比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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合宿から帰還!ご飯とスイーツッ!!

 

 

八幡side

 

 

フジ「はあああぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

ライス「やあああぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

さて、8月ももうすぐ終わる頃なのだが、トレーニングは順調そのものだった。その証拠にフジは坂路に加えてライスとの模擬レースに最後までついていけるようになる程にまで進化を遂げている。そのライスも先週に新潟でデビューを飾った。しっかりと勝つ事が出来た。だが距離がもっと欲しいところではある。しかしジュニアとクラシックの前半は距離が限られてるから我慢してもらうしかないな。他の面々も夏合宿に参加していないとは思えない程、実力を伸ばしている。特にアルダンは不安のあった脚元が最近では影を見せなくなっている。これは大きい事だ。

 

さて、これからどうするかだな……次のデビューはモーリスに決めている。ライスは10月の芙蓉Sに出させたいと思ってる。重賞に出しても良いが、まだ経験が足りない。フジもできればトライアルレースに出したいところだ。できれば京都の神戸新聞杯が望ましい。エアグルーヴも札幌記念を連覇したし、この勢いで天皇賞・秋も連覇したいところだ。他のメンバーのデビューは来年あたりになりそうだ。だがじっくりやっていこうって話はしたから、皆分かってくれている。

 

 

エアグルーヴ「そういえば八幡、今日は合宿に行っている生徒達が帰ってくる日だ。我々はどうする?いつも通りの時間に切り上げるか?」

 

八幡「いや、少し早めに上がる。予定があるんだ。外したくてしょうがない予定だが、流石に断るのは忍びない上に労ってもやりたいしな。」

 

エアグルーヴ「?」

 

八幡「いや、ただの独り言だから気にするな。それよかお前も大丈夫か?学園に残ってる生徒会メンバーはお前1人だったんだろ?仕事押し付けられたりとか……」

 

エアグルーヴ「生徒会を何だと思っているのだお前は………安心しろ、そんな事をする無粋な者は生徒会には存在しない。」

 

八幡「ブライアンは?」

 

エアグルーヴ「アイツは単にサボっているだけだ。書類整理よりも学園内を歩き回ってはレースをやったり、不審者を取り締まりたいのだろう。」

 

八幡「……それっていいのか?」

 

エアグルーヴ「副会長としての仕事もやってもらいたいところではあるが、アレでも充分に活動はしている。それに会長が強く言わないからな………」

 

八幡「………そうか。」

 

 

なんか裏事情っぽいの聞いちまったが……うん、気にしないでおこう。さて、残り時間も張り切って行きますか!

 

 

ーーー数十分後・カフェテリアーーー

 

 

八幡「はぁ……さて、飯飯うるさい連中が来る前に取っ掛かりますか。まぁでも作るのは4人前だけだから、この前よりかは余裕だろう。それに………おかわりは受け付けねぇし〜♪」

 

 

あっ、でもルドルフにはいいよな?

 

 

「ありゃ?比企谷トレーナーじゃないか!何だい、また料理すんのかい?偉いねぇ〜担当の為にそこまで出来るトレーナーなんて中々居ないよ?」

 

八幡「いや、今回は違う奴等にですよ。リクエスト……ってよりも要望がありましたので。」

 

「……大体察したよ、トレーナーによく作ってくれ〜って言ってるあの3人だろう?」

 

八幡「正解です。そらともう1人スイーツにうるさい奴と管理者を加えて5人です。」

 

「働き者だねぇ〜。」

 

八幡「ホントですね。」

 

 

さて、じゃあやるか。

 

 

ーーー数時間後ーーー

 

 

「いやぁ〜すっごい手際だね〜……それにこんなに見事な仕上がり!良い仕事するよトレーナーさん!」

 

八幡「どうも。まっ、少し前はこれの倍くらいは作ってましたから、このくらいは朝飯前ですけどね。けど、もうそろそろ帰って来る頃でしょう。合宿に行ってた生徒達。」

 

「そうだね……明日からまた怒涛の厨房生活になりそうだよ。」

 

 

そうだよな、大食いが2人も居るんだからな。いや、ライスも割と食べる方だから3人?それとも俺が弁当を………いや、誰かに取られそうだからやめておこう。誰にとは言わないけど。

 

 

バァンッ!!

 

 

八幡「ん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オグリ「トレーナー、今帰ってきた!!」

 

八幡「うん、見りゃ分かる。」

 

スペ「無事に帰ってきました!!」

 

八幡「それも見たら分かる。」

 

ブライアン「それと腹が減った。」

 

八幡「それは知らねぇけどよ………」

 

マックイーン「私はちゃんと、ちゃんとセーブしましたわよ!」

 

八幡「それも知らねぇよ………」

 

オ・ス・ブ・マ「だから早くご飯(飯)(スイーツ)を作ってほしい(作ってください)(作ってくれ)(作ってくださいまし)っ!!!」

 

 

コイツ等………マジでそれしか頭にねぇんだな。

 

 

八幡「はぁ……飯を食わせる前にその前に俺から1つ条件を提示する。」

 

ブライアン「条件だと?」

 

八幡「何、どれも簡単な事だ。まずはオグリ、少しの間トレーニングに付き合って欲しい。ダートのだ。」

 

オグリ「ダートトレーニングか……うむ、分かった。引き受けよう。」

 

八幡「じゃあ次にスペ。前にお前の同室のスズカから聞いたが、結構な量の人参があるらしいな?それを少しだけ分けてもらえないか?」

 

スペ「え、それでいいんですか?」

 

八幡「それでいいから言ってるんだ。安心しろ、悪用するわけじゃない。(メンバーに美味いもん食わせる為に少しでも経費削減だ。まっ、俺の為でもあるけどな。)無理そうか?」

 

スペ「いえ、大丈夫です!」

 

八幡「そうか……じゃあ次はブライアン。偶にはエアグルーヴの手伝いをしてやれ。」

 

 

流石に気にしないのは無理でした。あれ聞くと少しなぁ………それに偶にって事なら良いだろ?

 

 

ブライアン「……偶にだな?」

 

八幡「1ヶ月に1回とかは無しだからな?せめて1週間に1度とかな。」

 

ブライアン「……分かった。」

 

八幡「ん?じゃあ最後にマックイーン。お前もトレーニングに付き合ってくれ。相手はウチのライスだ。頼めるか?」

 

マックイーン「勿論、協力させていただきますわ。そのくらいお安い御用ですわ。」

 

八幡「よし、じゃあ席着いとけ。あっ、そういやルドルフって何処に行ったか知ってるか?」

 

ルドルフ「呼んだかい?」

 

八幡「おう、お前の分も用意してあるから良かったら食ってくれ。因みに………」

 

ルドルフ「?」

 

八幡「お前にだけ、おかわりの権利をやる。迷惑………はかけてないが、エアグルーヴとフジを学園に残す事になっちまったからな、その詫びだ。」ミミウチ

 

ルドルフ「……そういう事ならありがたく頂こう。楽しみにしているよ、八幡君。」

 

 

そして席に着いた5人の所にそれぞれ品を出して厨房に戻った俺は?遠巻きに様子を見る事にした。そしたら皆して味わうかのようにゆっくりと食べていた。

 

にしてもマックイーンはやっぱ泣くんだな………そんなに?そんなになのか?

 

 

 




八幡のギブアンドテイクの条件の元、お食事をっ!
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