比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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1人で大丈夫?

 

 

フジside

 

 

エアグルーヴ「それで?本当に何も無かったのか?」

 

フジ「だから何度もそうだって言ってるじゃないか!エアグルーヴ、流石にしつこいよ!?」

 

エアグルーヴ「前科があるからな、流石に鵜呑みにするわけには行かんのでな。」

 

フジ「否定は出来ないけど、その犯罪を犯したみたいな言い方はやめてくれないかな?別に悪い事をしたわけじゃないんだけど?」

 

 

朝から今に至るまで数時間、エアグルーヴには何度も八幡さんと夜に何も無かったのかと質問されている。いやそんなに聞く?ってくらい聞かされるんだ。うん、まぁ………この前みたいな不可抗力じゃなくて最初から寝た形になってるけどさ………八幡さんの家から始まって今は電車に乗ってる所までずっと続いてるから凄くしつこい。

 

 

八幡「そういや小町、何で今年はレースを観に行くってこっち来たんだ?一応エアグルーヴの時もトリプルティアラ懸かってたレースだったんだけど?」

 

小町「いやぁ〜その時はお兄ちゃんがトレーナーだとは思わなくてさ〜……エアグルーヴさんがトリプルティアラ制覇にリーチ懸かってたのは知ってたんだよ?でもお兄ちゃんだとは思わなかったんだよね〜。」

 

八幡「一応その前の年に話題になってたんだけどなぁ〜俺、まぁそういう事ならいいや。まぁ今回は応援してくれ。この前婆ちゃんの所にも行って、力貸してもらえるように手を合わせて来たばかりだからよ。」

 

小町「えぇ〜!お兄ちゃん挨拶に行ってたの!?言ってよ、そしたら小町も一緒に行ったのに〜!」

 

八幡「はいはいごめんごめん。けど今年は行ったんだろ?なら次行ける時は一緒に行くか。」

 

小町「うん!」

 

 

向こうは家族らしいお話をしてるみたいだね。

 

 

フジ「八幡さんと小町さんは本当に仲が良いんだね。見ていて気分が良いよね。」

 

エアグルーヴ「………本当に「何も無いってさっきから言ってるよね!?それじゃあ今日取ってあるホテル、君が八幡さんと一緒の部屋に泊まるかいっ!?」なっ!?な、何を言っている!!それはダメだ!!」

 

フジ「でもしてみたいんでしょう?」

 

エアグルーヴ「……………否定はせん///」プイッ

 

フジ「君も大概人の事言えないよね?」ジトー…

 

 

でもどういう部屋割りにしてるのかな?この前と同じ場所ならこの前と同じかな?

 

 

ーーー京都・ホテルーーー

 

 

八幡「ふぅ、着いたな。じゃあ荷物置いて自由にするけど、なんか質問あるか?」

 

フジ「いいかい八幡さん?」

 

八幡「おう、どうした?」

 

フジ「誰が八幡さんと一緒の部屋になるんだい?」

 

八幡「………は?」

 

フジ「だって此処に居るのは10人だよ?八幡さん1人は寂しいでしょ?もしかして小町さんと?」

 

小町「いやいやいやいや無いわ〜もしそうだったら誰かに譲るからね。」

 

八幡「何で俺と小町が一緒の前提なんだよ……言われずとも俺は1人だから心配いらねぇよ。それに寂しくもねぇから安心しろ。」

 

フジ「聞くけどその部屋は2人部屋?」

 

八幡「………2人部屋。」

 

シービー「それはダメだよね!八幡、あたしが一緒に寝るから大丈夫だよ!!」

 

エアグルーヴ「いいえ先輩、私が八幡と一緒の部屋になりましょう。」

 

八幡「あ〜もうこんな所でモメるな!早くチェックインするぞ!」

 

 

八幡さんはやっぱり健全だね〜トレーナーとしてもそうだけど、人としても信頼出来るね。

 

 

フジsideout

 

八幡side

 

ーーーホテル内・八幡の部屋ーーー

 

 

八幡「んで、何で来ちゃったの?」

 

アルダン「兄様は本当に今日、お1人で過ごされるおつもりですか?」

 

八幡「……何で?」

 

ライス「だ、だってお兄様、1人だと寂しいと思ったから………ライス達は2人で1部屋だから大丈夫だけど、お兄様は1人だし………」

 

モーリス「この前は小町さんが居なかったから仕方なかったですけど、今回は10人と偶数ですからトレーナーさんも遠慮しなくて大丈夫なんですよ?」

 

 

え、何で俺寂しい思いしてるみたいな扱い受けてるの?別に寂しくないから大丈夫だぞ?

 

 

アルダン「兄様、昨日も言いましたが、この中に兄様を拒むウマ娘は居ません。ですので遠慮なく言って大丈夫なんですよ?」

 

八幡「全然遠慮してないんだが………」

 

ライス「で、でもお兄様、昨日はあまり眠れなかったんじゃないの?お家を出る時、玄関に寝袋があったから床で寝てたんでしょ?」

 

モーリス「っ!そ、そうなんですか!?」

 

 

うわぁ………違うとは言えないよなこれは。

 

 

八幡「あぁ~………まぁ、うん。」

 

モーリス「じ、じゃあトレーナーさんは1人寝袋で床で過ごしたんですか?」

 

八幡「え?いや、1人ではないよ?」

 

モーリス「でも寝袋だったんですよね?」

 

八幡「………あぁ。(本当は違うけど。)」

 

アルダン「でしたら今日はベッドと誰か1人くらいは共に過ごす人が居ても良いと思うのですが?」

 

ライス「だからお兄様、ライス達の中から誰か1人選んでっ!皆で話し合って決めたんだ。勿論お兄様が決める事だから、誰も選ばないのも……えっと、一応受け入れる、よ?」

 

 

待って?断りづらい言い方しないでくれない?断ったら絶対2人くらい涙目になるヤツじゃん………

 

 

八幡「……因みに断ったら?」

 

アルダン「………兄様がそうお決めになったのであれば、私は受け入れます。」

 

ライス「ラ、ライスも受け入れるけど、お兄様本当に1人で大丈夫?」ウルウル

 

モーリス「1人を選んでも床で寝たりしないでくださいね?でも本当に大丈夫ですか?」ウルウル

 

 

ほら絶対なったじゃん!!

 

 

 




八幡、やはり妹達には弱い様子。
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