シービーside
ライス「やあああぁぁぁぁぁ!!!」
フジ「はあああぁぁぁぁぁ!!!」
マックイーン「はあああぁぁぁぁぁ!!!」
アロー「まだまだぁ〜!!!!」
オグリ「っ!……フッ!!」
おぉ〜八幡があの2人を練習に組み入れてから凄くメニューの幅が広がってるよね。特にフジのところにはメジロマックイーンがつくようになったから、尚更長距離に力を注げられるようになっている。私も入る事はあるけど、彼女達程の素質は無いからね。それにアローにもオグリがトレーニングに来てくれた。オグリの脚質は差しか先行だから前のウマ娘を追いかけるにはちょうど良い相手だからね。
ピッ!
八幡「………」
フジ「はぁ……はぁ……はぁ………は、八幡さん、どうかな?はぁ……タイムは?」
八幡「2人を相手によく走れている、だがまだ少し物足りない感じだな。」
フジ「はぁ……はぁ……そ、そっか。」
八幡「だがそれは適性があればの話だ。お前は充分過ぎるくらい走っている。お前と同じ世代の相手なら、展開次第では差をつけて勝つ事は出来ると思う。」
フジ「そ、そうなのかいっ!?」
八幡「あぁ。枠次第でもあるけどな。内枠ならラッキーだが、外枠になったら……勝機は薄れるな。この前のレースで2,400mまでなら外でも大丈夫なのは分かったと思うが、3コーナーからのスパートが出来るかどうかは心許ない。なら内で脚を溜める事に徹底して、中間コーナーで一気に爆発させるのが理想的だな。」
フジ「………」
八幡「まっ、あくまで理想だけどな。「八幡さん、もう1本!」え?お、おう……」
フジ「マックイーン、ライス、同じ距離をもう1度お願い出来ないかい?」
マックイーン「えぇ、分かりましたわ。」
ライス「う、うん!」
フジ、本気で勝ちたいんだなぁ………よし、私も頑張らないとっ!それにしても、皆の士気も高いからトレーニングをしたいって気持ちになるんだよね〜♪
モーリス「はぁ……はぁ……ま、また、追いつけなかった!」
バクシンオー「い、いえいえ!中々に危なかったですよ!確実に速くなっています!!さて、どうしますか!?少し休憩にしますか?」
モーリス「もう1回だけお願いします!」
バクシンオー「その気合い、受け取りました!!では後1回走ったら休憩にしましょう!!」
モーリス「はいっ!!」
八幡「バクシンオーがペースを考えてるのが意外に感じるんだよなぁ………短距離しか走れないのに長距離走ろうとしてる奴なのに。しかし、モーリスも仕上がってきたな。」
アルダン「えぇ、バクシンオーさんとも良い勝負が出来るようになってきました。これならデビュー戦でも良い走りが出来そうですね。」
八幡「あぁ、次の京都が楽しみだ。」
ーーートレーニング後ーーー
八幡「今日はありがとうなマックイーン、オグリ。トレーニング助かった。」
オグリ「いや、このくらいならいつでも呼んでくれ。私もトレーナーの力になれて嬉しい。」
マックイーン「トレーナーさんには……その、色々とご迷惑をお掛けしていましたので。私もお力添えが出来て嬉しく思っていますわ。」
八幡「まっ、これからもそうなるだろうけどな。」
マックイーン「うっ………」
そういえばこの2人って八幡に料理とスイーツを強請ってた2人だったっけ?確かに八幡の料理は美味しいからね、ああなるのも無理は無いかも?
八幡「さて、じゃあ今日は解散。お前達も真っ直ぐ【♪〜♪〜】ん、電話?」
さって〜あたしも家に『ねぇ〜菊花賞の前の前の日、泊まりに行って良い〜?』………ハァ?
八幡「………なぁ、電話してきたところ悪いんだが切っていいか?後ろにヤバいオーラ感じるから今すぐ相手した方が良さそうなんだ。解決したらかけ直すから。」
エアグルーヴ「………」ハイライトオフ
フジ「………」ハイライトオフ
シービー「………」ハイライトオフ
ライス「うぅ………」ウルウル
八幡「ふぅ………説明するから大人しく聞いてくれるか?拘束しなくても逃げないから。」
エアグルーヴ「そうか、ならば説明して貰おう。まぁお前の事だから女では無いのだろうが、そうでないとも限らないのでな。」
フジ「八幡さん?今の電話の相手って誰なのかな?」
シービー「
ライス「お、お兄様……今の人って?」
八幡「はぁ………俺の妹だよ。」
全員「え、妹?」
八幡「あぁ、多分菊花賞を観に行くんだろう。んで、俺の実妹だけど、なんか問題ある?」
エアグルーヴ「………いや、問題など無い。疑ってしまって済まなかった。」
フジ「いやぁ〜そうだったんだね!ごめんよ八幡さん、何も問題無いよ。」
ライス「お兄様の妹さんだったんだぁ〜………」
シービー「ま、まぁ?あたしは信じてたよ?」
八幡「嘘つけ。お前が1番怖い声出してたぞ。」
へぇ?なんの事でしょうかぁ?
よ、良かったぁ……修羅場にならずに済んだ。