比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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ドッキリ?

 

 

八幡side

 

 

先生とプロフェッサーが来てから1週間、高松宮記念も今週となりトレーニングも追い切りの段階だ。先生達もトレセン学園に来て俺のトレーニングを見たり、日本の街並みとかを見に行ったり、俺を振り回したりと物凄く濃い1週間を過ごした………

 

にしてもエアグルーヴやフジの言っていた今年配属予定の新人の女性トレーナー達は見えなくなった。流石に準備もあるだろうからな、それで来なくなったのだろう。だがそれが先生達が来る前で良かった……もし先生達が居たら、相手を威圧しかねないからな。

 

そんで今はトレーニング後で学園から家に帰る予定だ。因みに今日は先生達は都内を見て回っている。一応もう正体は知られているから騒がれたりしてなければいいんだが。でも、一昨年の事だしなぁ………

 

 

八幡「………お前はまた待ってたのか。」

 

シービー「良いじゃん、だって八幡と一緒に帰れるんだもん♪」

 

八幡「お前は1人暮らしだからって………」

 

シービー「ふふぅ〜んっ♪」

 

八幡「ドヤるな。」

 

シービー「さぁ行こう八幡!我々のホームにっ!」

 

八幡「お前と俺のホームは違う場所だからな?」

 

 

ーーー八幡の家ーーー

 

 

八幡「アイツは本当に………待つなとは言わないが、毎度俺を待つのはどうなんだ?自分の事に時間を費やすべきだろうに。」

 

 

ガタッ

 

 

八幡「ん、先生達はまだ帰ってないか。この時間に帰ってないって事は……今日は外食か?それなら俺に連絡くらいは入れると思うが………」

 

 

まぁいい、今日は1人だな。だが少しありがたい、少し高松宮記念について考えたいしな。対策はフジにも伝えているが、不充分かもしれないしな。

 

 

八幡「はぁ……こんな不安、菊花賞以来だ。」

 

フジ「そうだよね、不安だね〜。」

 

八幡「あぁ、本当に………うおっ!?」

 

フジ「やぁ、八幡さん♪」

 

八幡「フジ!!おまっ……どうやって此処にっ!?」

 

フジ「実は先生達と少しだけ、ね。」

 

八幡「……成る程、それで先生達が居ないのか。という事は今日は泊まりか?」

 

フジ「まぁ、そんなところかな。迷惑かい?」

 

八幡「迷惑とは言わないが、何でお前達は俺の知らないところで何かを企てる事が多いんだ?即断なんてしないから相談くらいしてくれよ……」

 

 

ホントマジでビックリした……

 

 

八幡「……取り敢えず先生に1本入れてもいいか?」

 

フジ「うん、どうぞ。」

 

 

さて、少しお話を………

 

 

ーーー外ーーー

 

 

八幡「それで?手を回したのは先生ですか?」

 

タリアト『今回の件か?いいや、我が師だ。フジと何かを話していたようだしな。』

 

八幡「あの喫茶店の日の時ですか?」

 

タリアト『何やら意気投合したような顔をしていたのでな、何を企んでいるのかは分からんが、これもその1つだろう。フジの事は受け入れてやれ。』

 

八幡「最初からそのつもりですけど、何で秘密にしたがるんでしょうね?」

 

タリアト『いつかにも言った言葉だが、女は秘密が多いからな。知ろうとすればキリが無いぞ?』

 

八幡「俺には無縁ですね………」

 

タリアト『それはどうだろうな?お前にも分かる時が来ると思うぞ?』

 

八幡「来ますかね、そんな時……」

 

タリアト『ふっ……それはさておき、そろそろフジの元に行ってやれ。あまり女を1人で待たせるものではないぞ。』

 

八幡「はい、では失礼します。」

 

 

ふぅ………戻るか。

 

 

ーーー居間ーーー

 

 

八幡「……取り敢えず、理解はした。」

 

フジ「ごめんよ八幡さん、今日は厄介になるよ。」

 

八幡「あぁ。来るのは去年以来だったな。フジは俺が来るまでずっと待ってたのか?」

 

フジ「うん、まぁね。ドッキリだったからね。」

 

八幡「レース近いんだから変な事するなよ……ていう事は晩飯食ってないんだろ?」

 

フジ「あはは……」

 

 

空笑いすんなよ………

 

 

八幡「じゃあまずは晩飯だな。適当に作るから期待はするなよ?」

 

フジ「うん、期待して待ってるよ!とは言わないよ、何か手伝える事は無いかい?お世話になるからそのくらいはさせてよ。」

 

八幡「……お前達って家来るのは躊躇しないくせにそういうところはちゃんとするよな、何で?」

 

 

というやり取りを調理中もやりながら、俺達は夕食作りに取り掛かっていた。にしてもフジの為にここまでするか?どういうつもりなんだ、先生達は?

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

八幡「よし、出来たな。」

 

フジ「うん、出来たね♪」

 

八幡「じゃあ、食うか。」

 

フジ「うん♪」

 

 

………

 

 

フジ「あれ、どうしたの?」

 

八幡「聞いていいか?何で隣に居るんだ?」

 

フジ「うん?何か困る事でも?」

 

八幡「いや困る事は無いけどよ……ほら、向かいじゃなくていいのか?」

 

フジ「シービー先輩を見てると少し良いなぁ〜って思う時があるんだ。それでちょっと私もね。」

 

 

何がちょっとなんだよ……お願いだからシービーに毒されんなよ、お前まで抱き着き癖ついちまったらストッパー誰も居なくなる。別にフジがストッパーってわけじゃないけどよ。

 

 

八幡「まぁいいや、好きにしたらいい。」

 

フジ「うん、そうするね。それじゃあいただきます!」

 

八幡「ほい、召し上がれ。」

 

フジ「えっと……た、食べさせようか?」

 

八幡「シービーの影響もろに受けんじゃねぇよ。」

 

 

 




フジさん、あの……それ不法侵入じゃ……
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