シービーside
ん、んんぅ?ありゃ、もう朝〜?えぇ〜ダメダメ、もっとこの空間を味わっていたいの〜♪昨日の夜、八幡のベッドを懸けた戦い(ただのあみだくじ)に勝利したあたしは八幡のベッドで眠りについた。そういえば昨日って何時に寝たんだっけ?ありゃ、そういえばいつ寝たの?ん〜………まぁいっか!とにかく寝た時間を忘れちゃうくらいぐっすり眠っちゃったって事!いやぁ〜もう凄いよ?八幡のベッドの威力ったらないよ?今の時間は………6時!つまりだよ?大体昨日ベッドに入ったのが10時くらいだったから、その間ずっと寝てたって事だからね?凄くない?
起きちゃったあたしだけど、このお布団から離れたくないんだよね〜だって八幡の匂いがするし、ぬくぬくしてるから抜け出せないんだも〜ん♪でもアレだよね、これ覚えちゃったら普通のベッドじゃ寝られなくなっちゃうかもしれない………そうなったらちょっとマズいかもしれないから、もう起きよっと。
シービー「んんぅ〜……はぁ〜久々かもね〜こんなに目覚めの良い朝はっ♪」ノビィ∼…
今日は京都に出発する日だったよね。けど京都の3,000mかぁ………トレセン学園のコースでなら3,000mは走った事あるけど、登り降りのあるコースでは経験無いからどうなんだろう?でも近い将来あたしもクラシックには出るつもりだからね、今回のレースもじっくり見ておかないとね。
シービー「誰か起きてるかな?八幡だったらとっくに起きてたりして!」
ーーー階段ーーー
シービー「♪〜♪〜」
あれ、カーテンが閉まってるって事はまだ起きてないのかな?ふふふっ、フジも寝坊助だなぁ〜♪まぁ?今のあたしはすっごく機嫌が良いから見逃してあげるよ。そういえば八幡って昨日何処で寝たんだろう?あたし達の寝る場所は決めてくれたけど………っ!!ま、まさか!!?
シービー「っ!!!」
フジ「すぅ……すぅ……」
八幡「………」
シービー「………
これは流石に懐の深いあたしでも許容範囲外かなぁ?いやだってねぇ?あたしが1番の勝者だと思ったら、まさかこんな風に抜け駆けする子が居たなんて思わないじゃん?ふぅ〜ん………フジってそういう事しちゃうんだね〜。
シービーsideout
フジside
フジ「………ん?おや、もう朝かな?えっと、今は何時だろう?」
シービー「6時半だよ?」
フジ「そうですか、どうもシービー………先輩っ!?」
シービー「うん、おはようフジ?随分と羨ましい状況だよね?八幡と2人きりで寝るなんてさ?あたしはね?昨日のくじで完全に勝ったって思ってたけど、違ったみたいだね?まさかこんな所にも勝者が居たなんてねぇ?」
フジ「ち、違うんです!は、八幡さんが床で寝袋で寝ようとしていたので、私が無理を言ってソファーで一緒に寝ようと提案したんです!」
シービー「ふぅ〜ん………でも一緒に寝たんだよね?そうなんだよね?」
ダメだ!!シービー先輩全然話を聞いてくれないよ!!ど、どうしよう……皆が起きて来るのも時間の問題だし、えぇっと………っ!!そうだ!!
フジ「で、でしたら先輩もどうですか?」
シービー「………何が?」
フジ「ほら、このソファ少し広いじゃないですか。だから向こう側に行けばシービー先輩も八幡さんと寝れるんじゃないかって思ったんですけど………」
シービー「そっかぁ〜♪そうだよね!八幡を共有すれば良いだけの事だもんね〜♪」
フジ「は、はい!なので反対側にどうぞ、幸い八幡さんは仰向けだから腕には抱き着けますし!」
シービー「じゃあ遠慮無くっ♪」
よ、良かったぁ〜………
シービー「はわぁ〜……ベッドも良いけど本物は別格だよね〜♪んぅ〜ぬくいなぁ〜♪」
フジ「とりあえず八幡さんが起きるまで、今という時間を一緒に堪能しませんか?」
シービー「賛成っ♪」
ふぅ〜……誤魔化せて良かった!にしても八幡さん、起きないなぁ。耳も良いと思ってたけど、そこは普通の人間なのかなぁ?
ーーー7時ーーー
八幡「ん、んん……ん?何だ、手が……うおっ!?」
シービー「おはよっ、八幡っ♪」
フジ「良い朝だね、八幡さん。」
八幡「お、お前等……ていうかシービーは俺の布団で寝てたんじゃ?」
シービー「20分前くらいに降りた時にフジと八幡が一緒に寝てるのを見てズルいって思ってたら、フジが一緒にどう?って言ったから反対側で八幡の腕を抱き枕にして余韻に浸ってたんだ♪」
八幡「何が余韻に浸ってただよ?つかもう朝だろ?朝飯の用意しなくちゃだからよけてくれ。」
シービー「もうちょっと抱き着いていたかったけど、そういう事ならしょうがないか。」
フジ「八幡さん、朝食の用意なら私も手伝うよ。」
八幡「おう、助かる。」
皆が来る前に起きてくれて良かったよ、本当に。もし起きなかったらどうなってたか………エアグルーヴに凄い目で睨まれてそうな未来が見えたよ。
シービー1人だけが得してますね。