比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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新年の朝

 

 

フジside

 

 

フジ「うぅ〜ん……やっぱりいつもの癖でついつい早く目覚めちゃうなぁ。けど………うん、気持ちの良い、目覚めの良い朝だね。新しい年を迎えるのにピッタリな朝だね♪」

 

 

八幡さんの自宅に来てから3日目。今日は1月1日、つまりは元日。けれど時間は5時だからまだ日は登っていないから外はまだ暗い。私の他に誰か起きてる人は居るのかな?物音はしなかったから居ないとは思うけど……

 

 

ーーー居間ーーー

 

 

フジ「は、八幡さんっ!?」

 

八幡「ん?フジ、早いな……あっ、明けましておめでとう。今年もよろしくな。」

 

フジ「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします……じゃなくて!ず、随分と早いんだね?それにその格好は?」

 

八幡「ん?今から走りに行くんだ。トレーナーになってからの日課でな。身体を動かすようにしてんだ。自分で動かす事によってもヒントに繋がるからな。自分の身体をを使って実験なんかもしてるしな。」

 

フジ「そ、そうなんだ………八幡さん、それ私も併走していいかな?」

 

八幡「別に構わないが、そんなにスピードは無いからな?お前達のアップとダウン程度の速度しか出さないが、それでも良いのならついて来ていいぞ?ていうか、そもそも運動着持って来てるのか?」

 

フジ「うん、念の為にね。」

 

八幡「(念の為?何の?)分かった、じゃあ待ってる。」

 

フジ「うん、すぐに支度するよ。」

 

 

意外な事で八幡さんと一緒の時間が出来ちゃったけど、新年早々ラッキーだね!ふふふっ♪

 

 

ーーー数分後ーーー

 

 

八幡「ふっ…ふっ…ふっ…」

 

フジ「はっ…はっ…はっ…」

 

 

どのくらい走ったかなぁ?ある程度の距離は走ったと思うけど、八幡さん全然息が切れてない。それに顔色も変わってないからまだ余裕なんだ……流石は伝説的なウマ娘の血が流れているだけはあるね。もしかしてまだ走れるのかな?

 

 

ーーー更に数分後ーーー

 

 

八幡「ふっ…ふっ…ふぅ〜……まぁこんな所か。フジ、大丈夫か?」

 

フジ「うん、大丈夫だよ。それにしても八幡さんがこれだけ走れるなんて思わなかったよ。学生時代何かしていたの?」

 

八幡「いや、何も。中学は3年間帰宅部だったし、高校でも文系の部活に入ってたしな。運動なんて体育の時間や行事、暇つぶしでしかやって来なかった。」

 

フジ「それでこんなに……」

 

八幡「まっ、多少は婆ちゃんの血も受け継いでるからだと思う。短い距離よりも長い距離の方が割と走れてたしな。」

 

フジ「そうなんだ〜。けどどのくらい走ったんだい?割と長い距離を走ったと思うんだけど………」

 

八幡「そうだな………大体30分走ってるから、まぁ大体3,000〜4,000mってところだな。」

 

フジ「そ、そんなに走ってたんだ……」

 

八幡「大体だけどな。けど帰りもあるからな?まっ、此処は家から近い場所だから、帰りにはあまり時間かからないから安心しろ。」

 

フジ「うん、分かったよ。」

 

 

八幡さんの言っていた通り、帰りは10分程度で着いてしまった。もう少し八幡さんと一緒の時間を過ごしたかったけど、仕方ないよね………

 

 

ーーー家・居間ーーー

 

 

八幡「今ボイラー付けたから、フジ先に入れ。少しの汗でも身体冷やしたら危ないからな。」

 

フジ「いいのかい?八幡さんは?」

 

八幡「俺は後でも大丈夫だ。走る前にストーブ付けといたからそれなりにあったかいからある程度は平気だ。だから遠慮せず行ってこい。」

 

フジ「……じゃあお言葉に甘えさせてもらうよ。あっ、覗いちゃダメだよ?」

 

八幡「シービーみたいな事言うな、早よ行け。」

 

フジ「あははっ!」

 

 

そして私はシャワーを浴びて、少しの間ゆっくりする事にした。その間八幡さんもシャワーを浴びて、私と同じように寛いでいた。日もようやく昇って来たところだからちょうど良かったかもしれないね。

 

 

ーーー数分後ーーー

 

 

ガチャッ

 

 

おや、誰か来たみたい。

 

 

シービー「あっ、居た八幡♪おっはよう!それと明けましておめでとう〜♪今年最初のハグだよ〜!」ダキッ!

 

八幡「新年になっても変わらないね、君は。今年もよろしくね。」

 

シービー「部屋に行ったらさ、八幡居なかったから何処に行ったのかなぁって思ってたら起きてたんだ。」

 

フジ「5時くらいに起きた私よりも早く起きてたんですよ。それで半くらいに降りて来たら普通に居たからビックリしましたよ。」

 

八幡「ていうか待て、お前俺の部屋に何しに行ったの?新年の挨拶?」

 

シービー「それもあるけど、せっかくなら一緒に寝ようかなぁって♪」

 

八幡「なぁフジ、俺は今程早く起きて良かったと思った日は無いと思ってる。」

 

フジ「あははは……そうかもね。」

 

シービー「何さその言い草は!?八幡は私と一緒に寝たくないって言いたいの!?」

 

八幡「いやそういう意味じゃなくて。もしだよ?その姿をエアグルーヴに見られてみろよ、落とされたくもない雷を落とされるところだったんだぞ?」

 

シービー「あぁ〜………うん、そうだね。」

 

 

流石のシービー先輩もお説教は嫌みたいだね。その後、続々と皆が降りて来て挨拶を済ませた後におせち料理やお雑煮なんかを食べて新年の朝を楽しんだ。

 

 

シービー「ん?なんか2人共、一緒の匂いしない?」

 

八幡「俺はシャワー浴びたから。」

 

フジ「私もお借りしたんだ。洗面用具を持って行くの忘れちゃったから使わせてもらったんだ。だからじゃないかな?」

 

シービー「……あたしも浴びて来る!」

 

エアグルーヴ「変なところに鋭いな、シービー先輩は。」

 

八幡「それ分かる、アイツなんか妙に鋭い時あるんだよ。しかもどうでもいい事に。」

 

フジ「どうでもいい事………」

 

 

 




フジ、八幡と一緒に朝の運動。
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