八幡side
バクシンオー「いやぁ〜それにしても有言実行とはこの事ですね!!まさかこんなにも早く実行されるとは思いませんでしたが、楽しい1日旅行になりそうですね!!」
ライス「バ、バクシンオーさん。もう少し声を抑えた方が良いよぉ〜……」
さて、皆さん………今は金曜日の19時で電車の中に居る。因みに関西方面に向かっている最中だ。何週間か前に話したんだが、レースの前の前の日に現地近くに向かって、前日に旅行気分を味わうという行動に出ている。当然の事だが、俺とシービー以外はちゃんと外泊届を出している。そして明後日は神戸新聞杯、菊花賞のトライアルだ。
アロー「なんかさ、こんなの初めてだからちょっと戸惑いますね。」
シービー「あたしも〜。意外と皆乗り気だったからすんなり決まったよね〜。」
アロー「確かに……トレーナーも普通に行こうって言ってましたしね。」
別に良いだろ、京都なんて1年行ってないんだから。阪神はエアグルーヴの宝塚記念で行ったばかりだけど、京都って秋くらいしか行けないんだよなぁ………
モーリス「京都ってどんな所なんだろう?」
アルダン「ふふふっ、綺麗な場所ですよ?モーリスさんもきっと気に入ると思います。」
モーリス「そうなんですかぁ………私もいつかGⅠの舞台で走ってみたいです!」
アルダン「そうですね、お互いに頑張りましょう。」
そうだな………いつかは絶対に走ろうな。お前達にはそれだけの力があるんだからな。
エアグルーヴ「私が走った時は内回りだったからあまり参考にはならないが、去年の京都記念では外回りを走った。やはり登りと下りがあるから注意すべきはそこだろう。」
フジ「そっかぁ……そこでスタミナを使わないように気を付けなきゃならないって事かい?」
エアグルーヴ「それもあるが、下りの時に脚を使わないように気を付けろ。お前は本来、長距離の適性が無いのだからな。道中は脚を溜める事に徹した方が良いだろう。」
フジ「成る程……うん、分かったよ。」
エアグルーヴ「今回は2,400m、中距離だから何とかなるとは思うが、本番を想定して走っても良いかもしれない。」
あっちは明後日の予習か……京都コース場を走った先輩から少しでも走り方を教わってるってところか。さて、俺は仕事を「は~ちまん♪」しようと思いましたけど、呼ばれたようです。
八幡「何だシービー?」
シービー「お腹空いてない?お菓子あるよ?お水もあるからね?」
八幡「いや、大丈夫だ。ていうか俺も持ってるし。それよりも何しに来た?」
シービー「理由がなきゃ来ちゃダメ?」
八幡「ダメ。」
シービー「よしっ♪じゃあお膝借りま~す♪」
八幡「おい………」
シービーはアローと一緒の席から俺の席の所まで来ると、勝手に膝に頭を乗せやがった。
シービー「ん〜やっぱり八幡の膝は良いですなぁ♪」
八幡「どうでもいいけど、どいてくんない?」
シービー「やだっ♪」
八幡「仕事出来ないんだけど?」
シービー「今はお休み〜。」
八幡「明後日の事でも?」
シービー「いけません。」
八幡「シービーの頭を撫でるのは?」
シービー「いけません。あっ!!!?」
八幡「今やろうと思ったが、なら仕方ないよなぁ〜。しょうがない、これは他の誰かにやるとするか。」
シービー「ちょちょちょ、ちょっと!?」
八幡「んぅ〜?どうした?」ニヤニヤ
シービー「うぅ〜!!」グリグリ
八幡「頭を俺の腹に押し付けんな。膝枕ならしていいから。撫でるのは無しだけど。」
シービー「ぶぅ~………」ムスゥー
はいはい、ごめんなさいね〜。けど貴女もちょっとは自重しましょうね?此処電車の中だからね?許可はしたけど、長い時間するのはやめような?
ライス「お、お兄様?」ヒョコ
八幡「ん、どうしたライス?」
ライス「お泊まりする所ってレース場に近い所なの?それともちょっと遠い?」
八幡「なるべく近場を選んでる。その方が困らないと思ってな。さてはライス、朝飯前に周りをランニングするつもりだな?」
ライス「す、凄いねお兄様!ライスのやろうとしてた事、ホントに当てちゃった!」
八幡「正解みたいだな。まぁ走ってもいいが、程々の距離にしておけよ?迷ったりしたらシャレにならないからな。」
ライス「うん、そうするね。でも、朝ご飯って大丈夫なの?えっと、ライスってよく食べる方だから………」
八幡「事前にホテルの情報見たり、予約の時に確認をしたんだが、ウマ娘にも対応してるホテルだから問題無かった。それなりの量を食べるタイプでも問題は無いらしい。」
ライス「そっかぁ……良かったぁ。」
ウチのメンバーの中でもライスは1番よく食べるからな、そこが心配だったんだろう。けど朝だけはパン派なんだよなぁ………因みに俺は米が多いです。
アルダン「という事はビュッフェ形式なのですか?」
八幡「そうだ。色んなの食えるからありがたいよな。あんまそういう所に行かないから何が出んのか知らねぇんだけどな。」
アルダン「ふふふっ、楽しみですね。どんな料理が出て来るのでしょう?」
モーリス「やっぱり朝ですからウィンナーとかスクランブルエッグとかじゃないですか?パンとかもありそうですね!」
アルダン「ふふふっ、今から朝食の話だなんて、太ってしまいそうですね。」
大丈夫だアルダン、お前は太らない。1番の可能性を秘めてるのはお前ん所にいるスイーツパックイーンだ。
まさかの京都へ一足早く!