう最中もシャッター音が鳴り響き、フラッシュも多く焚かれていた。

 

 

樫本「表彰、比企谷八幡。貴殿は先の事件において迷惑行為及び殺人未遂の犯人の逮捕し事件解決に多大な貢献をされました、ここに感謝の意を賞します。」

 

ルドルフ「続きまして藤田様より、以下同文の内容で勲章が授与されます。」

 

 

八幡の左胸に藤田副大臣から蹄鉄と月桂冠が合わさった勲章が付けられ、生徒に見えるように後ろ向いた瞬間に、再びシャッター音とフラッシュの嵐が巻き起こった。因みに八幡は今、矯正道具を巻いて眼鏡を付けている。

 

藤田副大臣と梶本との写真撮影が終わって、2人は降壇して体育館を去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「終わった………やっとだ。」

 

エアグルーヴ「ご苦労だった。だがいつものお前と違って堂々としてて立派だった。」

 

八幡「お前からそんな言葉が出るとはな……」

 

エアグルーヴ「私だって褒める時は褒める。」

 

ルドルフ「エアグルーヴの言う通り、とても良い姿だったよ。それにその勲章も似合っている。」

 

八幡「そりゃどうも。まっ、この勲章を付けるのは今限りだけどな。こんな重たいの付けたくない……」

 

エアグルーヴ「トレーニングが終わるまでは付けたらどうだ?チヤホヤされるぞ?」

 

八幡「お前が冗談を言うなんてな……でもその冗談はやめてくれ。」

 

 

こうして表彰式は数十分で終わった。

 

 

 

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