比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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フジの踏ん張り所

 

 

八幡side

 

 

シービー「お世話になりました♪」

 

エアグルーヴ「数日間、本当にありがとうございました。とても良い日を送らせて頂きました。」

 

凛「良いのよそんなの。またいつでもいらっしゃい、息子に関する愚痴ならいつでも聞いてあげるから。」

 

八幡「おいそりゃどういう事だ?」

 

凛「そのままの意味よ、放浪息子。また年内には1回くらい帰って来なさいよ?また年末とかに帰って来たら許さないから。」

 

八幡「……分かったよ。」

 

フジ「では皆さん、お元気で。」

 

尚人「レース、頑張るんだよ。」

 

小町「応援してるからね〜♪」

 

 

年が明けて2日が経ってトレセン学園へと帰る予定の日となり、今見送られてる最中だ。年内にまた帰って来いなんて無茶言いやがる。そんな暇、簡単に作れるわけねぇってのに。

 

 

ーーー車中ーーー

 

 

シービー「何かあっという間に感じたね、3泊4日ってちょっと長いって思ってたけど、意外とすぐ終わっちゃったなぁ〜。」

 

フジ「そうですね。次に行く時はもっと多く日を取っても良いかもしれませんね。八幡さんはどう思う?」

 

八幡「俺に振られてもなぁ………まぁでも、次来る時はこのメンバー以外も連れて来ないとな。もしくは行けなかったメンバーで行くかのどっちかだな。」

 

シービー「えぇ〜八幡の意地悪〜!よし、それじゃあ皆で行こうっ♪」

 

 

もう次来る時の話をしてるよ……まぁ帰省出来て良かったとは思ってる。久々に親の顔が見れたしな。そんなに見た覚えは無いんだけどよ。

 

 

エアグルーヴ「八幡、帰ってからすぐにトレーニングを始めるのか?それとも数日空けるのか?」

 

八幡「あぁ〜それ決めかねてんだよな。他のメンバーなら学園に戻っててもおかしくないと思ってるけど、休み取ってまだ4日だからな。もう少しゆっくりしても良いんじゃないかっていう風にも思ってんだよ。」

 

フジ「じゃあ皆に聞いてみたらいいんじゃないかな、すぐに始めるかもう少しお休みを取るかって。その方が現実的だしね。」

 

シービー「因みにあたしはどっちでもOK〜♪」

 

八幡「出たよ、出されたら1番困る回答の1つ。」

 

 

けどまぁそれにするか。学園に着いたらメールで全員に聞いてみよう。シービーみたいな答え出したら、語尾に必ず『〜ですわ。』を付ける罰ゲームにしよう。

 

 

ーーートレセン学園ーーー

 

 

八幡「よし、着いた。2人は寮に帰るとして……シービー、お前はどうする?家帰るか?」

 

シービー「ん〜やっぱり八幡の家に「却下だ。」一緒に〜って良いじゃん別にっ!」

 

八幡「いいわけあるか、アンポンタン。というわけでエアグルーヴ、フジ、連れてっていいぞ〜。」

 

エアグルーヴ「承知した。ではシービー先輩、行きましょうか。」

 

フジ「じゃあ行きましょうか〜。」

 

シービー「ちょっ、待って〜!」

 

八幡「……さて、俺も一応メールして返って来るのを待つか。」

 

 

ーーーカフェテリアーーー

 

 

葵「あっ、比企谷君!明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!」

 

同期1「明けましておめでと〜!」

 

「明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!」

 

八幡「ん、明けましておめでとう。今年もよろしく。新年早々に女子会か?」

 

同期1「そんなところ。混ざっちゃダメだよ〜?」

 

八幡「混ざらねぇから安心しろ。」

 

「先輩はどうして此処に?」

 

八幡「いや、別に用ってわけでもないが、暇つぶしにな。メールの返信待ちってところだ。」

 

同期1「……もしかして彼女?」

 

八幡「ちげぇよ、チームメンバーからだよ。明日のトレーニングについて送っといたんだよ。」

 

葵「チームですかぁ……やっぱり私達の中で1番の出世頭ですよね、比企谷君って。」

 

同期1「あぁ〜それ分かるよ。配属してからは比企谷君と葵ちゃんの2人だけの担当持ちで、エアグルーヴで最優秀ジュニアにクラシック、シニアを連続受賞に加えて無敗のままトリプルティアラと秋のシニア3冠だもんね〜。しかも2人目のフジキセキで同じ最優秀ジュニアとクラシックを受賞して無敗の3冠まで獲ってさ。最優秀トレーナー賞だって去年の合わせたら3年連続受賞でしょ?なんかもう置いてかれてるよね、私達。」

 

「す、凄いですよね、先輩の経歴。たった4年でピカピカですよ………」

 

八幡「なんか皆してよく言うが、俺の力なんて3割くらいだ。全ては頑張ってるウマ娘が努力と想いで紡いだ結果だと俺は思ってる。幾ら凄い技術や知識を身に付けていたってそれを発揮出来ないんじゃ、意味が無いんだからな。」

 

葵「……やっぱり説得力が違いますね。」

 

八幡「一応、それでここまでやって来たからな。その分、敵もそれなりに居たけどな。最初から色々とやらかした結果かもしれないな。今は良い方向に転がってるから良いんだけどよ。まぁでも、目的が分かってたら尚良いかもな。それに向かって突っ走ればある程度の光や道は見えて来るからな。」

 

 

エアグルーヴでそれを学んだからな。実際にジュニアクラスの時に阪神JFを選んで正解だったと思ってる。もしホープフルSを選んでたらまた違っていただろう。

 

 

「成る程、目標ですか………次のトレーニングの時にでも担当の子に聞いてみよっと!」

 

八幡「それが良いだろう。」

 

葵「あっ!比企谷君に聞きたかったんですけど、フジキセキさんの次走が阪急杯って本当なんですか?アレってフジキセキさんが提案した事なんですか?」

 

八幡「いや、阪急杯は俺が提示した。最大の目標は3月末の高松宮記念だ。」

 

同期1「短距離のレースじゃん!前走って菊花賞でしょ!?真逆の距離適性だよっ!?」

 

八幡「あぁ、だがこれはフジから言った事だ。俺はそのレースに出る条件として阪急杯を選ばせたってところだ。阪急杯で1着を獲れなければ、高松宮記念は出走させないつもりだしな。本人もそれを了承してる。」

 

「ス、ステップレースでも1着を獲れなければ出さないんですね……」

 

八幡「当然だ、目指してるのはGIの勝利だ。幾らGⅢでもそこで負けてしまったら勝つ可能性ってのはほぼ無いに等しい。今のフジはそのくらい厳しくしないと短距離を走れない。」

 

 

だからこそ、チームの短距離のバクシンオー、マイルのモーリスの全面的な協力が必要不可欠になる。フジ、最初から踏ん張り所だからな。

 

 

 




八幡……うん、最初から現在までやり過ぎですね。

フジも高松宮記念出走の為に頑張れ!
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