比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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お昼時間とお友達

 

 

フジside

 

 

フジ「やっぱり八幡さんの作る料理は美味しいなぁ〜冷めてもこの味を保てるなんて羨ましいよ。あっ、私のお弁当のお味はどうかな?」

 

八幡「あぁ、フジの弁当も美味い。」

 

フジ「ふふっ、それは良かった♪シービー先輩はどうですか?」

 

シービー「うん、2人のお弁当やっぱり美味しい♪なんかあたしのがレベル低く思えちゃうんだよね〜。」

 

八幡「いやいや、最初の頃に比べたら明らかに上達してる。大雑把なお前にしてみれば良い感じに弁当になってる。」

 

シービー「弁当になってるって何!?最初は弁当じゃなかったって事!?」

 

八幡「例えの話だ、例えの……あむっ。」

 

 

へぇ〜……シービー先輩の最初のお弁当ってそんなにレベルが低かったのかぁ………

 

 

八幡「ふぅ、美味かった。ご馳走さん。」

 

フジ「ご馳走様でした。」

 

シービー「ご馳走様でしたっ♪」

 

八幡「さて、じゃあ俺は「お昼寝タ~イムッ♪」……ですよね〜。「じゃあ八幡さん、いつも通り肩をお借りするよ。」はいよ。」

 

 

最近のお昼休みの楽しみはシービー先輩が前々から楽しんでいたお昼寝なんだ♪シービー先輩は八幡さんの膝を使ってるから私はソファーに座って八幡さんの肩に頭を、そして身体を寄せて少しの眠りにつく。でもこの少しの惰眠が幸せに感じるんだよね。

 

 

ーーー数分後ーーー

 

 

シービー「いやぁ〜!やっぱりお昼寝した後って気持ち良いんだよね〜♪ん、スッキリ!」

 

フジ「とても良い気持ちになりますよね。」

 

八幡「なぁ?お前達はスッキリするかもしれないが、見返りが何も無い俺に何か言う事とかは無いのか?」

 

シービー「え?だって滅多に無いよ?女子学生から膝枕と肩枕を要求される事って。」

 

八幡「その滅多に起きない事が長い事続いているんだが?それはどう説明すんだ?」

 

シービー「ん〜……役得?」

 

八幡「それで納得すると思うか?」

 

フジ「八幡さんは嫌かい?私達に枕にされるのは?」

 

八幡「嫌とは言わんが、身動きが取れないからお前達が起きるまで地獄だ。」

 

シービー「じゃあベッドを用意しないとっ!!そうすれば八幡も私達も快適な眠りにつけるよ!!」

 

八幡「んで?ベッドを用意したとしよう。眠りました、熟睡して授業に遅れたら?」

 

シービー「……八幡、責任って取ってくれるよね?」

 

八幡「取らねぇよ、お前の責任だ。それだったら俺はソファの方がまだマシだ。」

 

フジ「私は良いと思うけどなぁ。それに寝坊しないように携帯や目覚まし時計でタイマーでも付けておけば良いんじゃないかな?」

 

八幡「そう言ってお前もベッドで寝たいだけなんじゃねぇのか?」

 

フジ「うん?違うよ?私は八幡さんとベッドで寝たいんだよ?」

 

 

八幡さんと、の部分が1番大事だよ。ただ寝るだけなんてつまらない事はしないよ。

 

 

八幡「ほら、お前達もそろそろ教室に戻っとけよ。遅れましたなんてシャレにならんぞ。」

 

シービー「はぁ〜い。じゃあ八幡、放課後にね!」

 

フジ「授業頑張って来るよ。」

 

 

もう一頑張りだね!そしたらトレーニングだ!

 

 

フジsideout

 

八幡side

 

 

八幡「何だかなぁ……フジのあの距離感はどうしたものか。あんな急にくっつくようになるものか?」

 

 

シービーに対抗して……っていう事では無さそうだが、よく腕に抱き着いたり、手を握ったりして来るようになっている。

 

 

八幡「何か対応策を考えておいた方が良いんだろうか?それともこのままうおっ!?」

 

 

な、なんか頭の上に……こののしかかられてる感触、まさかお友達?

 

 

八幡「おい、お友達か?」

 

お友達『………っ!!』グイグイッ!

 

八幡「なんか久しぶりだな、去年の菊花賞前日以来か?見えんかったけど。ていうかアホ毛引っ張んな。地味に痛い。」

 

お友達『〜っ!!』ケラケラ!!

 

八幡「けど何でだろうな?一応聞くけど、お前って幽霊なんだもんな?なのに悪意を一切感じないってのが凄いよな。敵意が無いからか?」

 

お友達『っ!!』コクコクッ!!

 

八幡「良い霊で良かったわマジで。お友だちが良い奴だって後でカフェに言っとくな?」

 

お友達『っ〜!!』ポンポンッ!

 

 

うん、確実に伝えよう。イタズラはするけど他人が本当に嫌だって思う事は絶対にしないからな。俺の経験上無いってだけなんだけどな。

 

 

お友達『………?』ナデナデ

 

八幡「ん?どうした?ていうかカフェの所には帰らないのか?自由時間?」

 

お友達『っ!』ブンブンッ!!

 

八幡「違うかぁ………もしかしてこの時間はいつもこんな感じって事か?」

 

お友達『っ!!』コクコクッ!!

 

八幡「ふぅ〜ん……成る程な。そういえばお友達、お前って食べ物の味って分かったりする?」

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

お友達『〜っ!!』ホワホワ∼‼︎

 

 

分かる……なんかすげぇ嬉しそうっていうか、楽しそうっていうか、とにかく凄い明るいオーラを感じる。姿は見えないから分からないが、カフェと瓜二つって言ってたからカフェで想像するが、カフェがすげぇ嬉しそうに頬押さえてるのを想像してる。

 

 

ガシッ!

 

 

八幡「え?お、おぉう……」

 

お友だち『っ!!』ユサユサッ!!

 

八幡「分かった分かった、もっと用意するから少し待っててくれ。」

 

お友だち『っ!!』ブンブンッ!!

 

 

でもこの料理、幽体のお友だちは通して食べてるだけだから実際に減ってないんだよなぁ………よし、オグリとスペに食べてもらおう。

 

 

 




ーーーおまけーーー

カフェ「え、トレーナーさんの料理?」

お友達『っ!!』コクコクッ!!

カフェ「ご馳走になったの?良かったね。美味しいって評判だから。」

お友達『〜っ!!』グイグイッ!!

カフェ「え、私も?今はいい。お腹減ってないし、トレーニング中だと思うから。」

お友達『………』ショボーン…

カフェ「また今度、お願いしてみようね。」

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