比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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寝場所

 

 

八幡side

 

 

八幡「ふぅ〜………ん?お前達どうした、そんな神妙そうな顔してよ。」

 

エアグルーヴ「あぁ八幡、大事な事を忘れていてな。泊まる事を押し付けで来た我々が言うのも図々しいのだが、寝場所はあるのだろうかと思ってな。」

 

八幡「………そういや人数分の部屋は流石に無いな。かと言ってベッドや布団もあるかと言われたら客室に1つと予備が2つあるくらいだから、足りないよな。」

 

フジ「4つかぁ………でも一緒に寝る事が出来ればどうにかなるんじゃないかな?」

 

八幡「まぁ皆がそれで良いのなら、そうするけどな。けどお前達、嫌だろ?」

 

アルダン「?何がでしょうか?」

 

ライス「ライスは何も嫌じゃないよ?」

 

八幡「いやそうじゃなくてさ、もしもだぞ?俺の布団で寝ろなんて言われたら嫌だろ?」

 

 

年頃の学生が大人の布団になんて「あたし寝たい!」入りたいわけが………はい?

 

 

シービー「あたし八幡の布団で寝たい!」クワッ!

 

エアグルーヴ「何だそんな事か。私も嫌ではないぞ、八幡の布団であれば、な。」

 

フジ「うん、私も問題無いよ(不可抗力とはいえ、1回寝ちゃってるけど)うん、大丈夫///」

 

ライス「フジさん、なんか顔が赤いけど?」

 

フジ「な、何でもないよ?」

 

エアグルーヴ「フジ、分かっているな?」

 

フジ「も、勿論だよ!」

 

ライス「?よく分からないけど、ライスもお兄様のお布団なら……え、えっと、いつもよりぐっすり眠れると思うな。」モジモジ

 

アルダン「兄様、もうお分かりだと思いますが、拒む者はこの場に誰も居ません。ご安心ください。」

 

 

………うん、確かにちょっとは安心したけどさ。進んで男の、しかも担当トレーナーが寝ている布団で寝るって言ってる事に少しだけ引いてるよ、俺。

 

 

小町「お兄ちゃんの担当しているウマ娘ちゃん達って良い子ばかりだね!小町嬉しいよ〜ヨヨヨ〜。」

 

八幡「まっ、良い子なのは否定しない。あっ、小町は客室があるからそこでな。後は……」

 

小町「あっ、じゃあさライスちゃんと一緒に寝たいな〜小町っ!」

 

ライス「ふぇ?ラ、ライスと……ですか?」

 

小町「いやぁ〜小町って名前さ、お米に使われてるじゃない?ライスも日本語に訳すると米になるわけだから親近感沸くんだよね〜。どう、ダメ?」

 

ライス「う、ううん!ライスで良いのなら!」

 

小町「ありがとう〜ライスちゃん♪」

 

 

よし、小町の作戦(?)でライスはOKだ。残るは4人か。さて、どうする………

 

 

シービー「正直に聞くんだけどね?八幡の家にお泊まりした事あるって人居るの?」

 

エアグルーヴ「私は去年の有マ記念の前日に1度だけあります。」

 

フジ「私も1回だけ。」

 

アルダン「私も1度だけあります。」

 

シービー「何さ皆してっ!!じゃあ泊まってないのあたしとライスだけじゃん!!ズルい、あたしが八幡の布団で寝る!!」

 

エアグルーヴ「そ、そうならないでしょう!?ここは公平に決めるべきです!」

 

シービー「……たとえば?」

 

八幡「もう面倒だからあみだくじ作ったぞ〜。」

 

アルダン「っ!流石兄様です、ジャンケンではなくくじで決めるとは………」

 

八幡「大声出すと近所迷惑になると思っただけだ。ホレ、何処にするか場所選べ。」

 

エアグルーヴ「……これなら文句も出ないだろう。よし、ならばココにしよう。」

 

シービー「じゃああたしは端っこ!」

 

フジ「アルダン、お先にどうぞ。」

 

アルダン「では遠慮無く……こちらにします。」

 

フジ「じゃあ私はコレだね。」

 

八幡「結果をオープン。じゃあAから順番にな。」

 

 

ー第1クジ杯・結果ー

 

A シービー 八

B アルダン フ

C エアグルーヴ フ

D フジ ソ

 

 

八幡「決まったな。シービーが俺の部屋、アルダンとエアグルーヴが布団、フジがソファーベッドだな。」

 

シービー「やった………八幡、あたし勝ったよ。」

 

八幡「どこに感動してんだお前は……はいはい良かったね。まっ、寝床は決まったからゆっくりするか。」

 

小町「じゃあお兄ちゃんにコレ!」

 

八幡「ん?ペットボトルのマッ缶じゃねコレ?」

 

小町「うん、買ってきた♪」

 

 

流石は我が妹小町だ気が利く。風呂上がりに水かコーヒー牛乳は飲んでたが、マッ缶なんていつぶりだろうか………味わって頂こう。

 

 

八幡「………っ!!?ぶぅ~!!」

 

ライス「ひゃあっ!?お、お兄様?」

 

エアグルーヴ「おい、どうした八幡?変なところにでも入ったのか?」

 

小町「ぷっ………くくくっ……」プルプル

 

八幡「……おい小町、何だこのクソ不味いコーヒー?ていうかコーヒーか?」

 

小町「うん、コーヒーだよ♪すっごく不味いって有名なんだ!いやぁ〜大成功だね♪」

 

八幡「………明日の朝食後のプリン、抜きっ!」

 

小町「ごめんなさいお兄様っ!!」

 

八幡「ライスの許可無くライスの真似すんなっ!!」

 

 

くっそ〜やってくれたな小娘………ていうかどうやって作んのこんなコーヒー?

 

 

ーーー数時間後ーーー

 

 

シービー「そろそろだね〜。じゃああたしは幸せを満喫しに行こうっと♪」

 

エアグルーヴ「……今回ばかりはあの笑顔が少しばかり腹立たしく感じる。」

 

アルダン「ですが決まった事です。今回は譲りましょう、次は私の番です。」

 

エアグルーヴ「いいえ、次は私がなってみせます。」

 

小町「じゃあ行こっかライスちゃん!」

 

ライス「は、はいぃ〜!」

 

八幡「さて、じゃあフジは少し待っててくれ。」

 

 

ここをこうして………よし、出来た。

 

フジ「へぇ〜こんな風になるんだね。」

 

八幡「ある意味俺の布団よりも寝心地良いと思うぞ。掛け布団とかはあるから安心しろ。」

 

フジ「うん、ありがと………アレ、八幡さんは何処で寝るの?」

 

八幡「え、床で寝袋だけど?」

 

フジ「そんなのダメだよ!それじゃあ身体を痛くしちゃうから絶対にダメだよ!」

 

八幡「いや、そう言われても場所ねぇし。」

 

フジ「じゃあ私と一緒に寝ようか!」

 

八幡「いや何言ってんの?そっちの方がダメだろ。」

 

フジ「私は気にしないから!」

 

八幡「いや気にしろよ!」

 

 

その後、俺は粘るフジに手を掴まれてソファーで寝る事になってしまった。

 

 

フジ「ふふふっ、こうやって寝るのは3回目だね。」

 

八幡「……そういや最初は合宿の時だったな。まさか2人してハンモックで寝るとは思わなかったけどな。その後が初めて此処に泊まった時だったよな。」

 

フジ「出来ればあれは忘れて欲しいかな///」

 

 

うん、あれは不可抗力ってヤツだ。

 

 

八幡「まっ、取り敢えず明日はゆっくりするぞ。やるにしても軽くだ。」

 

フジ「うん、分かったよ。」

 

 

 




本日の勝敗…シービーとフジの勝利。
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