フジside
エアグルーヴとシービーが変な提案をしたせいで全くリラックス出来ないよ………もぉ〜何でこんな目に?私は別に何もしてないって言うのに!きっと2人なら何もしてないのが問題だって言うんだろうけど、人には人のペースがあるんだから良いじゃないか!
それに、2人の圧を何となく感じるから八幡さんの傍から離れる事が出来ない……因みに八幡さんはというと、本を読んでる。
フジ「……///」
八幡「………」ペラッ
エアグルーヴ「………」ジィ∼
シービー「………」ジィ∼
何でそんなに見て来るのさぁ〜!やるよ!やるけど今はダメでしょ?だって八幡さん本読んでるんだから邪魔は出来ないでしょ!?まだしなくてもいいだろうっ!?
八幡「……ん?エアグルーヴとシービーは何でこっちを見てんだ?あんな遠巻きに。」
フジ「さ、さぁ〜何でだろうね?ところで八幡さん、今は何を見てるんだい?」
八幡「長距離トレーニングに関する本だ。と言っても過去に読んだ奴を見返してるだけなんだけどな。お前達にとってはあまり面白味の無いものだと思うぞ。興味持つといったらハヤヒデくらいだろう。」
フジ「あはは、でも彼女なら喜びそうだね。でもどんな事が載ってあるんだい?」
八幡「トレーニングの内容は当然として、脚の使い方とか適切な人数、ペース配分や姿勢、数をあげたらキリが無いくらい記載してある。この前の菊花賞があっただろ?それに向けてのトレーニングはこれを参考にしたのが多い。」
フジ「へぇ〜……じゃあ私はその本と八幡さんのおかげで勝てたって事だね。」
八幡「半分正解だ。」
フジ「え?違うの?」
八幡「正解はお前とトレーニングに協力してくれたメンバー達のおかげ、だ。ライスが居なかったら長距離のトレーニングは不充分だっただろうし、お前が本気で勝ちたいって思わなかったらここまでのトレーニングは出来なかった。」
フジ「……でもさ、八幡さんがこういうトレーニングを作ってくれなかったらもっと勝てる可能性は無くなってたと思う。だから正解はわたしが本気だったのと八幡さんとメンバーが協力してくれたから、だよ。」
八幡「……調子の良い事言いやがって。俺を褒めたってこんな事くらいしか出てこないぞ?」ナデナデ
フジ「っ!!」
あ………な、撫でられてる?
フジ「や、やめてよ八幡さん……ご家族の前なんだから恥ずかしいじゃないか///」
八幡「……お前って人にするのは平気なのに、自分がされるのは耐性無いんだな。」
フジ「か、返す言葉も無いよ……///」
で、でも1つはクリアしたよね!触るはクリアしたよね!?八幡さんからとはいえ触る事は出来たんだからいいよね?でも後の2つってどうしたらいいの?
けど今は割と距離も近いからチャンスでもあるわけだ。出来るなら抱き着くもしたいけど………さ、流石に此処で場所でやるのはって気持ちが勝っちゃう///
小町「お兄ちゃん、今日はフジちゃんとイチャイチャする日なの?」
フジ「イ、イチャ!?///」
八幡「おい、急に何だ?」
小町「いやだってさ、日によって違う子と仲良くしてるんだもん。そうなのかなって思っちゃうじゃん。」
フジ「い、いえ!決してイチャイチャしているわけではありませんからねっ!?///」
小町「ホントかなぁ?でも今日はフジちゃんの方がやけに距離が近い気がするんだよね〜気のせい?」
フジ「気のせい……です///(シービー先輩が指示したせいですよ!だからこうするしか無いんです!)」
小町「そうなの?」
うぅ、嘘をつくのは流石に気が引けるなぁ……でも2人が未だに睨んでくるんだけど!?何でなの!?良いでしょ別に!1つはクリアしたんだからっ!!
フジ「あっ、八幡さん飲み物無くなってる。コーヒー飲む?淹れて来るよ?」
八幡「ん、じゃあ頼む。砂糖2つとミルク持ってきて貰ってもいいか?」
フジ「うん、分かったよ。」
ふぅ……少し落ち着こう。さて、これからどうしようか?このまま八幡さんの近くをキープするのは当然として、これからどう行動したらいいか分からない。残ってるのは抱き着く、膝枕の2つ。どっちも難易度はかなり高い………
とりあえず今はコーヒーと砂糖とミルクを持って行こう。まだ時間はあるから、ちょっと考えてみよう。
フジ「はい八幡さん、お待たせ。」
八幡「あぁ、悪いな。」ペラッ
フジ「このくらい何でもないよ。」
シービー「むぅ〜……あたしもっ!!」ダキッ!!
八幡「うおっ!?な、何だ!?」
シービー「あたしも八幡とイチャイチャしたい!!八幡とフジの2人だけズルい!!」
八幡「は、はぁ?」
フジ「ちょっ!?シービー先輩何言ってるんですか!?さっき膝枕してたのは誰ですか!/////」
シービー「あたしも八幡に撫でられたいっ!!」クワッ‼︎
八幡「え、ええぇ………」
フジ「それ完全に先輩の欲望じゃないですか………」
シービー「八幡!ナデナデして!!フジにもしていいからナデナデして!!」
八幡「それよりも腕を放せよ、そうじゃないと撫でられないだろう。」
シービー「オッケ~♪」ダキッ!!
八幡「お前ねぇ………」
シービー「腕は放したもぉ〜ん♪身体に抱き着いてるだけだもぉ〜ん♪」
八幡「くそ、俺の得意な屁理屈を言うとはな………」
その後、シービー先輩のノリを逃すまいと私も八幡さんに抱き着いた。凄く恥ずかしかったけど、クリアの為だからね!でもこれで自分からやったから2つクリアだね♪
シービー、敵に塩送っちゃいましたね。