比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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兄妹の会話

 

 

八幡side

 

 

小町「はわぁ〜……凄いねお兄ちゃん!まさかあのぐうたらなお兄ちゃんがこんなに料理上手になってたなんて〜。いやぁ〜料理スキル小6レベルと言っていたあの頃が懐かしいね〜。」

 

八幡「何しみじみとしてんだよ、俺だって成長くらいはする……まぁこれに関しても先生のスパルタで身に付けたようなものだけど。」

 

シービー「へぇ〜前の八幡ってぐうたらだったの?」

 

小町「まぁね〜。あぁ言えばこう言う自慢の出来ない兄だったけど、今なら誰かに紹介しても問題は無いかなぁ。料理上手で中央トレセン学園のトレーナーだしね。」

 

シービー「えぇ〜それはダメッ!八幡はあたし達のトレーナーなんだから!」

 

アルダン「いくら妹様のご発言とはいえ、譲れないものがあります。兄様は誰にも渡しません。」

 

フジ「そうだね……小町さん、今八幡さんを誰かに紹介されるのは困るなぁ。」

 

八幡「お前等は何処で張り合ってんだ?料理運べないから座るかどっか行ってろ。」

 

エアグルーヴ「私は八幡を信じているから問題は無いが、自分の女を作るような真似はしないな?」

 

八幡「信用してなくね、それ?」

 

ライス「お兄様、このお料理は?」

 

八幡「それテーブルの真ん中に頼む。ったく、良い子なのはライスだけか?」

 

ライス「ふぇ!?ダ、ダメだよお兄様!ラ、ライスなんてまだまだだよ〜……」

 

 

いんや、他の皆と同じ事を言わないだけ100%良い子です。100点も差し上げるレベルですね。

 

 

ーーー数分後ーーー

 

 

八幡「さて、料理も出揃った事だし、まずは乾杯と行くか。何の乾杯かは知らんが、取り敢えず俺と小町の再会に乾杯。」

 

『乾杯〜!!』

 

 

ふぅ〜ようやっと食えるな。しかし、またも両サイドの事で揉めるとは思わなかった。君達さ、こんな所まで席に拘らなくても良いだろうに。

 

 

小町「ちょっと聞きたいんだけどね?何でさアルダンちゃんとライスちゃんはお兄ちゃんの事を兄呼びしてるの?しかも様付けまでして。」

 

八幡「……気になるのかそれ?」

 

小町「いや気になるでしょ。だって他人が自分の兄を兄様呼びしてるんだよ?」

 

アルダン「ではご説明しましょう。私が兄様と呼ばせていただいている理由はーーー」

 

 

まぁそんなこんな雑談をしながら夕食を楽しんでいた。小町も仕事仲間以外での話相手が新鮮なのか、気を抜いた話し方をしている。メンバーも小町の接しやすさの影響で普通に話せてるしな、俺にもこんな能力があればって思ってた頃………があったわけではないが、流石は俺の妹だと褒めておこう。

 

 

小町「でもさ、お兄ちゃんがウマ娘のトレーナーなんて最初はビックリしたよ。何の冗談って思ってたけど、本当だったんだ〜って思ったよ?」

 

八幡「俺だって最初からなるつもりなんて無かった。けど先生から色々学んでる内に、な。」

 

シービー「ねぇねぇミス小町、そんなに今と昔の八幡は違うの?」

 

小町「全然違うよ。昔のお兄ちゃんも好きだったけど、今のお兄ちゃんも好きだよ。色んなところが良くなって変わったなぁって思うけど、根本的な部分は変わってなかったからね。それも変わってたら、きっと嫌いになってたかもね。」

 

八幡「そこまでかよ………まっ、俺もお前がそんなに変わってないようで良かったよ。」

 

小町「それ女の子には褒め言葉じゃないからね?」

 

八幡「俺が素直に褒めると思うか?キモいくらい誉めてやろうか?」

 

小町「あぁーやめて、気持ち悪いから。」

 

八幡「だからこれくらいで済ませたんだよ。」

 

エアグルーヴ「……これがいつもの会話、なのか?」

 

八幡「まぁそうだな、こんなもんだ。」

 

フジ「仲が良いんだね。」

 

アルダン「ふふふっ、兄弟仲が良いのはとても良い事です。私にも姉が居ますので、お気持ちはよく分かります。」

 

 

夕食後は皆集まって明日の事や菊花賞、学園の事とかで盛り上がっていた。

 

 

八幡「んじゃ風呂の準備してくる。」

 

小町「はいは〜い♪あっ!お兄ちゃんに聞きたいんだけどさ、最後に家に帰ったのっていつ?」

 

八幡「何だ急に?」

 

小町「お母さんが心配してたよ?ひょっとしてだけどさ、大学卒業してから家帰ってないとかないよね?」

 

八幡「あぁ~………」

 

 

そういや帰ってねぇわ……待てよ、じゃあ俺って大学通ってた頃から帰ってない時あったから5年以上帰ってねぇわ。携帯も変えたから番号も覚えてねぇし………

 

 

八幡「そういや帰ってなかった………」

 

小町「これだからお兄ちゃんは……小町でも半年に1回くらいは帰ってるのに。トレーナーが忙しいのは分かるけどさ、偶にはお休み取りなよ?」

 

八幡「……そうだな、じゃあ次の年末くらいは帰ってみるか。」

 

シービー「じゃああたしも「連れて行かないからな、何さも当然のように来ようとしてんだよ。」えぇ〜だって大事じゃん!ご両親へのご挨拶っ!」

 

八幡「何がご挨拶だ?結婚前の挨拶じゃねぇんだぞ?冗談も程々にしろ。」

 

 

ていうか俺何しようとしてたんだっけ?小町が急に話振るから忘れちまったよ………あぁそうだ風呂の用意だ。

 

 

八幡「誰が1番かは分かんねぇけど、風呂の用意するから待ってろよ。」

 

 

 




変わってないようで何よりですね、小町さん。
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