比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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8月1日

 

 

フジside

 

 

学園に残ってトレーニングをしてから1ヶ月が経過して、今日は8月の初日。私とエアグルーヴは朝から少しだけソワソワしている……その理由は何かって?それは………八幡さんの手料理は今日食べられるのかなって心配だからなんだ!一応合宿が始まる前のミーティングでは聞いたよ?どうするのかって。今年は学園の厨房を借りて料理をするって八幡さんの口からそう聞いたから安心なんだけど、それって今日なのかなって少し心配なんだ!合宿の時もそうだったけど、こんなに落ち着かないものだったかな!?

 

 

フジ「ト、トレーニングの終わりに八幡さんが言ってくれたら正解だよね?」

 

エアグルーヴ「う、うむ……そうだな。合宿の時は1日に作ってもらっていたからな、それに賭けるしかあるまい。」

 

フジ「け、けどさ……こんなに落ち着かない感じだったかな?もう少し余裕あったと思うんだけど?」

 

エアグルーヴ「そうだな……私も何故か心配をしている。今日八幡からその話が無かったら……とな。」

 

フジ「と、取り敢えず部室に行こうよ!今日は火曜日の午後からの練習だしね!午前中はしっかり休めたんだし、トレーニングを頑張れば良い事があるよ!そう信じようじゃないか!」

 

 

こうでも言わないと元気が何処かに行っちゃう気がするんだ!紛らわさないとっ!

 

 

ーーー部室ーーー

 

 

ガチャッ

 

 

フジ「こんにちは………」

 

八幡「おぉフジ、それにエアグルーヴも。」

 

シービー「………」スヤァ

 

エアグルーヴ「……何をしているのだ?」

 

八幡「俺の膝が枕にされてんだよ。何を思ったのか、トレーニングの1時間も早く来やがってよ。理由聞いたら『家に居ても退屈だから来た。』って……俺がこの長椅子に座ってるのを良い事に勝手に枕にして寝やがったんだよ。」

 

エアグルーヴ「そのくらい、起こせばいいだろう。」

 

八幡「手を出したら捕まりかねない。」

 

エアグルーヴ「成る程、その考えに至ったのは褒めてやろう。お前の判断は正解だ。」

 

フジ「うん、シービー先輩に手を出さなかったのは正しいよ、八幡さん。」

 

八幡「お前等シービーをなんだと思ってんだ?別に危険動物じゃないんだぞ?」

 

エアグルーヴ「それよりも、シービー先輩を起こす。八幡はジッとしていろ。」

 

八幡「あ、あぁ………」

 

 

そして数分経ってからメンバーが集まってトレーニングを開始した。え、シービー先輩の起こし方?まぁ………アレだよ、世の中には知らなくてもいい事ってあるよね?そういう事だよ。

 

 

ーーートレーニング中・坂路ーーー

 

 

フジ「はぁ……はぁ……ふぅ、離されないようにはなってきてるけど、まだまだだね。5本中3本までは良いけど、4本目から徐々に引き離されて行っちゃうね。」

 

ライス「でも最初に比べたら凄く走れるようになってきてるよ。スタミナがついてきてる証拠だよ。」

 

フジ「でも1ヶ月で3本君に離されずに走れるっていうのは収穫だね。1回はデモで3,000mを走ってみるのも悪くないかもしれないね。」

 

ライス「お兄様に相談してみる?」

 

フジ「ん~……いや、まだいいかな。8月の中旬になったら私から言ってみるよ。」

 

ライス「うん、分かった。それまではライスもトレーニング付き合うから頑張ろうね!」

 

フジ「ごめんよライス、君には8月のデビュー戦も控えてるのに。」

 

ライス「ううん、大丈夫だよ。フジさんは3冠が懸かってるから少しでも協力したいんだ。」

 

 

八幡さんがこういう時にどう思ってたのか分からないけど、きっと今、私はその時と同じ事思ってるよ。ライスってとても良い子だよね。

 

 

ライス「ねぇフジさん、今日って1日だけど、お兄様の作るご飯ってあると思う?」

 

フジ「やっぱりライスも気になってるよね。私とエアグルーヴも朝から気になってたんだ。」

 

ライス「うん、去年夏祭りの食べ物のお礼にってライスとアルダンさんの分も作ってもらったんだ。」

 

フジ「そういえばそうだったね。確かシービー先輩はタルトを貰っていたね。でも今年は学園だしね、どんなメニューなのかな?」

 

ライス「うぅ〜ん……分かんない。去年は確かコロッケだったよね?」

 

フジ「うん、その前はビフテキ。エアグルーヴが1番豪華かもしれないね。」

 

ライス「でも食べられるだけ良いよね。オグリキャップさんやスペシャルウィークさんはお兄様にすっごく頼み込んでたから。」

 

フジ「あはは………確かにね。」

 

 

去年も八幡さんはバスの中からお願いされてたからね、私からも貰おうとしてたくらいだからね。彼女達の執念って凄いよ。

 

 

ーーートレーニング終了後ーーー

 

 

八幡「よし、じゃあ今日のトレーニングはここまで。じゃあ………飯どうする?」

 

シービー「作って!!」

 

フジ「私は食べたいなぁ〜なんて、1日だしね。」

 

エアグルーヴ「食材がまだなら私も買い物に付き合う。作って貰うのだからな。」

 

ライス「じ、じゃあライスもお買い物行くよ!お兄様1人だったら大変だもんね!」

 

モーリス「それなら私が行きます!先輩達に行かせるわけには行きませんから!」

 

バクシンオー「いえ、ここは学級委員長である私がトレーナーさんと共に行きましょう!!」

 

アルダン「そういう事でしたら私が行きましょう。メジロ家の車を使えば荷物や行き帰りには困らないでしょう。」

 

シービー「仕方ないなぁ〜ここはあたしが八幡とショッピングデートをしてくるからさ、皆は寮でゆっくり休んでなよ。」

 

フジ「先輩に行かせるわけにはいきませんよ。八幡さん、食材選びも手伝うから私と行かないかい?」

 

アロー「………あのさ、皆必死過ぎない?」

 

八幡「あぁ、引くくらいな。」

 

アロー「けど私も買い物なら付き合うよ。この人数だったら流石に1人じゃ運びきれないだろうし。」

 

八幡「何だろうな?皆も普通に手伝う気なんだろうが、モーリスとアローだけまともに見えるな。」

 

 

 




知ってる人達はやっぱり気にしてましたね。
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