八幡side
さて、今週は菊花賞がある日。そして今日は金曜日で最後の調整と言ってもいい。だがそんな事はどうでもいい、問題はウチのウマ娘達だ。小町が来るって話になってなんかウキウキしてんだよなぁ………特にシービーが。たかが俺の妹に会うだけなのに何をそんなに楽しんでるんだか。取り敢えず学園に5時半頃に来てくれとは伝えてある。トレーニングもそれ程せずに終わらせる予定だったから、そのくらいでいいと思ったからだ。
そして今はトレーニングが終わった後だ。皆はトレーニングを終えたばかりだから着替えをしている所で、俺はトレーナー室の外で皆を待っている最中だ。
シービー『八幡〜終わったよ〜♪』
八幡「………本当か、ライス?」
ライス『うぇ!?あ、う、うん!大丈夫だよ!』
うん、ライスが言うなら大丈夫だな。
ガチャッ
八幡「よし、皆お疲れさん。」
シービー「それよりも八幡、何であたしの時に入って来なかったのか聞いていい?」
八幡「だってお前、時々揶揄うだろ?もしかしたらって可能性あるだろ?」
シービー「流石に八幡に下着姿を晒すわけ無いじゃん!それに皆も居るんだから!!」
八幡「……倫理観は持ち合わせてるのか。」
シービー「ねぇ八幡、八幡の中のあたしってどうなってるのか問いただしても良いよね?」
八幡「まぁそれは後にして、明日は移動日だ。別に早い時間に行くわけじゃないから安心しろ。時間はもう伝えてあるからその通りにな。」
フジ「うん、分かってるよ八幡さん。」ニコニコ
エアグルーヴ「案ずるな。我々の中には時間を間違える者は居ない筈だ。」
八幡「だと良いがな。まぁそういう事だ、んじゃあお疲れさん。暗くならない内に帰れよ。」
さて、俺は小町のお迎えだな………ん?
八幡「おい、何で誰も帰らないんだ?」
アルダン「この後兄様は妹さんの所に行くのでしょう?であれば挨拶も必要だと思いますので。」
八幡「いや、明日で良くね?」
ライス「ダ、ダメだよお兄様!挨拶するなら早い方がいいもん!」
八幡「そ、そうか?」
モーリス「はい!是非、ご挨拶をさせてください!」
八幡「……まぁ別にいいけど。」
ーーートレセン学園・校門前ーーー
八幡「おっ、居た。お〜い小町〜。」
小町「あっ、お兄ちゃん!久しぶり〜♪」
ライス「この人がお兄様の………」
小町「初めまして、トレセン学園の皆さん。兄がいつもお世話になってます。妹の小町です。」
エアグルーヴ「こちらこそいつもお世話になっております。チームリーダーのエアグルーヴです。はちま……トレーナーの最初のウマ娘でもあります。」
シービー「どうも〜ミスターシービーです。よろしくね、ミス小町♪」
フジ「初めまして、小町さん。フジキセキです、お会い出来て嬉しいです。」
バクシンオー「初めまして!!私はサクラバクシンオーと申します!学級委員長をしています!!」
アロー「……どうも、ウイングアローです。」
モーリス「私はモーリスです!」
アルダン「お初にお目にかかります、小町様。私はメジロアルダンと申します。兄様の妹様である小町様にお会い出来てとても嬉しく思います。」
ライス「え、えっと……ライスシャワーでしゅ!」
小町「これはこれはご丁寧にどうも〜。にしてもお兄ちゃん、こんなにたくさんのウマ娘の担当なんだね。いやぁ〜小町は嬉しいよ。」
八幡「お前は何様だよ………つかお前仕事は?有給でも取ったの?」
小町「まぁね。だってお兄ちゃんの担当してるウマ娘が3冠達成が懸かってるんだし、応援しないとって思ってさ。それにちょうど小町も旅行に行ってみたかったしね〜♪」
八幡「あっそう。そんじゃお前はウチに来い。明日はメンバーのレースは無いからのんびり行こうと思ってるからそのつもりでな。じゃあお前達も寮に帰るんだぞ、また明日な。」
アロー「ん、また明日。」
バクシンオー「はい、ではまた明日ですね!!」
モーリス「はい、また明日です!」
………あぁ〜なんかもう察しちゃったよ俺、この面子で少し分かっちゃったよ。ていうかライス、君もそっちに混ざっちゃダメでしょ?お兄様許さないよ?
八幡「んで?お前達はどうしたの?」
シービー「八幡の家に泊まりたい♪」
フジ「外泊届は出してあるよ♪」
エアグルーヴ「うむ、なので問題は無い。」
ライス「え、えっとね?エアグルーヴさん達のお話聞いてたら、ライスも行ってみたいなぁ〜って……こ、ごめんなさい。」
アルダン「妹様のお話、聞いてみたいので。それに兄様の家にも泊まってみたかったのもあります。」
おいおいおい、良いとこのお嬢様2人と1人暮らしのウマ娘、寮暮らしの2人。ダメでしょうが………てか相談して?
シービー「だって相談したら八幡絶対断るでしょ?」
八幡「俺の心の中読まないでくんない?ていうかライス、お前もそっちサイドかよ………」
ライス「ご、ごめんね……でもお兄様のお家でお泊まりしてみたいなぁって思ってたから。」
※まぁまぁ八幡さん、落ち着いて。お家に人数分の食材用意しておいたから。少し多めに用意しておいたから大丈夫だと思う。
いやもうしょうがないから家に泊めるけどさ………事前に何か言って欲しかったもんだよ。
八幡「何でか家に食材があったんだが………もしかして作者、お前か?」
生焼け肉「あって困る事は無いでしょ?」
八幡「………ありがとう。」
生焼け肉「気にしなくて良い、全てはライスの為だ!!」
八幡「ホント作者ってライス好きだよな?」
生焼け肉「いやホント最高だよ!!?だって聞く!?今日のキャンサー杯決勝、ライスが見事1着を獲ってくれたんですよ!!ライス最高、ライス万歳ですよ!!」
八幡「作者のライス愛は置いておくとして、キャンサー杯優勝はめでたいな。素直におめでとう。」
生焼け肉「ライス〜!!僕に優勝をプレゼントしてくれてありがとうね〜!!!」