比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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あだ名

 

 

八幡side

 

 

八幡「なぁ、まだ付けてなきゃいかんのか?」

 

エアグルーヴ「あぁ。久々の姿なんだ、今日くらいはいいだろう?」

 

八幡「ていうかフジは何で眼鏡を持ってたんだ?スペアを買ってたってわけじゃないよな?」

 

フジ「ううん、そうじゃないよ。ははは♪さて、どうしてでしょうか?」

 

八幡「……分かるわけ無いだろ。」

 

 

もう深く聞かないでおこう……それにしても時間が過ぎる度に視線が増えてるような感じがする。この眼鏡のせいもあるのだろうが、3人のせいもあるだろうな。

 

 

八幡「なぁ?もうお茶は終わりにして家に帰らね?レース場以外でこんな視線浴びたくねぇよ。フジを抱えて控え室に行く時だけでいいんだよ、視線を浴びるのは。」

 

フジ「わ、私だってあの視線を受けるのは本意じゃないんだからね?私だって恥ずかしいんだからね///」

 

八幡「仕方ねぇだろ、動けなくなるであろう担当をその場にほったらかしなんて出来るわけねぇんだからよ。トレーナーが身体張るしかねぇだろ。」

 

フジ「………まぁ、そのおかげでダービーも菊花賞も何事も無く終われたのは確かだしね。うん、ありがとう……運んでくれて///」

 

八幡「いいって今更。気にすんなよ。」

 

シービー「あのさぁ……2人だけの空間作らないでくれる?一応あたし達4人で来てるんだから、あたしとエアグルーヴの事忘れないでもらえるかな?」

 

エアグルーヴ「全く、目の前で付き合ってもいない男女の惚気を見せられるとは思わなかったぞ。そういうのは付き合ってからやってもらえるか?」

 

フジ「べ、別にそんなつもりなんてないよ!それに……つ、付き合う予定も無いってば!」

 

八幡「何でそうなるんだよ………」

 

 

ていうか付き合うって……学生とそんな関係になれるわけ無いだろ。けど若いトレーナーの中にはそういう関係を作って数年後に結婚したって例も聞くけど、俺は無理だろ。こんな怪しい目をした奴を両親に紹介してみろ、絶対反対されるに決まってんだろ。言ってて悲しくなるな、もうやめよう。

 

 

エアグルーヴ「しかし八幡、お前がダービーと菊花賞であんな事をするとは思わなかったぞ。私の時には1度もしてくれた事は無かったというのに。」

 

八幡「お前の場合、適性外のレースはあの有馬記念だけだったし、スタミナ重視のトレーニングもやってたからある程度は耐えられると分かってたからな。証拠にレース終わった後も歩けてただろう?」

 

エアグルーヴ「……確かにな。私にそのチャンスがあるとすれば3,000m以上のレースでなければならないという事か。ふっ、無理そうだな。」

 

シービー「それ言ったらあたしなんてチャンスすら無いんだけど?」

 

八幡「短距離レースをトップスピードで走り切ればもしかしたらあるかもしれないぞ?適性外でトップスピードだからあるかもしれないぞ?」

 

シービー「……八幡!あたしのデビュー戦、短距離に「残念ながらデビュー戦は2,000mで決まってます。」むぅ〜!」プクゥ∼

 

フジ「あ、あはは……残念でしたね?」

 

シービー「フジだけズルいなぁ〜。」

 

 

てかズルいって何だよ……あれは不可抗力みたいなもんだろ。だって歩く力すら無い状態だったんだから。

 

 

エアグルーヴ「しかし、今のところはフジだけにしか八幡に抱えられる特権は無いようだな。」

 

フジ「でも、これから増えるかもしれないよ?ほ、ほら!バクシンオーは短距離だし、モーリスもマイル適性だからもしかしたらってあるじゃないか!」

 

シービー「うぅ〜ん……モーリスはともかく、バクシンオーは無いと思うなぁ。なんかレース終わった後、バクシンとか言って控え室に走るか、サークル内で変な踊りしそう。」

 

エアグルーヴ「……否定出来ませんね。それにモーリスはあのような性格ですし、八幡から撫でに行くと思います。」

 

シービー「分かる〜なんかモーちゃんって可愛いんだよね〜。居たら愛でたくなっちゃうっていうのかな?あんまり出来ないけど。」

 

 

モ、モーちゃん?

 

 

フジ「なんかモーリスとライスにだけレースの後に頭を撫でてそうだよね。バクシンオーは可能性が無いとして、アルダンはどうかな?」

 

エアグルーヴ「……どちらとも言えん存在というのは怖いものがあるな。」

 

シービー「確かに。それに八幡とも距離近いし、八幡の妹枠に入ってるもんね〜。もうこの際だからさ、レース終わったら頭撫でてよ。」

 

フジ「あっ、それ良いですね!それにご褒美だって欲しいですからね♪」

 

八幡「いや、なんで俺がレース後に頭撫でる方向になってんの?モチベアップの為ならやるのもやぶさかじゃないが、欲を満たす為ならやらないからな?」

 

エアグルーヴ「八幡、ルールとしては勝った場合のみにしろ。勝っても負けてもこの形にしてしまっては意味が無くなってしまう。」

 

八幡「いやだから何でそうなるんだよ、やらないって。レース終わって頭突き出されても困るだけだからな?お前達もやるなよ?」

 

 

それよりも、俺はさっきのモーちゃんってあだ名が気になって仕方ないんだが?

 

 

八幡「ていうかさっきのモーリスのあだ名は何?モーちゃんって何?俺初めて聞いたんだけど?」

 

シービー「え?良いと思わない?モーリスじゃあなんか固いかなぁって思ったからさ、ちゃん付けしようにもそのままだったら変わらないから短縮してちゃん付けしようって決めたんだ♪」

 

八幡「お前の独断かよ……」

 

 

※因みに僕はライスの事を偶にライちゃんって呼んでます。

 

 

フジ「八幡さん、シービー先輩みたいにいきなり呼ばない方が良いからね?」

 

八幡「いや、しないって。それよりモーリスに本当にそう呼ばれてるかどうかを確認したいくらいだ。」

 

 

 




モーリス=モーちゃん
ライス=ライちゃん
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