比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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やらかしと依頼

 

 

八幡side

 

 

八幡「………」

 

タリアト「………」

 

マンノウォー「む、むぅ………」

 

八幡「………先生、プロフェッサー、もう何となくお分かりだと思うんですけど………なんて事してくれたんですか、ホントに。」

 

タリアト「いや、その……済まん。私も久々に熱くなり過ぎた。」

 

マンノウォー「ち、違うのだぞ八幡!私達は決してあんな事になるとは想像も「それは俺も同じですよ、その上で言ってるんですよ。」う、うむ……」

 

八幡「だってこの記事見ました?もうあり得ない事書かれてますよ?レースの評価もそうですけど、内容が………」

 

 

『【ビッグレッド】の再来!!ウイングアロー、終始ハナ譲らず圧倒的の15バ身差!!』

 

『これがデビュー戦!!?まるでシニアとジュニアの戦い!!ウイングアロー脅威のデビュー勝ち!!』

 

『異次元の走り!!【ビッグレッド】の魂が乗り移ったか!!ウイングアロー15バ身差の完封勝利!!』

 

 

八幡「色んな記事見ましたけどね………どれもこれも重賞レースほったらかしてアローのデビュー戦の事を書かれてるんですけど?異常ですよこの事態。」

 

タリアト「……指示出しは好きに走っていいと言ったとはいえ、まさかアローがこんな大胆な走りをするとは。最初から逃げで、それも最後もしっかり伸びていた。うぅむ……師よ、やはりやり過ぎたのだろうか?」

 

マンノウォー「う、うぅむ………そうだろうな。」

 

八幡「俺もアローが帰って来た時の感想聞いた時は驚きましたよ?何だと思います?『皆遅過ぎる。』ですからね?最初は追込で行こうとしてたみたいですけど、先生が作ってたペースよりも圧倒的に遅過ぎて自分から行ったみたいですよ。俺もトレーニングは見てはいましたけど、まさかあのペースを基準にしてたなんて言いませんよね?」

 

マンノウォー「そ、それは無いぞ八幡!!我々とアローを一緒にするな!アローは正常だ!我々が普通のウマ娘よりも心肺機能が優れているだけなのだからな!」

 

 

じゃあ何でアローをあんなに魔改造しちゃったの?1年だよ?半年は俺がじっくり育てて、半年は2人に鍛えてもらった結果、驚きの生命体が生まれてしまったんですがっ!?デビュー戦だよ?デビュー戦で大差勝ちしかも15バ身って何っ!?

 

 

八幡「とりあえず、デビュー戦は勝ったから良いですけど、今後の事を考えないといけませんね。日本ではジュニアのダートレースで重賞は1つだけ、アローにとっては退屈な1年になってしまいます。これは本格的にアメリカのGⅠレースに挑戦する事も考えないと、ですよ。」

 

タリアト「ふむ、アメリカであればジュニアでもダートのレースは多くある。それにアローが挑戦するのであれば、アメリカンファラオS、シャンペンS、ブリーダーズフューチュリティ、BCデーのBCジュベナイル、この辺りが妥当だろう。」

 

八幡「全部GⅠレースですか……他に重賞レースはあるんですか?デビュー戦だけでは乏しいので、出来ればもう少し経験をさせたいんですが。」

 

マンノウォー「しかし八幡、アメリカではジュニアのダートレースは少なくないが、アローの距離適性とは合ってないレースが多いんだ。

 

八幡「………ならそのレースを目標にしましょう。けどやっぱり日本でOPレースを勝ってからの方が良いでしょうから、8月のBSN賞に出ます。それからどれにするかを相談しながら決めます。」

 

マンノウォー「そうか。まぁ今後の事はトレーナーである八幡、お前次第だ。アローと相談しながら決めるといい。判断を間違えないようにな。」

 

八幡「はい。」

 

タリアト「よし、では次だな。去年は夏合宿に参加せずに学園で過ごしていたみたいだが、今年はどうするのだ?やはり合宿に参加するのか?」

 

八幡「はい、今年は参加予定です。」

 

タリアト「ふむ……ならば八幡、その合宿に我々も参加させてほしい。と言ってもお前のサブとしてでは無い。未担当ウマ娘の、だ。」

 

八幡「俺は構いませんけど、理事長に掛け合ってみるしかありませんね。まぁ返事は1つしか無いと思いますけどね。」

 

タリアト「では八幡、君から参加の旨を理事長に交渉してはもらえないか?」

 

八幡「はい、お安い御用です。」

 

タリアト「よろしく頼むよ。さて、そろそろ君は学園に向かった方がいいだろう。良い時間だしな。」

 

八幡「そうですね、では行って来ます。」

 

 

さて、今日も頑張りますか。

 

 

ーーー理事長室前ーーー

 

 

コンコンコンッ

 

 

秋川『歓迎っ!入ってよろしい!』

 

八幡「失礼します。」

 

秋川「おぉ、比企谷トレーナー!!よくぞ来てくれた!では改めて……歓迎っ!!」

 

たづな「おはようございます、八幡トレーナー。」

 

八幡「おはようございます。朝早くすみません、折り行ってお願いがあって参りました。」

 

たづな「お願い、ですか?」

 

八幡「はい。7月から行われる夏合宿についてです。今回の夏合宿は自分を含めチームもお世話になる予定です。その手続きも済ませています。それでなのですが、自分の師であるセクレタリアトとマンノウォーが未担当ウマ娘限定でトレーニングを見るという形で参加させて欲しいと要望がありました。よければ許可願えないでしょうか。」

 

秋川「許可っ!!それはとてもありがたい事だ!それに君の師が直々に見てくれるのだから、これ程頼もしい事はない!!こちらからお願いしたい!!」

 

八幡「(やっぱ即答だ。)ありがとうございます。では先生に伝えておきます。あっ、それと出来ればでいいのですが、先生に師事されたい希望者を募って欲しいんです。そうですね………10名程度で。」

 

秋川「承知っ!!その程度の事ならば任せ「言っておきますが、ポスターとか巨大ポスターとかの募集はやめてくださいね?箱みたいなのを作ってだとか、紙とペン置いて早い者勝ち制とかで募集してくださいね?」り、理解……も、もう頬は抓られたくない。」

 

たづな「ふふふっ♪」

 

 

過去に2回もやられてるしな。まっ、自業自得だし別にいっか。

 

 

 




アロー、まさかの魔改造。

夏合宿に先生とプロフェッサーが参戦!!
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