比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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少しの進展

 

 

フジside

 

 

あれ、私……いつ寝たんだっけ?眠りについた記憶が無い………でもあれから眠れたんだよね?それならまぁいいか。でも不思議な感覚だなぁ……ずっと此処に居たいって思えてしまうんだよね。シービー先輩もこんな感じだったのかな?八幡さんの布団だから?それも何か違うよう………ちょっと待って?八幡さんの布団……そうだ!私は今八幡さんの布団で寝てるんだった!だからずっと居たいって思っちゃうのかな?でもそれじゃあ何だろう、この包まれているような感覚は?確かこれは……そう、ダービーと菊花賞の時と似ている。

 

 

フジ「………」パチッ

 

八幡「すぅ……すぅ……」

 

フジ「っ!!?/////」ビクッ!!

 

 

え、えええぇぇぇぇぇ!!!?わ、私ずっと八幡さんと向き合って!!?しかも八幡さん、私を抱き寄せてるよぉ〜!!私も私だよ!!なんか縮こまってるし!!さり気なく八幡さんの服摘んじゃってるし!!何してるのさ私は〜!!/////

 

で、でも逆に考えたらこの状況って凄く良いよね?だって……何だか恋人みたいじゃないかい?折角だし八幡さんが起きるまでこのまま………い、良いよね!?寝てる八幡さんを起こすのは気が引けるし、ちょっと寝過ごすくらいなら……ね?

 

 

フジ「………ね、寝てるんだし良いよね?///」

 

フジ「………///」スンスン

 

 

あぁ………八幡さんの匂いがする………

 

 

ーーー数分後ーーー

 

 

八幡「……んん、んぁ?朝か………ん?」

 

フジ「お、おはよう八幡さん……///」

 

八幡「……っ!あ〜悪い、すぐ離れ「い、嫌じゃないから離れなくてもいいよ!」いやいや、そういうわけにもいかないだろ。それよりも今何時だ?」

 

フジ「確認はしてないから分からないんだ。」

 

八幡「そうですか、今は……6時半か。この時間になったらランニングは無理だな。フジはどうする?もう起きるか?」

 

フジ「もう少しこうしてたいけど、時間も無いしね。起きようか。」

 

八幡「んじゃ着替えてから朝飯の準備でもするか。ところでフジ、そろそろ摘んでる部分離してくれないか?出ないと俺が起きられないんだが?」

 

フジ「あ……ご、ごめん/////」

 

 

少し慣れて来たと思ってたのに………うぅぅ/////

 

 

ーーー1時間後ーーー

 

 

八幡「よし、出るか。」

 

フジ「うん、行こうか!」

 

八幡「それにしてもプロフェッサーはともかく、先生がよく何も言わなかったもんだ。先生ならこういうの反対してくるもんだと思ってたんだが。」

 

フジ「……確かに。タリアトさんは厳しい方って八幡さんから聞いてるから、今回のお泊まりに賛成したのも何か理由があるんじゃないかな?」

 

八幡「だが分からんな……まぁ分からない事をあれこれ考えても仕方ない。今は目の前の事に集中だな。」

 

フジ「目の前の事?」

 

八幡「1年前にもあったろ?お前がウチに最初に泊まりに来た時だよ。エアグルーヴが家で待ち伏せてたろ?今回は無いって思ってるのか?」

 

フジ「あぁ〜………待ってるかもね。それともしかしたらシービー先輩も居るんじゃない?毎朝一緒でしょ?」

 

八幡「あり得るんだよなぁ………まぁ何言っても始まらん。はい、オープン。」

 

 

ガチャッ

 

 

シービー「はっちまん、待ってたよ〜………ってフジ!?何で八幡の家に居るのっ!?」

 

八幡「昨日は泊まりにな。別に理由も無しに来たわけじゃないぞ?高松宮記念の事で対策の事も話しておきたかったからな。というよりもそれがメインだったからな。」

 

シービー「つ、つまり今回は八幡も合意の上でのお泊まりだったって事?」

 

八幡「まぁそうなるな。」

 

シービー「………ズルいっ!!」

 

八幡「お前は二言目にはそれだな……」

 

フジ「で、でもシービー先輩。今回はレースの事での相談や走り方を含めてのお泊まりだったので、シービー先輩が考えている程の展開は無いですよ?」

 

シービー「そういう問題じゃない!八幡のお家に泊まっただけでズルいの!!」

 

フジ「そ、そうですか………」

 

シービー「八幡、あたしは怒ったからね!!もう怒った!!今日はもう抱き着いてやるっ!!」ダキッ!!

 

八幡「いつもと変わらないだろ………」

 

フジ「じゃあ私もご相伴に預かろうかな?」ギュッ

 

八幡「フジ、お前まで……」

 

フジ「いいじゃないか。それに春が近付いてきたとはいえ、まだ寒いからね。暖めるならこっちの方が良いでしょ?」

 

 

うわああぁぁぁ!私何言ってるの!?平然と言ってるけど、心の中ではもうバクバクだよ!!まだ寒いからっていうのは事実だけどさ!

 

 

八幡「はぁ……もう勝手にしろ。だがエアグルーヴに見つかって説教されても俺は知らないからな?」

 

シービー「良いもん、巻き込むから!」

 

八幡「なお悪いわっ!!」

 

シービー「ほら行くよ2人共、遅刻しちゃうよ!遅刻なんてしたらエアグルーヴにもっと怒られちゃう!」

 

八幡「確かにそれはそうなんだが、お前はエアグルーヴをどういう風に見てるんだよ。」

 

フジ「まぁ怒られるのは嫌だしね。それにエアグルーヴにはお礼をしなきゃいけないし、早く学園に行くのは賛成だね。」

 

 

 




フジ、少しは成長?
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